騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood
- 富士見書房 (2009年8月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829176818
感想・レビュー・書評
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話の構成が、前半がブギーポップで後半がしずるさん、という感じに分かれています。
ブギーポップは読んだことがないのですが、それでもブギーポップがどういう設定の世界なのかこの作品の中で理解でき十分に楽しめました。
個人的にはしずるさんの分のページが少なく不満でしたがしずるさんシリーズは事件が終わってから推理、が基本ですから無理もないですね。
目次
第一章 無言の騎士
第二章 猟奇の騎士
第三章 鬼面の騎士
第四章 影絵の騎士
第五章 落馬の騎士詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よーちゃんとしずるさんが出会うきっかけになった事件。相変らず出てくる人とかにニヤニヤ。
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久々の読める上遠野浩平作品w
2人の馴れ初めが書かれている。
もしかしてしずるさんの苗字は長谷部かな?250年ぐらい生きてそうって思ったw
2023/04/07追記
あれ?みっちゃんってブリック連れて組織抜けなかったっけ?違う方だっけ?うろ覚えでもう思い出せない… -
『娯楽』★★★★☆ 8
【詩情】★★★★☆ 15
【整合】★★★☆☆ 9
『意外』★★★★☆ 8
「人物」★★★★☆ 4
「可読」★★★★☆ 4
「作家」★★★★★ 5
【尖鋭】★★★☆☆ 9
『奥行』★★★★☆ 8
『印象』★★★★☆ 8
《総合》75 B -
ブギーポップ、しずるさんと著者の他の作品への接点を持つ一つのお話。ぶきの外伝的な雰囲気で、それなりに楽しんだけど、落としどころが少々残念だった。
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著者のブギーポップシリーズと似た感じの世界と物語。異能を持つ者が狩られるが、ブギーポップは出てこない。これまで読んだことがなかったが、しずるさんシリーズの4作目のようだ。ブギーポップシリーズの刊行ペースは遅いので、しばらくはこのシリーズでも読んでみようかと思った。
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上遠野浩平で恋愛!新境地!? とおもったらわりといつもどおりでした。
しばらく上遠野作品から離れていたけれど、昔はたぶん作者の視点や立場は霧間凪に投影されていて、今はしずるさんなのかもしれないという印象。 -
いかにしてよーちゃんがしずるさんに出会ったのか、っていうお話。
やっぱりよーちゃんの名前は教えてもらえない。
前半パートを担う花車さんがなかなかいいキャラ。