図書館の主 3 (芳文社コミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832233027

作品紹介・あらすじ

「タチアオイ児童図書館」の名物は、キノコ頭で口の悪い司書・御子柴。そんな彼を慕い多くの人々がこの図書館を訪れる。それぞれの人生が交差し、そして紡がれる優しい世界。
新たなキャラも登場して、ますます世界が広がる「児童書のソムリエ・御子柴」の癒やしの物語、第3巻。

感想・レビュー・書評

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  • 司書のあり方のようなものにやんわりと触れながら進んでいく物語。うーん、御子柴君は司書のままでいてほしいなと思いながら読んでいた。妹や家族との確執もどうなるのだろうか。それにしても自衛隊まで出てきてしまったのはちょっと・・・かな。

  • 御子柴さんやっぱりいいな。
    なんだかんだ言って面倒見がいい人し、本に関しては熱くていい。
    この漫画を読むと児童書を読みたくなってウズウズする。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「児童書を読みたくなって」
      読みたいマンガの上位にいるのですが、未だ手を付けていない。何巻くらいの本になるのかなぁ~
      「児童書を読みたくなって」
      読みたいマンガの上位にいるのですが、未だ手を付けていない。何巻くらいの本になるのかなぁ~
      2013/01/09
  • 1巻が入手困難と表示されていましたので
    2,3巻を購入して読みました。
    そしたら1巻は既に読んだことを思い出しました(笑)
    気になる本は何度でもジャケ買いしちゃう傾向か・・・。
    ダブらなくてよかった・・・・。

    みこしばくん、だけでなくキャラ全般に萌えポイントはないんですが
    図書館が舞台であるということ、児童書がおおかたメインであることから
    興味を持って手に取りました。
    児童心理学にも通じます。それはキャラの背景に影響しています。

    誰でも幼いころの記憶を抱えながら大人になります。
    消せたようなつもりでいても心の中には、意識の中には残っています。
    ときどき、そんな自分を取り出して受容し
    認めて、共感して、またそっと自分の中にしまう。もしくは流してあげる。

    そんな作業の中で、本はステキに作用してくれるかもしれませんね。

  • 「ヘンゼルとグレーテル」は強盗殺人事件。
    後継者問題。
    絵本作家誕生の甘酸っぱい話。
    夏夜ちゃん、元陸上自衛官!

  • 自分が読書好きになったのは多分に親の影響があり、
    海外の作品は訳者の違うものも読んでみるよう言われたので
    ヘンゼルとグレーテルの話も知っていた。
    思えば親が司書のようなものだったのかもしれない。

    御子柴の妹のキャラは結構好きだ。
    流石にクリスマス・キャロルは早すぎると思う。笑

  • ・元々そうではあったが本の話をダシに人の話をするという色合いが強くなってきたような気がする。
    ・この巻では、クリスマス会でのパネルシアターと「クリスマス・キャロル」。外国から来た少年と「絵のない絵本」と原書と翻訳の楽しみかた。御子柴と桂と「ヘンゼルとグレーテル」と二人のしたいこと。伊崎の金子と伊崎の絵本。板谷の過去職がわかる。

    ▼タチアオイ児童図書館についての簡単なメモ(一巻目から累積)

    【あしながおじさん】金子にとって思い入れのある本。彼女いわくジュディは18歳でけっこうな年齢だった。個人的には中学生だったある早朝4時頃からたまたま読みはじめてけっこう面白くて一挙に読み終えた記憶がある。巻末の「図書館通信」でウェブスターがマーク・トウェインの姪だって初めて知った。
    【伊崎/いさき】谷岡書店の書店員。児童書担当。本を説明するとき熱くなり暴走しがち。勝手に御子柴をライバル認定していた。絵本作家志望。
    【板谷夏夜/いたや・かよ】児童図書館の元気な女性司書。司書の資格は持ってなくオーナーが気に入って図書館に勤めることになった。どうやら元自衛官のようだ。
    【うた時計】新美南吉の作品。二宮が読んだ。
    【貝の火】宮澤賢治作。夏夜に因縁のある本。《泣くな こんなことはどこにでもあるのだ それをよくわかったお前は 一番さいわいなのだ》
    【桂】→津久井桂
    【金子】宮本の部下。シングルマザーだが娘を使って宮本にアプローチをかけている。後にみずほの恋を応援する? 後に伊崎と高校の同級生だとわかる。
    【金子理沙】金子の娘。
    【夏夜/かよ】→板谷夏夜
    【神崎翔太】ちょっと乱暴な小学生。御子柴をキノコ頭呼ばわりする。父親は新聞記者。「翔大」って字やと思ってた。
    【神田みずほ】児童図書館の司書。メガネで髪の長い女性。内気でおだやかっぽい。どうやら宮本のことが気になるらしい。
    【クリス】吉川父が連れてきた少年。日本に来て以来少し狂暴に? どうやら翔太となら言葉は通じなくても意思疏通ができているようだ。
    【クリスマス・キャロル】御子柴が幼い桂にあげた本。
    【高坂/こうさか】谷岡書店の書店員。熱くなりがちな伊崎のフォローをしているやさしげな男。目が筋。
    【幸福の王子】御子柴が子どもの頃に読んだ。
    【小手川葵】児童図書館のオーナー。品がよく茶目っ気のある老女。一流企業小手川グループの会長。
    【翔太】→神埼翔太
    【少年探偵団】翔太がしばらくハマっている。
    【杉下真奈】神埼翔太と同じクラス。翔太はどうやら意識しているらしい。
    【宝島】神埼翔太が読んでかなり熱中した。
    【タケシ】神埼翔太の友人。
    【タチアオイ児童図書館】舞台となる私設図書館。小手川葵がオーナー。古い公民館を改築した。
    【谷岡書店】伊崎や高坂が勤める書店。タチアオイ児童図書館が本を仕入れている。児童書が充実している(伊崎のおかげ?)。
    【津久井桂】桐ヶ谷高校児童文化研究部の3年。黒髪ロングの美少女。実は御子柴の妹。なにやら軋轢があるようだが?
    【徳間】御子柴が子どもの頃に行ってた図書館にいた年配の口うるさい男性司書。トクさんと呼ばれていた。
    【朋ちゃん】御子柴が子どもの頃に行ってた図書館の女性司書。
    【御子柴】主人公。児童図書館の傲岸不遜な男性司書。メガネのキノコ頭。
    【ニルスの不思議な旅】吉川ママが読んだ。
    【長谷川】子どもの頃空襲で死んだ友人の雄三が読んでいた小説を探していた老人。
    【本】《お前が本を選ぶんじゃない 本がお前を選ぶんだ》1巻目の名言。
    【みずほ】→神田みずほ
    【宮本】ゲロ吐いた公園のそばにあった児童図書館に入ったサラリーマン(課長)でなぜか常連となる。主人公というか狂言まわしというかそんな立場。優しい性格。金子情報によると実家は金持ちだとか。いずれその話もあるか? はまるとズブズブいくタイプ。バンドやってたという黒歴史を持つ? あれ?一巻の時点で二宮って名前やと思ってた。ので訂正。
    【森下】桐ヶ谷高校児童文化研究部の2年生。ショートヘア。クリスマス会のパネルシアターを仕切る。
    【洋平】幼稚園児。夏夜のファン。《おねーちゃんはオレのなんだからベタベタすんなこのモジャモジャ!!》と伊崎に敵意。理沙ちゃんも好き。のちに桂のファンにもなる。末恐ろしい。
    【吉川パパ】玲央の父。ちょっと無愛想。最初睨まれたと宮本は感じた。名前は「ケント」と読むらしい。
    【吉川ママ】玲央の過保護ママ。過保護のあまり暴走しがちで宮本を悪役認定する。後に優しいママとなる。
    【吉川玲央】母親が厳しい。最初は「怜央」って字やと思ってたが。
    【読み聞かせ】タチアオイ児童図書館では、癒し系は神田みずほ、臨場感あふれる系は板谷夏夜でホラー系は御子柴が得意。
    【理沙】→金子理沙
    【玲央】→吉川玲央
    【ロバート=テイラー】クリスの父。吉川父の同僚。
    【若草物語】御子柴が図書館に入りたての神田みずほに勧めた本はこれと「赤毛のアン」。

  • アンデルセン
    グリム兄弟
    『ぐるんぱのようちえん』
    『クレヨン王国』シリーズ
    『宝島』
    『ツバメ号とアマゾン号』
    『ドリトル先生』シリーズ

  • 御子柴の妹が登場する話が目立つ第3巻。家を継ぐこととやりたい仕事をやること…夢を追うことと、宮本もふくめて「仕事」ということに対する展開が増えてきた印象。なんとなくこの作品のやりたいことが見えてきた気がする。
    ただ、個人的にはやはり子供に対して道を指し示すような話の方が面白く感じる。外国人のクリスと翔太の交流を描く話はこれまでの中でも一番良かったかもしれない。

  • (2017-09-30L)

  • 【あらすじ】
    「タチアオイ児童図書館」の名物は、キノコ頭で口の悪い司書・御子柴。そんな彼を慕い多くの人々がこの図書館を訪れる。それぞれの人生が交差し、そして紡がれる優しい世界。新たなキャラも登場して、ますます世界が広がる「児童書のソムリエ」御子柴の癒やしの物語、第3巻。

    【感想】

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