日本の論点

著者 :
  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833420624

感想・レビュー・書評

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  • 思い切った意見がズバリと述べられており
    とても刺激的でした

  • いかに自分が日本のことを何も考えずに過ごしてきたか、関心を持たずにいたか反省した。
    特に債務問題は深刻。どれだけの日本人がこの深刻さに焦りを持って行動しているか、そして私ができることは何か。一過性にならずに考えねば。

  • 大前研一氏の本は初めて読みました。
    考え方自体は非常にわかりやすく、そしてリーズナブル。
    道州制ですべて解決できるかはわからないけど、日本の抱える問題はかなりカバーできていると思う。

    日々生きていく中で、「考えること」って少なくなってきていると思うので、そういう時に読むといいかも。

  • いつもながらの大前節で、論点はわかりやすく、発想はゼロベースで考えられていて鋭く、一貫性もあって、読んでいてはっと気づかされる視点が多い。ただ、表面的にさらっとまとめられているので、これでこの値段は少し割高かなぁ、と感じる。

  • 大前氏の思想がたっぷり楽しめる社会人の教養本。特に憲法論「一から自分が草案するならどうするか考えるべし」とか「9条の拡大解釈は許されて改憲要件の96条は固持する理由がわからない」は、はっとさせられた。ゼロベースで考えることの大切さなんて甘い話じゃない。

  • ★プレジデント誌の連載および対談記事を加筆修正して取りまとめたもの。2011年の記事もあるが問題の構造は変わってない。日本の抱える問題を頭に入れて一人一人出来ることを考えるしかない。

  • もう一年位、積読状態だった一冊。しかし三年位前に書かれた内容でも今もって通じる話という点に悲しくなるというか、日本は停滞一辺倒…もう救いようなしか、という思いになるけど最後の三浦さんとの対談が救い。今からでも、現状をよい方向に導くべく改革に着手すべき。一人一人が身近な所からでいいから、勉強・目標・行動。

  • 論点全体を見て考えたのは、組織的に言えば分業は最適なのだけど、分業しすぎて全体像を考える人間がいなくなってしまった。そして、個別論点しか叫べなくなってしまった。っていうことでしょうか。
    それに対し統治機構を変革して個別の戦略を作ることで日本は生き残っていく、と。

    対談も良かったです。「おもしろくなるように工夫してみろ」。もし自分が親になってもこれは言いたい。間違いなくいい言葉です。

  • 大前研一の視点は明確でわかりやすいから好き。

    平均年齢が50を超える前に改革しなくてはいけない。
    歳をとると保守的になり,新しいことをやりたがらない。

    為替で一喜一憂するのは三流国。クオリティ国家はコスト高を言い訳にしない。高くても売れる競争力ある商品やサービスを提供している。

  • 大前さんの本を久しぶりに読んだが、ひとつひとつの言葉が心に響いてきた。
    現在の日本の問題点(論点)について、根本的な本質を捉えて効果的な戦略を展開している。
    大前さんのように明確なビジョンを持った人がリーダーになるべきだと思った。

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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