会社に頼らないで一生働き続ける技術 ―「生涯現役」40歳定年のススメ

著者 :
  • プレジデント社
2.14
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833421652

感想・レビュー・書評

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  • 190919 40歳から独立を考え始める人が多い。
    自分ももその一人。会社との関係がうまくいかない時、少し勇気を貰える。
    40代の時に読むべき本

  • 自己啓発
    ビジネス

  • ・日本は一人当たりの生産性が、主要先進七カ国の中で1994年以来20年連続で最下位。仕事への誇りと責任感、仲間への信頼感、会社への愛着の喪失に起因する労働意欲の低下
    ・寄らば大樹的発想では、「座して死を待つ」に等しいい時代が近づきつつある
    ・少し抽象的な学問を学ぶと頭の整理に役立つ。社会学や歴史学、心理学など
    ・転身を他人に相談していると「覚悟」が揺らぐ。人生を豊かなものにしていくことは自助努力によってしかできない
    ・お役所以上に官僚的な組織は多い。「上層部の圧力やそれを忖度する雰囲気」「過剰なほどのコンプライアンス対応」「経費の大幅カット」などによって活力が失われつつある
    ・コンプライアンス対応強化で発想や行動が束縛されて自由に動けない。そこにコスト削減令が出て益々不自由になる。お金にも経営者の気持ちにも余裕がなくなり、会社は楽しくなくなった

  • 7割がた?独立した人の事例紹介で、技術はのってない。しかもメーカーの人ばっかだし

  • 著者自身、40歳にして「朝日新聞」という安定した地位を投げ打ち独立した身であり、単に転職や起業を勧めているのではなく、組織力を失っても独立独歩で激変の時代を乗り切れるか、そうした覚悟や専門性の「幅」の修得を勧めている。その自信を持てば勤め人だろうが自営業だろうが逆説的だが肩の力を抜き随分楽になるのではなかろうか。

    肝心の内容は汎用性ある技術ではなく筆者の体験談であり、事例もエリートのセカンドキャリアのショーケースといった趣で、なかなか参考にするには難しいかもしれない。しかし40歳という年齢は遅きに失する前のターニングポイントなのだなと感じさせられる。

  • 「40歳定年制」を提唱した東京大学の柳川範之教授へのインタビューをはじめとする成功者への事例集。鵜呑みにはできない。ちなみに「40歳定年制」とは40歳で会社を辞めておしまいではない。75歳位まで生涯現役で生き生きと働くことを考えると、人生の折り返し付近である40歳前後で、独立したり転職したりする準備をしておく方がいいのではないかという話。

  • 生涯現役で働くために、40才で職業を変えることを推奨している本。

  • 本のタイトルにある40歳定年というのは40歳で仕事を辞めるということではなく40歳頃には自分の本当にやりたいことをしっかり見つけて仕事をして行こうという話です。

    40歳頃に仕事を辞め独立起業した人たちの話が色々載っており、どんな仕事も決して平坦ではありませんが、本当に自分がやりたいことを仕事にしている人たちです。

    だからこそ彼らは会社に頼らないで一生働き続ける技術を身につけた人たちなんでしょうね。

    会社を興す創業者の「起業家」「事業家」「経営者」の3タイプの分類法は非常に納得です。

  • どういう技術を身につければ独立して稼ぐことが、できるのか知りたくて読んでみた。
    技術というより覚悟が必要ということだ。
    元々大企業で働いていた人があえて独立した場合について書かれてある。

  • もし仮に独立するとして、私にとってネックとなるのは「人とつながる力」や人脈だと思う。それはとてもウェットな関係をイメージしていたが、もっとドライに損得を頭に入れながらも構築していけばよいと思えて肩の荷がおりた気分。何よりも自分自身が志高く、真剣に仕事に向き合っていれば、自然と人脈が築けていくような気もしてきた。

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著者プロフィール

経済ジャーナリスト。
1964年生まれ。1988年九州大卒。NECを経て1992年朝日新聞社に入社。経済部で自動車や電機産業などを担当。2004年に独立。現在は主に企業経営や農業経営を取材し、講談社や文藝春秋、東洋経済新報社などの各種媒体で執筆するほか、講演活動も行っている。
主な著書に『自動車会社が消える日』『日産vs.ゴーン』(以上、文春新書)、『会社に頼らないで一生働き続ける技術』(プレジデント社)、『メイドインジャパン驕りの代償』(NHK出版)、『トヨタ愚直なる人づくり』(ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『サイバースパイが日本を破壊する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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