最速で10倍の結果を出す 他力思考

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833423571

感想・レビュー・書評

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  • 全てを自分の力でやり切ろうとしがちな私に、ハッとさせられる内容。任せること(自分でなくてもできること)を他の人に任しても回る形で引き継いでいくことで飛躍する。実践していこう。

  • 最速で10倍の結果を出す 他力思考
    著:小林 正弥

    自分で頑張る人ほど、不幸な、貧乏暇なし地獄に陥る現実
    自分の力だけで頑張る「自力思考」をやめ、他人の力や応援を借りながら、自分を超えた目標を達成する「他力思考」にマインドシフトすることで「必要なものはすべてある世界」に変える。

    本書では、すでに結果を出している人の「頭を使い(知恵や経験をお借りし)」、自分以外の人の「時間を使う(協力していただけるようにする)」「他力思考」について以下の4章により紹介している。
    ①なぜ、頑張れば頑張るほど、成功が遠のいていくのか?
    ②自分を超えた夢が現実化する!「他力思考」7つの技法
    ③「他力思考」を使って、最短最速で1億円プレイヤーになった方法を教えます
    ④人生に役立つ「他力思考」を磨く 5つのステップ

    何事に対してももちろん自分だけの力だけでは、成し遂げることはできない。しかし、最初から「他人の力」をあてにして、そしてそれを利用するというようなことはしたくない。

    何事もまずは自分事に考え自主的に全ての責任や自分にあるという気持ちで何事も始めたい。その成長の過程において、他者から学び他者と協働することで大きな何かをウインウインの関係の中で共に成長するが自分としては理想である。

    しかし、厳しい現実においては、順序や時間を考慮しながらできることも限られる。ようはバランスなのかもしれない。自分で落としどころを見つけて、自分が満足する中で妥協しながら、相手から学び、そして相手へ貢献する。

    誰も一人では生きていけない。
    だが、相手の力を借りることを前提に働きかけるのではなく、まずはこちらがGIVEすることを前提とする関係性と姿勢だけは持ち続けていきたい。

    成長したい気持ちと他者に対する感謝と貢献の気持ちがそのバランスを相手軸で考える基本となる。

  • 人間関係は貸し借り助け合いの中で深まっていきます。仕事だけでなくプライベートでも、ちょっと抜けていて空きがある位の方が好かれます。人の「好き」は「隙」に入ってくるのかもしれません。頑張り屋の人は、相手が手を貸してくれる時は遠慮なく借り、借りた後はありがとうと感謝を伝えましょう。

    早く行きたいなら1人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け。大切な事は自分1人で生きているわけではない、他力のおかげで生きていると言う他者への感謝尊敬の念です。

    人のエネルギーを使う1番の方法は、約束することです。つよい言葉で言えばコミットメントです。人は自分のためだけにそれほど頑張ることができません。でも誰かの為なら、自分を超えたエネルギーが湧いてきます。

    「短所を克服している暇があるほど人生は長くない」世の中にはあなたがどうしてもできないこと、苦手なことを得意とする人もいます。自分の不得意にはさっさと降参して、人にお願いしてしまいましょう。

  • 速で 10 倍の他力思考
    やりたいことだけやる。そのための仕組みを作って成功者をまねていく。
    教えを実行しながら報告し FB をもらう。甘えのない選択をすることが重要。
    質問力


  • 目から鱗がポロリ!
    他力を活用することに抵抗感がなくなる。
    人と繋がっていきたいと思える。


    以下メモ。

    嫌いなこと、苦手なことは、全部人にお任せして良い。

    必要なものは自分が持っていなくても大抵この世の中に全部ある、脱力モード、が他力思考の根底 

    結果が早く出せるのは、こまめに相談する人

    目的が決まれば、手段は何でも良い!

    嫌いな人と付き合うことは、自分自身に対する虐待、既読スルーでいい
    他力は長期的関係の中に発動する、可能な限り、長く付き合える好きな人とだけ付き合おう

    チェック魔タイプ✖️
    大きな方針に沿っていればあえて見て見ぬふり

    目標設定するときに、達成する手段まで知っている必要はない
    早く行きたいなら1人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け

    大切なのは、他者への感謝、尊敬の念

    あの人だったらこんな時どうする??相手の自信を自分の中に入れる

    人間関係は貸し借りでできている
    まず相手の欲しいものを差し出せ

    パーソナルメディアをもつこと
    専門性がないなら、相手の専門性をブログに書け
    相手の知識を盗もうとせず、お借りしている、広がる支援をしている、というメンタリティ
    絶対に結果を出して喜んでもらうぞという腹を決めてからお知恵を借りに行く

    自分の野心のためでなく、それを超えた志を立てるから他力が集まる

    ライバルと思って遠ざけるか、切磋琢磨するか、
    目線の高さ、心の定め方で関わりが変わってくる

    お金はありがとうをつなぐ道具
    どう使う??
    信頼残高 信頼にお金も人も集まる
    結局人と世界を信頼し、たくさん与えた人に信頼残高が貯まります

    信じて頼られる存在になるために
    有言実行すること、きちんと約束を守ること

    チャンスは自ら取りに行く人のもの

    仕事をお願いした相手と良好な関係を築くには、自分が思っている額よりちょっと多めに支払うこと
    やりがい、成長、人脈など、相手が望むものをそれ以上に与えること

    人の手足を使うことに抵抗のある人は、定期的に仕事から離れる環境をつくるといい
    強制的に、チームや仕組みで結果を出すにはどうしたらいいか考えるようになる

    人を動かすポイントは、相手の 好き✖️メリットを見極める

    見えざる約束
    エネルギーを、あなたが思い浮かべた誰か、または未来の自分から頂いていると考えるとうまくいく

    良いエネルギーを出し、悪いエネルギーは死んでも出さないと決める!

    誰から紹介してもらえるか、がとても大切なこと
    紹介された相手とは、10年単位で付き合う覚悟をもつ、絶対に関係者に損をさせないという覚悟

    深く付き合いたい人の頭の上に、賽銭箱を乗せよ
    一目置く人からはお金を取らない
    そうすると、お金より大きなもの=人脈が得られる
    大切な人に出会うたびに、私なりの形で投げ銭する
    信頼残高を貯めておく

    所有欲より共有力を満たす


    人の頭を使う
    人の時間を使う
     書籍やオンライン講座など、1度作ったら永久的に残り続けるものにする
    人のお金を使う
    人の手足を使う
    人のエネルギーを使う
    人の人脈を使う
     タダ働きから全てのご縁がつながっている
     会いたい人には大切な人に紹介してもらう
    人のものを使う

    生まれた時よりより良い世界にしてこの世を去る

    苦手なことまで頑張る必要はありません
    自分の価値を磨き、ないものは借りればいいのです

    他力を頼るけど、最後は自分でやるという覚悟が他力を引き寄せる

    他力仕事で関わる人の数と質が向上すれば、人間関係がよくなり、自然と幸福度が上がる


  • 検索力
    質問力
    話し方
    人とは10年単位で付き合う
    真似ぶ(学ぶ)
    成功を返す
    やりたい事得意な事に集中
    夢に人が集まる(方法は考えない)
    「自力」と「他力」の最大化
    最後は自分でやるという覚悟

    知人が小林正弥さんのコミュニティに入っているらしく、名前は知っていたけど、本を手にとったのはタイトルに惹かれて。読み始めて、気づきました。

    やることが明確になる、読みやすい本。
    読み終わった今、早速、あの人とあの人に連絡しよう。

  • 【読書ログ13冊目】
    『自分を最高値で売る方法』を読んで、小林正弥さんの執筆本として読んだ本。
    前著では、若干の怪しさを感じていたものの、本書を読んで、その怪しさはかなりの程度消えました。
    いわゆる「パラダイムシフト」が自分の中で起きた感じでした。
    「自分の時間」ではなく「他人の時間」を借りる。
    これまで「自分の時間」がいっぱいいっぱいになってアップアップしてきた仕事人生とは違う人生が見えたようでした。
    目的などの「what」ではなく、手段の「how」にとらわれた思考でした。
    これからの起業や事業運営でも参考にしていきますが、仕事以外でもレバレッジを効かせようとする事柄では参考になる考え方でした。

  • ■他力思考で大切なこと
    ・まとめ
     ・もらうのではなく、借りているという気持ちがあるか
     ・他力思考を支えるのは自力
     ・他力を頼るけど最後は自分でやるという覚悟が他力を引き寄せる

    ・ステップ
     ・自分だけで出来ない夢を描く
     ・自分の不得意に降参する
     ・人が真似できない得意に磨きをかける
     ・好きな人だけ付き合う
     ・自分にない強みを持つ人と組む

    ■7つの他力思考
    ・人の頭を使う
     ・検索力、質問力を磨く 必要情報にアクセス出来る様にする
     ・最強の質問は ゼロから最速で達成するには、何をどの手順でやれば良いですか?
     ・まずは相手の欲しいモノを差し出す
     ・何もなければ、教えを実行してフィードバックする

    ・人の時間を使う
     ・動画、ブログ、本を出版すれば、人の時間使える
     ・視聴する時間は他人時間
     ・苦手な事は人にお願いする
     ・グループチャット、タスク管理で時間を共有する

    ・人のお金を使う
     ・素晴らしい夢がお金を集める
     ・相互メンター制度でお金を使わずにノウハウ入手
     ・信頼にお金も人も集まる

    ・人の手足を使う
     ・やりたい事✖️得意な事だけに集中し、他はやらない、人にやってもらう
     ・自分の時間単価以下の仕事は人に依頼する
     ・お願いする時のコツは少し多めの金額を払う
     ・人を動かすポイントは、相手の好き✖️メリットを見極める

    ・人のエネルギーを使う
     ・目標達成率は 達成を信じる人の数✖️思いの強さ
     ・自分がコミットメントして、やらざるを得ない状況にする
     ・自分の能力を超えた夢やゴールを掲げる
     ・悪いエネルギーは出さない
     ・心が疲れた時は誰かに褒めてもらう
     ・予祝して、良い事を先取りして祝う

    ・人の人脈を使う
     ・友達の友達は友達 が人の人脈を使う基本
     ・誰からの紹介なのかが大事
     ・紹介者の信頼レベルで信頼度が決まる
     ・深く付き合いたい人には、見返り求めず投げ銭する
     ・タダ働きで信頼残高を貯めておく

    ・人のモノを使う
     ・所有欲を手放す

  • 自力でできることはやりつつ、他人の力を掛け算して人生を最大化すること。

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著者プロフィール

千葉大学大学院社会科学研究院教授
東京大学法学部卒業
〔主要業績〕
『サンデルの政治哲学――〈正義〉とは何か』(平凡社,2013年)
『コミュニタリアニズムの世界』(共編著,勁草書房,2013年)
『ポジティブ心理学――科学的メンタル・ウェルネス入門』(講談社,2021年)

「2021年 『公正社会のビジョン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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