- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834001334
感想・レビュー・書評
-
「15少年漂流記」の完訳版。400ページ以上なので、読むのに何日かかかりました。図書館では児童図書のコーナーにありました。パパが娘に「15少年漂流記」をおススメしていたのがきっかけで図書館で借りてきました。娘が読みたい!!と言っていましたが、だぶんこちらは無理なので、「15少年漂流記」の方を今度図書館で借りようと思っています。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学生の時に読みました。福音館のこのシリーズは、好きでした。
-
十五少年漂流記、少年達が団結、知恵を出し成長していくのがいい、最後まであきらめずに。
-
小学生時代父に買ってもらった「15少年漂流記」、学校の図書館で
分厚い本を見つけて元本だと知りました。
夢があり、一気に読んだ記憶があります。 -
風邪で一日ベッドにいて、30年ぶりくらいに読む。ちゃんと結果はわかってるのに、不覚にも最後で涙腺崩壊。
日本ではいろんな訳が出ていて、少年文学の古典名作のひとつ、という扱いなんだけど、イギリスではかなりマイナーみたいです。Adrift in the Pacific: Two Years Holidayというのが英語の題で、アマゾンUKでもほとんど扱いなし。 -
これももう、紹介するのも今更という、冒険物語の鉄板中のテッパン。いろいろな訳で読みましたが、これが一番読み応えもあり、面白いものでした。
国籍も年齢も様々な15人の少年達の乗った船が難破し、絶海の無人島にたどり着く。協力し、ときに県下をしつつも、力をあわせて困難に打ち勝っていく彼らの姿に、どれほど胸を躍らせながらページをめくっていたことか!
たった一つの不満はといえば、この中に女の子が登場しないことだけでしょうか。
(時代背景や設定を考えると、これは致しかたないことなのですが……)
そしてやっぱり、モコの作る料理がどれもこれもおいしそうで困りました(笑)
「現代版『十五少年漂流記』」とのキャッチコピーにだまされて「蠅の王」を読んでしまったのも、今ではいい思い出です……。 -
僕の好きな古本屋には大概この本が置いてあります。題名とボール紙に包まれた装幀を目にするだけで冒険に出掛けたくなること間違いなし。それでもこの本を初めて購入したのは、右端に誰かがはっつけたちび黒さんぼのシールのおかげです。僕が手に取ったその本を、過去に誰かが夢中で読み耽り、川原に走って筏をつくったのは何時の事やら。
-
原題;deux ans de bacances(日本では『十五少年漂流記』として有名。)
福音館書店の古典童話シリーズ。1968年初版。
『海底二万マイル』『80日間世界一周』などで知られる、冒険小説家J・ベルヌの後年の作品。
Wiki→「十五少年漂流記」。
少年へのつよいメッセージ性を感じる作品。誠実で理知あふれる物語である。
平易な文章のうえに童話シリーズ仕様なので、行間や文字の大きさが、長編の重々しさを感じさせない。ラストの帰航シーンでは、思わず少年たちに拍手を送りたい気持ちにさせられる。
全くの無人島で、オークランドから難船した15人の少年が、2年間のサバイバル生活を送るという、現実世界とはかけ離れた設定ながら、ニュージーランド植民地の国勢や、黒人の扱い、また学校での教育の様子など、1860年代の時代背景が緻密に描かれており、興味深い。
子供に読ませたい一冊です。 -
色々な面で私の性格形成上に影響を及ぼしましたw
-
最初に読んだのは小学生のとき、最後に読み返したのは昨日。
やっぱり冒険小説の傑作だと思う。