- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834006391
感想・レビュー・書評
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何日も降り続いた雨がやっとやんだ日、きつねがうさぎを追いかけています。
うさぎは、この丸太を渡れば逃げられると思い、きつねは、この丸太を渡らせなければ捕まえられると思いました。
ところが、きつねが丸太に飛び乗った途端、丸太が大きくはずみ、土手の石が崩れ落ち、丸太は土手から離れてしまいシーソーのように揺れだしました。
ウサギもキツネも一歩も身動きできません。
ずーっと、ハラハラドキドキしながらお話が進みます。
橋が傾いたり、ぐるぐるまわったりするのに合わせて、文字が書かれているのが面白く、毎晩読まされるのですが、いつも橋がぐるぐる回るところで、笑い出します。
次々変わるきつねとうさぎの表情も良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
丸太の橋の両端でのきつねとウサギのやり取りが面白い。
食うか食われるかの関係の中で二匹にめばえたもの。
絵が少し小さいので、少人数むけかな。 -
いっぽんのつり橋の上。
うさぎときつねの問答が始まる。
食われてしまうのか、うさぎ。
無事に食べることができるのか、キツネ。
でも2匹が近づこうものなら、橋はゆらゆらとゆれて。 -
平成23年5月6日
3年生
「ともだち」と二本立てで読みました -
絵がきれーい!!
丸太の橋のあっちとこっちで
きつねとうさぎが身動きとれなくなる話
木村さんっぽいなー -
S太朗5歳0カ月で出会った本。雨で丸太1本となってしまった橋。足場の悪いところへ、うさぎときつねが…2匹がバランスをとりながら一本の橋の上…
このスリル感がS太朗に受けた。 -
1匹のうさぎがきつねに追いかけられて、丸太の橋にかけこんだ。
きつねも橋にとびのった。
ところが、橋は土手からはずれ、2匹が動くたびにシーソーのように揺れる。
追うに追われず、逃げるに逃げられず。
そうこうしている内に、日が暮れて、真夜中に。
追う側と、追われる側の二匹が、何だかんだと語り明かす。
途中、うさぎが眠りそうになった時、きつねがうさぎを必死に起こすシーン。
「もっと、命をたいせつにしろーーー」
笑えるような、泣けちゃうような、そんなお話です。 -
うさぎを食べたいきつねと、食べられないよう逃げていたうさぎが、大雨で流されそうになった橋に乗り、荒れる川に落ちるか落ちないかの恐怖を、いろいろ会話をしながら2匹で乗り越え、お互いが大事な関係になってさよならするお話しです。橋の上でのやりとりや状況はスリルを感じ、子供たちはドキドキするかもしれません。最後ユーモアたっぷりの終わり方で心がポッと温かくなる絵本です。
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図書館のおはなし会で読んでもらった本。
気に入ったらしく、そのままお持ち帰り。
きむらゆういちさんの絵本って初めて読んだけど、凄く現実的だ。
ちなみに、すべてひらがなだったので、読む練習も出来ました。 -
6月使用。
他に読み聞かせした学年:中2(H17年度7月使用)