- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834006391
感想・レビュー・書評
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ウサギを食べようと追いかけるキツネ。
でもいつしか友情が芽生え・・・
キツネの心境の変化に思わず笑いが出ちゃいますよ♪
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これぞ「きむら ゆういち」といったかんじです。
あらしのよる を髣髴させる内容で、危機迫った、自然の中の弱肉強食の世界にあって、それでも相手を知ってしまうとついつい情にほだされていく。
主題はきっとあらしのよるに と同じ方向にあるようです。
ふらふらと つりあいのとりにくい危ない橋の上でとうとう一夜をすごすことになってしまった二人のやり取り、そのときの顔の表情が息子には面白いらしく、いつもこっそり笑っています。
読み聞かせには若干長いですが、親もすっかりたのしめます。 -
主人公はどちらかというとキツネかな。
ウサギを食べるために追いかけていたはずなのに、丸太から落ちそうなウサギに向かって「いのちを大切にしろ!!」と叫ぶキツネ。
ウサギに対する友情のようなものが芽生えたキツネの優しさに、笑みがこぼれてしまう・・・そんな絵本ですよ♪
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『あらしのよるに』で有名な、きむらさんの書かれたきつねとうさぎのお話。命をかけた息もつかせぬ駆け引きのはずが、2匹のやりとりはどこかユーモラスで、やがて迎える結末も「よかったね」と子供と一緒にホッとできるあたたかいものです。
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なんだか、「あらしのよるに」に似た話だな、と思いました。