つるにょうぼう (日本傑作絵本シリーズ)

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  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834007572

感想・レビュー・書評

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  • むかしばなし

  • 矢川 澄子 (著), 赤羽 末吉 (イラスト)

  • 2020.03.12

  • 有名な「鶴の恩返し」の旧タイトル。

  • 10分

  • 10分。淡い水彩画で見やすい。文章はわかりやすい。与平バージョン。

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  • 「絵本をひらくと」で原画をみて、絵本を読みました。
    命を削って機織りをしていたのに気づきながら、欲に目がくらんで、大切なものを失う。
    誰にでもある欲だけに、戒めの絵本です。

  • 赤羽末吉さんの絵が好きかも!、と思い、少しずつ追いかけることにした。
    図書館で借りた。

    言わずと知れた、つるのおんがえし。

    表紙が暗いので手をのばすまで時間がかかったのだけれど、まあ、品のある。
    「(戸を)ほとほととたたく」・「あえか」など、美しい文章だ。
    昔話集かなにかで読んでもらったときには、あーあ、のぞいちゃったから……と、よ平目線で読んでいた。
    今回この絵本でよんでみると、おなご(つるにょうぼう)目線になった。
    おなごのことばづかいや、機織りの描写がいたいたしくて、話の印象まで変わってくる。
    人は本来優しいものだ(と私は信じている)し、よ平が富に目がくらんでしまうのも、ありがちなこと。
    つるにょうぼうは、純粋だったのだ。
    余韻のある最後の絵が、なんとも言えない。

  • くもんBⅠ推薦図書

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著者プロフィール

東京生まれ。東京大学文学部美学美術史学科中退。著書に『架空の庭』『わたしのメルヘン散歩』、翻訳書に『おばけリンゴ』(福音館書店)、『キスなんて大きらい』(文化出版局)、「ババール」のシリーズ(評論社)ほか多数。

「2018年 『タイコたたきの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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