砂の妖精 (福音館文庫 古典童話)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834018035

作品紹介・あらすじ

ロンドンから田舎に移り住んだ子どもたち4人。彼らは砂の中に棲んでいるサミアドという不思議な妖精に出会います。その魔法の力で空を飛んだり、巨人になったり……愉快な冒険物語。

感想・レビュー・書評

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  • 「ロンドンから田舎に移り住んだ子どもたち4人。彼らは砂の中に棲んでいるサミアドという不思議な妖精に出会います。その魔法の力で空を飛んだり、巨人になったり……愉快な冒険物語。」

    ・妖精サミアドは、1日に1度だけ人間の願いをかなえる。そこで子どもたちは願いをかなえてもらうが、困難もついてまわる。
    ・装丁のわりに内容はやさしく、短い章立てで読みやすい。

  • 五人きょうだいの子どもたちがサミアドと名乗る妖精に出会い、願い事を叶えてもらうもその度に予期せぬ騒動が起こるというお話。

    昔、日本でアニメ化もされました。「おねがい! サミアどん」というタイトルで。サミアドだからサミアどん…。なるほど…。
    アニメはよく知らないんですけど、原作小説のほうは、時代を感じさせる部分がありつつも、ユーモラスで楽しいです。お母さんに手紙書くとことか好き。

    あと、真面目な顔して面白いことを言ってるというか、さらりと変なことを書いてるというか、そういうところも好きです。

  • 妖精って、美しい存在だと信じていた子供のころ、そうじゃない妖精がいて、驚きました
    見た目で、容姿の美醜で判断してはダメなんだと。思った本です。



  • 物語は流れるようで読み進めやすく、読者に語りかける箇所でメリハリがついている。古典ではあるが、古さは気にならない。

  • 砂の妖精ってどんな妖精なのだろう。

  • ロンドンから田舎に移り住んだ4人の子どもが砂の妖精サミアドに出会い魔法で冒険する物語。

  • 子どもたちが不思議な妖精と出会うことで始まる。魔法という不思議な力を使って空を飛んだり、巨人になったりする愉快な冒険を楽しむことが出来る一冊。

  • ロンドンから田舎に移り住んだ4人の子供と砂漠の要請が出合い、冒険をしていく物語となっている。

  • エヴリデイ・マジック物としてはこんなもので、他けっこうよろしい。
     最初のは、多分左翼(まぁそんな感じ)で、人間の平等、差別の撤廃を多分考へてて、でも差別は抜きがたくあるよなぁと言ふ作者が、何とかやるなんかの筈。

     兄弟衆はそれでもまともな人なので、まづ『ラストオヴモヒカン』読んだクソガキャが、
    「ああ、ぼくもインディアンをバッタバッタとやっつけたいなぁ! ていうか今」
     とか言ふ。であんなんですけど実は気のいいサミアド(1970年代生まれのをっさんは何故か「サミアどん」と言ひたい)がその願ひを叶へる。そんで以て、後は、彼らとの話し合ひで解決される。うむうむ。ちゃんと見られるやうになってゐる。

  • 砂の中から現れた妖精は、願いごとを叶えてくれる。でも、それが効いているのは日が沈むまで。
    兄弟達が、様々に考えて願うが、いつも困った事に巻き込まれてしまう。
    昔のイギリスの生活習慣に違和感はあるかもしれないが、何をどう願うか?真剣に考える姿には、共感できると思う。
    いましめもあるが、説教っぽくなくて良い。
    ラストはお母さんが帰ってきて終わるところも良かった。
    高学年。

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著者プロフィール

イーディス・ネズビット

「2002年 『砂の妖精』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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