ピーターラビットのおはなし (ピーターラビットの絵本 1)

  • 福音館書店
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感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834018554

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第一巻だからか、幼い頃からよく見かけたイラストばかりで懐かしい。
    ピーターもピーターの家族も可愛いけど何気にマクレガーさんのイラストもとても可愛い。

  • 「ビクトリアス・ポターという人は、ある意味で冷徹な科学者のようなところがあるんですね。彼女は小動物や植物を仔細に観察した。そして、そうして観察したことを、科学的なやさしいエッセイを書くようにして、それぞれ小さなお話にまとめていったようなところもなきにしもあらず。これは、小さいものによくわかるお話ということの根本原則につながってくることだと思う。むだな言葉、情緒的な言葉、文学的な修辞みたいなものは一つも選ばないで、事実そのものを率直に語る言葉で、そのお話を綴っていった。そして行動を中心としたストーリーを展開したんです。それがイギリスの幼年物語の一つの土台になっていった。」(瀬田貞二『幼い子の文学』p153)

  • ピーターラビット知ったかぶり勢を炙り出す質問
    Q:ピーターラビットのお父さんを肉のパイにした人は誰?
    A:マグレガーさんの奥さん

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1273976

  • 読了

  • ピーターラビットカフェに行ってから、絵本を読み返したくなり図書館へ。
    本当は全巻家に揃えたいけど、それはもう少し先になりそう。

    改めて読んでみると、もちろん絵がどれも素敵だし、おはなしもシンプルだけど面白くてとても良い。

    川上未映子さんの新訳も気になるけど、いしいももこさんの訳に慣れ親しんで育ったから、やはりこちらを読みたくなる。

  • ピーターは、フロプシーとモプシー、カントテールの兄弟とお母さんうさぎと5人家族。

    お父さんがマクレガーさんの奥さんにミートパイにされてから、お母さんは子どもたちにマクレガーさんのお家には近づかないことと言い付けてきたが、悪戯っ子のピーターは好奇心からマクレガーさんのおうちの畑に...

    マクレガーさんからしたら飛んだ災難だけど、怖がりだったピーターが冒険に出て勇気を出すシーンが純粋で好き!

  • 有名なピーターラビットですが初めて読みました。なるほどよくできたお話でした。ヤンチャな子供たち、おとなしくしていませんよね。

  • 昔読んだものを映画化を機会に再読。いたずらっこのピーターだけど、絵のかわいさもあって、やっぱり憎めないなあ。

  • 大人の手の平に収まるような小さい本の中には、かわいいらしい登場人物たちの姿が、優しい色合いで描かれていて癒されました。

    昔見ていたピーターラビットのアニメを思い出し、懐かしい気持ちになったので手にとりました。
    カミツレがカモミールのことを指しているのを、はじめてこの本で知り、カモミールティーを飲むきっかけとなった思い入れのある一冊です。

    ピーターのママがパンを買いに出かけるので、子どもたちは良い子で遊んでいるように言われます。
    ピーターの兄弟である三姉妹は良い子に、ベリー摘みをするのですが、いたずらっ子のピーターはマグレガーさんという農夫の畑へ忍び込みます。
    実は彼のパパはマグレガーさんに捕まり、奥さんに肉のパイにされてしまったという過去が、物語の最初の方にさらりと出てくるのですが、ピーターがマグレガーさんの畑で見つかってしまい、このまま同じ運命を辿るの!? とハラハラドキドキの展開になります。
    最終的に彼は傷ひとつない状態で、お家へ帰ることはできたのですが……因果応報な有様に。

    子ども向けの作品でひらがなが多く使われている文章だったためか「なんて書いてあるの?」と悩み、つっかえながら読むことになってしまったのが少し残念でした。

    イラストを眺めるだけでも楽しめるような、大人にも子どもにもおすすめの作品です。

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著者プロフィール

1866年イギリス・ロンドン生まれ。絵本作家。『ピーターラビットのおはなし』シリーズで知られる。

「2020年 『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK ピーターラビットの絵本の世界編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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