- Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834018653
感想・レビュー・書評
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ジマイマは、「こねこのトムのおはなし」にも出てきたあひるさんです。
ショールをかけ、ボンネットをかぶって、とてもお洒落です。
少し不器用で、抜けたところのある、憎めないキャラの持ち主。
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きつねがでてきたーー逃げてーー
鳥の羽根でいっぱいの小屋の中にもおばかさんのジマイマはまったくおかしいと思わず。コリーのケップさんが助けてくれたからいいものの。(たまごは結局第三者により食べられちゃったけど) -
-内容- 本書は、ポターが初めて所有した農場の「ヒルトップ」と、それをかこむ村が舞台となっています。ジマイマは、実際にヒルトップ農場にいた、卵をかえすのが苦手なあひるがモデルです。ポターがかわいがっていた牧羊犬のケップも、きつねの魔の手からジマイマを救い出す賢い友人として登場します。1908年刊。
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たまごを産む場所を探していたジマイマは、親切な「しんし」に出会います。実は「しんし」はジマイマとたまごを狙っているのですが、ジマイマは気づきません…。家のまわりに咲き乱れているジギタリス、別名‘狐の手袋’が、「しんし」の正体を暗示しています。この「しんし」は『きつねどんのおはなし』にも出てきますが、そのときは紳士どころではありません。
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世間知らずのご婦人が悪いキツネに騙されてしまう……。客観的には危ないことがよく分かるのですが、いざ自分事となると、なかなか気づけないものなのでしょう。なんとか助かりましたが、その助けてくれた犬に卵を食べられてしまって悲しいです。それでも最後には希望のある終わり方で良かった良かった。
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「本書は、ポターが初めて所有した農場の「ヒルトップ」と、それをかこむ村が舞台となっています。ジマイマは、実際にヒルトップ農場にいた、卵をかえすのが苦手なあひるがモデルです。ポターがかわいがっていた牧羊犬のケップも、きつねの魔の手からジマイマを救い出す賢い友人として登場します。1908年刊。
あひるのジマイマは、自分の家の女主人が卵を抱かせてくれないのをたいへん不満に思っていました。ジマイマはとうとう、家からずっと離れたところで卵を産もうと決心し…。1973年初版の新装版。」 -
番犬のケップたちに助けてもらってよかった。ずるいキツネにあと少しで大変な目にあうとこだった。
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★3.5
ポターが所有していた農場に実際にいた、卵を孵すのが下手なあひるがジマイマのモデル。自分が産んだ卵を自分で孵したい、あひると雖もその親心に感動させられる。が、どうしても得手不得手があるのが現実。そして、自分で孵そうと思っていた卵の顛末が、あまりに残酷で思わず唖然。ただ、そのシビアな目線はポターが動物好きで、如何に動物と真摯に向き合っているかという証でもあると思う。それはそうと、ポターの絵本だけでなく、意地悪な役柄で描かれることが多いキツネがちょっぴり可哀相。それだけ賢いということなのだろうけれど。 -
どこにでも、ずるい者はいるんだわ