ハッピーノート (福音館創作童話シリーズ)

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  • 福音館書店
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834020311

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな一冊です

  • 大好きです
    この本読ンだのは確か小6…
    素敵な一冊でした

  • 2008/1/30

  • 小学生を嘗めていた中学2年の夏。

  • 私の愛読書です。
     小学校のころは、2冊中1冊は、必ずこれでした。

  • 6年生のとき買って読んだんだけど、読み直した

  • イタリアに引っ越してしまった友達にあげたけどもう一冊買ってしまった。人が努力しているところを見ると元気付けられる。

  • 学校生活にうんざりしている六年生の聡子。塾なら仲良しグループに入る必要もリーダー格の友達の言うことを聞く必要もなくて気楽だと思っていたけれど……。<br>
    聡子は夏期講習の間、同じ塾に通う好きな男の子・霧島くんと苦手科目を克服するために「ハッピーノート」を作って交換することになった。ところが霧島くんは塾にいる間は目も合わせてくれない。一体どうして?<br>
    <br>
    草野たきさんの作品は、縁あって結構読んでいます。<br>
    軽くさらさらと読めるところとか読み始めたらどんどん読み進められるところが強みだと思うのですが、毎回「あと一歩!」と思うのも事実です。やはりどこか作り事めいているのと、事後フォローが足りないように思うのです。<br>
    <br>
    この作品のおもしろいところは、主人公の聡子だけではなくて、どこかおどおどしている霧島くんもあんなにマイペースに見えるリサも、完璧な塾の先生も、お父さんもお母さんも、学校の友達も、みんながみんな自分を隠しているところ。<br>
    それがほんとっぽくていい。<br>
    誰でも他人に見せたくない部分や見せていない部分、逆に意図的に見せている部分ってあるはずだから。<br>
    そして、それを知った聡子が自分を貫き通した結果、「あぁ、これじゃ上手くいかないんだな」って気がつくところもほんとっぽくていい。<br>
    他人と付き合うためには、見せる部分と見せずに隠しておくほうがよい部分とがあるから。<br>
    ただでさえそのさじ加減が難しいのに、さらに見栄やら意地やらが加わるのだから、秤はどんどん本人の意図しない方へ傾いていくんだろうな。<br>
    自分の気持ちに素直でいられれば、それが一番。<br>
    でも自分らしくあること=わがままなときもある。<br>
    う〜ん、むずかしい。<br>
    <br>2007/01/18

  • 聡子の行動とか、すごい共感できるところがたくさんありました。というか友達と別れたいから私立へ行くために塾行くとかすごいことやってんのね小学生!結構読み終わった後がすっきりしました。霧島くんの手紙が優しかったです。

  • 聡子は何も楽しみがない6年生.
    だけど好きな人と一緒にいようと思う聡子の行動で周りが変わっていく。
    というお話です。聡子と私は似てるので、読んだ後に心がほこほこしました(*´U`*)

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著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。実践女子短期大学卒業。99年『透き通った糸をのばして』(講談社)で第40回講談社児童文学新人賞、01年児童文芸新人賞を受賞。07年『ハーフ』(ポプラ社)で日本児童文学者協会賞を受賞。

「2016年 『Q→A』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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