- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834022469
作品紹介・あらすじ
だるまちゃんは青天神ちゃん、黄天神ちゃん、黒天神ちゃんに会い、3人の仕事の手伝いをすることになりました。お米を炊いて、おにぎりを作り、畑に届けます。畑で食べたおにぎりのおいしかったこと!だるまちゃんシリーズの6作目です。
感想・レビュー・書評
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【本書より抜粋】
そして、うちにもどった だるまちゃんは
おかあさんに きょうのことを
はなしました。
おかあさんは
「おともだちが さんにんも ふえて
それに おおきな さかなが
やさいに かわって
たのしい さかなつりだったわね」と
わらいましたとさ。
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だるまちゃんに新しいお友だちが増えて喜ぶ、ほのぼのした気持ちと共に、子どもから下記の質問。
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・天神様って何?
・何で〝てんじんちゃん〟は牛を飼ってるの?
・おむすびとおにぎりって何で呼び方が違うの?
→「おにぎりと日本人(増淵敏之著)」p.108より
おむすびは京都の御所言葉。日本神話のムスヒとの関係。山を信仰対象とした神道の関係。
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子どもと一緒に調べているうちに、親の私自身も「天神様(菅原道真)が学問の神様だとは知っているけど、〝てんじんちゃん〟の両親が農作業しているのは農業の関係があるのでは?」と思い、ブクログを検索。「天神信仰の成立(河音能平 著)」の本でmkt99さんのわかり易いレビューを発見!
「だんまちゃんとてんじんちゃん」、子どもの絵本と侮っていたら、雪だるま式に知的好奇心が湧いてきた良著でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
寝る前に子供に絵本を読みますが、だるまちゃんシリーズは読みやすい。
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《図書館》【再読】天神さんカラフル。
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この本は、リズムよく軽快に読める文体がいいなと思う。魚が釣れなかったときに大きからったからねえとなぐさめるところ好き。
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『だるまちゃんとてんじんちゃん』
さく : 加古里子
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久方ぶりの『だるまちゃん』シリーズを読みました。
『だるまちゃん』シリーズは”だるまちゃん”が遊びに出かけて友達が出来て遊んで帰ってくるというお話のシリーズです。
毎回新しい友だちが出来る天性のフレンドリーです。
今作は何処か日本的な風情を感じました。
てんじんちゃん三兄弟の青・黄・黒、
だるまちゃんの赤、
てんじんちゃんのおかあさんの白
各々の色の花と
赤は赤い釣竿と梅干し、青は青い梅となっぱ、
黄は黄色い薪と沢庵、黒は黒い牛と海苔として
印象的に用いられて楽しい仕掛けでした。
また、日本画らしい絵の描かれ方や
鳥が木に止まる様子、
わらしべ長者的なおはなし、
畑作業とおむすびといった要素が日本的な
余白のある風情に繋がっているように思います。
絵本の感想を漢字で書かれると
ちょっと嫌だなぁと思います。
おもしろかったです。
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3歳3ヶ月
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4歳6ヶ月 図書館
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赤のだるま
黄色の天神
青色の天神
黒色々の天神
それぞれの役割で
おにぎりを作る話
赤梅干し
黄たくあん
黒のり
青なっぱ -
K
二歳10か月