ジェニーのぼうけん (黒ネコジェニーのおはなし 2) (世界傑作童話シリーズ)
- 福音館書店 (2012年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834026719
作品紹介・あらすじ
小さくて、はにかみやで、犬が大の苦手のジェニーが、ハロウィンの夜、けがをしたマダムに鼻笛を届けにいくことになりました。通りの犬は怖いけど、黒ネコが特別な力を持つその晩、ジェニーは友達のために勇気をだして、大冒険にでかけます。初邦訳となる「ジェニーが月夜にぼうけんするはなし」の他、「ジェニーがマフラーをぬすまれたはなし」を収録。ジェニーと共に、ハラハラドキドキしながら読み進められる1冊です。
感想・レビュー・書評
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3年から。犬のどろぼうどろすけが巻き起こす事件をジェニーや仲間たちが勇敢に活躍するお話。少し難しい言葉も出てくるところは気になるシリーズだが、すぐにドキドキ楽しい冒険の世界に惹き込まれる。
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ドキドキするからまた読みたくなってきたよ。
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黒ネコのジェニーは、赤いマフラーをくるんでる黒猫です。とてもかわいいです。
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自問自答するジェニー、きちんとした手順で話し合いを進めるクラブ、勇敢な消防士。小さな猫たちにこんな社会があるなんてかわいいな。菊池亜希子さんの本で知って、3冊のシリーズの2冊目だそうで、全シリーズ読んでみたい。
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慎み深くはにかみ屋の黒ネコジェニーは、思ったことを全て口にするわけでなく、また何か行動を起こす前に慎重に考えます。なので、いろいろと心の内が描かれています。
ということで、心の動きを読み取るのがまだ難しい幼い読者に向いていると思います。
そして、相手を思いやっていたことが伝わって報われる、という終わり方で、満足感が得られると思います。
ジェニーは、消防署から、忍耐と無私の精神をたたえられる…アメリカでも一昔前はこういった価値観だったんだなぁ。 -
黒ネコジェニーのおはなし第二巻。ジェニーどんどんすてきになるよ。
以下備忘メモ。
■ジェニーが月夜にぼうけんするはなし
友達を助けるために、おくびょうな自分を克服する。お月様に勇気をもらって。「きょうはハロウィン、黒ネコにとっては特別な日、なにがおこってもふしぎはないよ」と飼い主のキャプテン・ティンカーがウィンクして送り出してくれたから。
■ジェニーがマフラーをぬすまれるはなし
ティンカーさんにもらった大切な大切なマフラーが、ぬすまれた挙げ句、火事で燃えてしまいそう。なんとしてもそのマフラーは取り戻したいけれど、みんなの無事のほうがたいせつと、無私の精神でぐっと耐える。友達の頼り方もいい。 -
ジェニーがぼうけんするところを見て、すごいとおもった。