オニのサラリーマン (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
3.78
  • (43)
  • (69)
  • (67)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 1252
感想 : 78
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834082005

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3年生に読み聞かせをしました。

    個人的に絵と鬼の関西弁や言葉のチョイスが好きなので読み聞かせをすることにしました。
    閻魔大王や地獄というワードに男の子が惹かれていました。

  • 地獄はレジャー施設か。
    しかしそれでも天国に昇りたいのは人のサガなのかな。
    今日もお釈迦様はため息をついたに違いない。
    でも、糸を垂らす時は是非地獄にご連絡を。

  • わし、オニでんねん。すんまへん。
    じごくづとめのサラリーマン。
    今日も元気におはようさん。
    こってこての関西弁から始まる、オニガワラケンの会社勤めの一日。


    こってこての関西弁で読んだら子ども達がハマってました。
    なんですんまへんって謝るのか聞かれて、なんでやろうな?とうまく答えられなかったのが口惜しい。

  • 7歳7ヶ月の娘
    4歳7ヶ月の息子に読み聞かせ

    オニだって
    働いて
    家族養って
    頑張ってるんだなあ

  • オニの世界にもお勤めがあるのですね(笑)
    発想が既におもしろい!

    『蜘蛛の糸』を知ってると、よりおもしろいです。この伏線を子どもたちは理解できるかしら…?

  • うーん期待値が高かった分、少し拍子抜けしてしまう作品でした。
    しかし子どもたちは喜んで聞いてくれました。
    関西弁でしょうか?なかなか読み応えのある、絵本ですね!

    発想は奇想天外でgoodですね〜

  • オニサラシリーズ一作目。
    鬼や閻魔様や地獄が出てくるけど怖くない。むしろ愉快。

    寝る前に家族で読んだところ、子供より夫に大ウケ。
    普段本どころかマンガすら読まない夫が、関西弁の鬼のサラリーマンのぼやきを大いに気に入り、一人で繰り返し読んでいた。

    子供はサラリーマンの苦悩が分からないので、満員バスでの通勤や上司からの叱責など、ふーん?て感じだったが、夫が大笑い。
    小学校の読み聞かせはこれにしなよ!と言っていたが、1番にウケるのは先生じゃ?!

    うん、この絵本はサラリーマン向け!

  • 地獄で働く平社員サラリーマンのオニのお父さん。
    (めっちゃ関西弁)

    満員バスで汗かき通勤。
    今日の仕事は何かなあ。
    制服の虎皮パンツに着替えます。
    なんやかんや言いながら、一生懸命働いて、お楽しみはお弁当。
    お腹が膨れて居眠りで大ミス。
    閻魔様に大目玉。
    帰りに一杯気分転換。
    帰ればそこには幸せ家族。
    がんばれ!オニのお父さん。

    地獄の様子が楽しく細やかにユーモアたっぷりに描かれていて、じっくり見入ってしまいます。

    「蜘蛛の糸」のいい絵本ないかな。
    これをきっかけに読んであげたいな。

  • オニガワラは家族のために地獄で働くサラリーマン。今日は血の池地獄の番を任された。
    どの世界もお父さんは大変だわ。
    芥川龍之介「蜘蛛の糸」を読んだので、こちらも。
    文:富安陽子、絵:大島妙子

  • オニのサラリーマンの オニガワラさんは
    毎日 ぎゅうぎゅうの 通勤地獄~~~
    でも、家族の為にじごくカンパニーで働きます。
    時々 うっかりも しちゃうけど・・・
    そういう 時は 
    一杯 おにごろしでも 飲んで~~~

    ほのぼの笑える 
    オニのお話の絵本です~~~~

全78件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

富安陽子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×