- Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834083200
作品紹介・あらすじ
山口県防府市の瀬戸内海に面した一帯には江戸時代に大規模な塩田が開かれ、第二次世界大戦後までさかんに製塩業が営まれていました。政府の方針により塩田が廃業と決まったとき、その跡地で町をあげての大運動会が開かれたのです。懐かしい昔ふうの運動会の思い出と、日本での古代からの製塩史とを重ね合わせて展開する、ユニークな絵本。自身、小四で徒競走、地域対抗リレー、騎馬戦に参加した画家が生き生きと絵筆をふるいます。
感想・レビュー・書評
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読み聞かせ向きの本ではないが、塩田の歴史がよく分かり、大人が読んでも楽しめる一冊。一人読みは小学校高学年くらいか。
舞台となった場所には何度か行ったことがあり、かつて塩田だったことは知っていたが、絵本を通じてその歴史を知ることが出来て興味深く読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山口県防府市三田尻
塩田の跡地で毎年町内会の運動会をやっている
運動会の話と塩田の歴史のページが交互になっている -
山口の防府市……の、かつての塩田でやった、大町内運動会の話に、塩田の歴史をからめたお話です。
こういうことしたら、本当に那須政幹の右に出る者はいないね。
学校は買い!
でしょう。
2019/10/21 更新 -
ズッコケ三人組シリーズの著者、那須正幹が自身の出身地でる山口県三田尻(現防守市)の塩田跡地で行われた町の運動会を描きつつ、日本の製塩について語ります。
昭和の地域運動会の様子を楽しむと同時に、塩田の歴史が描かれています。 -
塩田は昔は日本の一大事業だった。塩田の歴史と運動会を交えて。
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塩田の 歴史が分かる 1冊♪