- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834084665
作品紹介・あらすじ
なっちゃんがともちゃんの家を訪ねると、ともちゃんはいませんでした。そこで一人で河原にでかけてみると、今は夏の真っ盛り。草が生い茂り、花が咲き、虫たちがうごめいていました。無数の命がひしめく傍らには、魚を飲み込むアオサギや、あちこちで死んでいるセミ。通り雨に降られて家に帰ると、おばあさんからお墓参りに誘われます。お墓参りから帰ると、なっちゃんはともちゃんと遊びました。日本の夏の、濃密な美しさを描いた絵本。
感想・レビュー・書評
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河原、庭に生い茂る草花を楽しむ夏。
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6歳からおすすめ。
詩的な文章。 -
「夏の盛りにひとりで河原に出かけた女の子。草が生い茂り、花が咲き、そして出会うたくさんの生きた虫と、たくさんのセミの死骸・・。静かで熱い夏の生と死。」
「<暮らしのかがく> 科学は日々の暮らしの中にもあります。仕事や行事、季節の移ろいや、なにげない毎日でさえ見方を変えれば、「なぜだろう?」「どうしてだろう?」という不思議に満ち溢れています。大人も子供も関係なく、意識している・していないにも関係なく、私たちが生活していること、すべてが科学なのです。様々なシチュエーションを通して描かれている「かがく」を切り取ってみました。」
(『かがくのとものもと』福音館 2019年より) -
夏休みの読書に
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《本屋》【再読】小さい頃、こんな夏休み過ごしていたなあ。
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子供ウケより、大人にいいかも。片山健の自然描写力がすごい。青鷺は異時同図法かね。
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大自然の中で過ごす夏・・・うーん
臆病で自分にはできなかったことだ・・・
日本の原風景として大切にしていきたいものだけど・・・ -
<A JAPANESE SUMMER>