- Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834085990
作品紹介・あらすじ
頭がよくて、ものしりで、ぶ厚い本を読んでいて、ピアノだって上手、だけど、ちょっと怒りっぽくていばりんぼう、そんなおねえちゃんはあたしの自慢です。おねえちゃんは歩くとき、少し右足をひきずります――。笑ったり、泣いたり、けんかしたり、助けたり、助けられたり、揺れ動く姉妹の気持ちが、鮮やかに細やかにつづられた日常の物語。やさしく温かみのある挿絵がたくさん入った、小学校低学年にぴったりの読みものです。
感想・レビュー・書評
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2022年読書感想文コンクール夏の課題図書(小学低学年)
課題図書はたくさんの予約があるので、お子さんの迷惑にならないように時期をずらせて予約します
とてもリアルな生活童話
私には姉妹がいないので、うらやましいな
「いばりんぼう」のおねえちゃん、でも……
まっすぐな妹つくしちゃん、でも……
五章あり、特に「あと五分」がうるうるでした
おねちゃん、すごいけど、あまり無理したらだめよ
そっと声をかけたくなりました
イラストもとても効果的です
≪ 追いついて 並んで歩こう おねえちゃん ≫詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっとイジワルででも優しくて頑張り屋さん、だけど妹に弱いところは見せたくない。
そんなところを見ても気づかないふりをしてあげるつくしちゃんもとっても良い子。
姉妹ってこんな感じよねーと思うところが多々あった。 -
2022年読書感想文コンクール夏の課題図書 低学年の1冊。
https://www.dokusyokansoubun.jp/books.html
小学生姉妹の日常を優しい絵と文章で書いています。
ゆったりしたお話です。
つくしちゃんは小学2年生。まだまだ幼いところの残るつくしちゃんは、しっかり者でなんでもできる4年生の かえで お姉ちゃんが自慢です。
着いていきたいのに置いていかれちゃう。
厳しいことも言われちゃう。
でもお姉ちゃんが影で努力してる姿を見たり、ちゃんと待っててくれるってことも分かってる。
たまには喧嘩もしちゃうけど、やっぱり気持ちは繋がってる。 -
2年生のつくしちゃんと、4年生のおねえちゃん。
おねえちゃんは頭もよくて、ピアノも弾ける。おこりんぼうでいばりんぼうだけど、つくしちゃんの自慢のおねえちゃん。
読書感想文の課題図書は優等生的で面白くないという勝手な思い込みがあったけど、この本には感動した。
先に読んだ娘が面白い、特に「あと五分」のお話がいいと言っていたが、私もそのお話が一番好き。
おねえちゃんの妹への優しさと気恥ずかしさと、妹がおねえちゃんを守るところ。
年が近い姉妹の、喧嘩するけど大好きで、大好きだけどやっぱり嫌いって思ってしまうこともある絶妙な関係性が伝わってきた。
大人にもおすすめ。 -
今年の課題図書なので、早く返さなくてはならず急いで読みましたが、小学校低学年用ですが、とても良い本でした。
ちょっと足の悪いお姉ちゃんと妹つくしの姉妹の物語に涙が出てしまい、こんなお姉ちゃんがいたらいいな…とやきもちをやいてしまいました。(私は男兄弟)
もし続きがあるなら、もっと読みたい!と思いました。
感動しました。 -
姉妹の関係って複雑だけど、大好きなんだよね
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2022課題図書 低学年
どれどれ~と読んでみた
自分が姉妹の妹だから
なんだか親近感
うちのおねえちゃんも2個上で
めちゃくちゃいばってたなーーー
そして何時もしっかりもののおねえちゃんが泣いちゃってたり
失敗してたりするすがたみると
ドキってしたりざわざわしたりする気持ち
わかるなーーー
つくしちゃんのおねえちゃんは
なんだかんだでいいおねえちゃん
遅刻しそうなときに
校門で先生にきちんと事情はなせる
つくしちゃんもちゃんといいこだ
姉思い妹思い
ほんと素敵だ -
2年生のつくしちゃんはのんびりでマイペース、おねえちゃんがだいすき
4年生のかえでちゃんは頭がよくてしっかり者、いもうとにちょっといじわる
おつかいに行った帰り道に雨がつよくなって
──「いばりんぼう」
学校に行くときにランドセルのなかみが
──「あと五分」
おねえちゃんは、歩くとき、少し右足をひきずります。
かえでちゃんのハンディを隠し味に、5つのエピソードがつくしちゃんの目で語られる
《ケンカして、助けあって、笑いあって、お互いを思う気持ちがあふれだす、姉妹の5つのお話》──帯のコピー
分かち書きはなし
漢字は2年生レベルで総ルビ
全ページにイラストがあって1年生からひとりで読める創作絵童話
(おとうととおにいちゃんという設定が成り立つとしたら読んでみたい)