夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books

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本棚登録 : 334
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834253207

感想・レビュー・書評

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  • 三軒茶屋にある猫とビールのある本屋 Cat’s Meow Books
    この本屋ができるまでをインタビューして書籍にしたもの。

    開店前から気になっていた本屋さんだったので、この本もいつか読もうと思っていましたが、ブク友さんがレビューを書かれていて、ふと図書館で予約して読んでみました。

    本屋さんを開店されるまでのストーリーがあり、色々なことが知れてすごく面白かったです。
    著者は、犬派で本屋をテーマにした執筆が多いそうなのですが、書店の流通についても詳しく書かれてありましたし、犬派の猫派の人ってそういうものなの??という素直な感想がとても楽しかったです。

    平日は会社員をされていて、副業ならぬ、パラレルキャリアとして本屋さんを営まれていることにも興味を覚えました。
    安村さんのようなキャリアを持つ人でも、仕事に対してもやっとした気持ちを持つのだなと、自分も仕事をどのように捉えていくか悩んでいるので、参考になりました。

    猫本に囲まれて、お茶がしたい。。と最近、叫びたくなるくらい思っていたので来月あたりのお休みに三軒茶屋に行ってみようと思います。

    店主の安村さんがビブリオバトルの覇者ということで、ビブリオバトルについても知ることができてよかったです。

    • nejidonさん
      AYUMUさん、こんにちは(^^♪
      この本を読まれたことと、コメントを下さったことに感謝でいっぱいです!
      とても嬉しいです。ありがとうご...
      AYUMUさん、こんにちは(^^♪
      この本を読まれたことと、コメントを下さったことに感謝でいっぱいです!
      とても嬉しいです。ありがとうございます(*^_^*)
      レビューを読んで、もう一度楽しさを思い出しました。
      ぜひぜひこちらのお店に行かれますように。
      そのお話も聞きたいです。
      私のところからそんなに離れていないのですよ。綺麗で可愛いお店ですよ!
      これからも、興味深い本に出会いましたら教えてくださいね。
      またどうぞよろしくです。
      2020/03/15
  • 「保護猫が店員」の猫本専門の本屋さん。
    行ってみたい!

    閉店する本屋が増えている中で、
    「本×○○」のユニークなお店が増えるのは楽しい。

    ビジネスと趣味と社会貢献を並行するのは、
    なかなか難しいと思う。

    たくさんの出会いとつながりがあり、
    素晴らしい本屋になった。

    「めがねこ」ぜひ読みたい!

    本好きは猫好きが多い気がする。
    文豪も猫を飼っている人が多いし。

    ナカムラクニオ著「猫思考」がおもしろい。

    猫は、媚びない。
    猫は、他人(猫)と比べない。
    猫は、我が道を行く。
    猫は、孤独を愛する。
    猫は、自分の感性を信じる。
    猫は、ポジティブ思考。
    猫は、群れない。
    猫は、名誉なんて気にしない。
    猫は、まったり日向ぼっこをすることに罪悪感を感じない。

    愛猫6匹を眺めながら、猫になりた~い、といつも考える。

  • 本×猫×ビール=Cat's Meaw Books キャッツミャウブックス

    ビブリオバトルが好きな会社員が
    《猫の本ばかり新刊も古本も扱い、ビールが飲めて、猫が店番をする本屋》
    を構想して“パラレルキャリア”で開店し、軌道に乗せるまでの記録

    店番するのは保護猫で、収益の一部は保護猫団体に寄付
    クラウドファンディングで資金を集め、世田谷の住宅地の一角に出店
    試行錯誤しながらもオープン6か月で営業損益約29万円

    そんな前代未聞の《猫が本屋を助け、本屋が猫を助ける》猫本屋を犬派のフリーライターが取材してまとめた、本と本屋と猫を愛するすべての人に贈る夢の本

    ただの起業ノウハウ本として読むのはいかにももったいない

  • 猫が本屋を助け、本屋が猫を助ける本屋

  • 「猫」×「本屋」×「コーヒー」の「猫本屋」の話・・・となったら読まずにいられません。
    世間もネコブームですが、我が家も末娘を中心にネコブームです。
    この本は
    ・保護猫が「本屋の店員」として常駐
    ・店内の本はすべて「猫本」
    ・収益の一部を「保護猫団体」に寄付
    ・資金の一部はクラウドファンディング
    ・住宅の片隅を店舗に
    というユニークな特徴を持った「Cat's Meow Books」という本屋さんが、どうやって開業し、運営したのか、ホントだったら聞きにくいお金のリアルな話も含めての裏話満載の本です。

    最近、特定のテーマに特化した本屋さんや、本を売るだけでない別のサービス(カフェ併設や雑貨販売をしたり、イベントを行ったりなど)といった本屋さんが増えてきています。
    こういう時代の流れなら自分も本屋さんやってみたいな、なんてちらっと思ったりもしましたが。

    なかなか難しいようです。仕入れひとつとっても本の流通ルートは特殊なので。
    まぁ難しいから、こういうおもしろい本が出てきてくれたんですけどねw

    実際、本当に「本屋を開業したい!」と思っている人にとっては参考になるかもしれません。

    ちなみに、猫本の売れ筋はやはりあの絵本たちだったと知り、納得。
    「11ぴきのねこ」シリーズ
    「ノラネコぐんだん」シリーズ

    やっぱ鉄板なのね、このシリーズはww

  • 2018.08.17
    猫のいる猫の本屋さんが開業するにあたって、構想から開店、その後までを綿密な取材で書き上げた本書。
    しっかりとしたコンセプト、ブレない信念、猫愛、が詰まっている。

著者プロフィール

井上 理津子(いのうえ・りつこ):ノンフィクションライター。1955年奈良県生まれ。タウン誌記者を経てフリーに。主な著書に『さいごの色街 飛田』『葬送の仕事師たち』『親を送る』『葬送のお仕事』『医療現場は地獄の戦場だった!』『師弟百景』など多数。人物ルポや食、性、死など人々の生活に密着したことをテーマにした作品が多い。

「2024年 『絶滅危惧個人商店』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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