邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season3 (ホーム社書籍扱コミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834285017

作品紹介・あらすじ

二度あることは三度ある──! 『邦キチ』がまたしても帰ってきた!!
邦画プレゼン漫画という謎ジャンルを完全に確立した『邦キチ』が、堂々の復活!! 今回も「映画について語る若人の部」を舞台に、邦画愛に溢れまくる天然系女子高生・邦キチが、まあまあ洋画好きの部長・洋一を相手に絶妙なチョイスの邦画(一部例外アリ)を愚直にプレゼン! プレゼン!! プレゼン!!! その視点、その愛情、その圧力──。全てにおいてシーズン2を凌駕ッ!! 銀河系初の邦画プレゼン漫画、ご賞味ください!!

感想・レビュー・書評

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  • ますますカオスな3巻目。
    面白いので、続けて読んじゃった。

    「特撮作品について熱く語り合う部」
    なる新しい部からも
    勧誘されまくりの映子さん。
    しかもこちらの部は
    部員と部長の波長が合っている!
    (それもそれでどうなのか)
    で、熱く『ゴジラ』について語ります。
    ああ…やっと見たことのあるやつが。

    ぷぷっ、この特撮部部長のセリフ
     「シリーズ続けば
     あんまよくないヤツも沢山…
     でもファンはそういう作品も
     ああだこうだ言いつつも支えてるんだよ!」
    心当たりありまくるわぁ(^〜^)

  • 発展と飛躍の3巻!
    筋書きは従来を踏襲しつつ、邦キチ達のプレゼン
    はより進化。

    特撮特化キャラ・御影が参戦し益々混沌が強まる。


    ゴジラ談義が面白い。「ファイナルウォーズといえばドン・フライ」って切り口がツボ。

    4本目『GODZILLA』を特にゴジラに詳しい訳でもない私が劇場で観た時は違和感無かったが、こうして話を聞いているとなるほど、マグロ作戦って確かに絵面がヤバい。

    香川照之の段平はガチ。

    8本目『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』回はビアンカコスの映子ちゃんがかわいい。バギマ映画ってなんぞ。

    斎藤工に続いて山田孝之もこの漫画に頻繁に登場するな…。

    番外編も強力。予備知識がなくても『刀剣乱舞』と『劇場版仮面ライダージオウ』がうっすら伝わるプレゼンって実は凄い。わかりやすい。

    いやー、映画ってほんと、いいものですね。

    洋一の部もなんやかや賑やかで青春してて良いなあ。こいつが一番この漫画を楽しんでいる。


    1刷
    2021.8.3

  •  「漫画実写化には伊勢谷友介論」が飛び出す3巻である。
     相変わらずの論調で、だいたいの人が知ってたり、意外に知らない名作だったり、微妙に知らなかったりする映画を紹介してくれている。

     「ドラゴンクエスト ユアストーリー」のような(主に悪い意味で)評判を呼んだ話題作をやる一方、「ゴジラ」シリーズを二話連続でドーンと紹介したり、選ぶ題材の幅は広い。
     特にゴジラでは特撮専門の「特撮作品について熱く語り合う部」が登場。
     あちらの部長は恋愛少女漫画パロみたいな登場であるが(デザインもまた古き良き少女漫画感が)、無事邦キチに翻弄されていてほっこりする。
     そんな邦キチもまた「黒執事」の大胆な設定変更実写化には困惑を余儀なくされていて、邦画の世界の奥深さがよく描かれているだろう。
     邦キチが素っ頓狂なのではなく、邦画の世界がそもそも素っ頓狂なのだと知らしめてくれる一話である。

     今回も楽しく読ませていただいた。星五つで評価したい一冊である。

  • 邦画をサクッと斬る映子さんの舌鋒、堂々のシーズン3!
    『ゴジラ』シリーズでそこセレクトするか!というような
    独特の目のつけどころや語りポイントの妙は健在。
    でも、巻数が進み、部長自ら言うように関係者が増え、
    セレクト作品の幅や視点が広がってきたせいか、
    1巻の頃のような暴走ちっくな展開に比べると
    ややおとなしくなってきたような印象ですが、
    その分、語り口により深みを増してきたように感じます。
    微妙な映画・あまり知られていない映画を掬い上げ、
    そして痛快に語ってくれるシリーズ、
    現在展開中のシーズン4にも期待が高まりますw。

  • 藤原竜也の「えっ」の応酬!そしてユア・ストーリーじゃなかったドラクエ!最後の仮面ライダーの話も面白かった!!!

  • いやぁ〜面白いなぁ、何度でも笑っちゃう。

  • なんだか少しずつ邦キチのプレゼンに驚かなくなってきた自分が居る…
    悪い意味ではなく邦キチならこの流れであの映画を紹介するだろうなとか、この映画は奇妙奇天烈な視点で見るのだろうなと一種の信頼が出来たことによる安心感か

    いや、だってねぇ…
    一番好きなゴジラ映画を上げろ、と言われたらそりゃにわか映画好きの部長ならシン・ゴジラを上げるだろうし、邦キチならあのトカゲにしか見えないゴジラを上げるだろうなという信頼が有るし!
    あの映画、昔見た覚えがあるけど、ひたすらに「なんか、これじゃない」感をバリバリに覚えた印象が強いだけにあのトカゲゴジラを「衝撃でした!」と楽しめる邦キチには謎の安心感が有るよ!

    幽幻道士って作品は初めて聞いたけれど、興味深い設定と可愛らしい女の子が主人公とそれだけで人気取れそうな要素が揃っているのにオチが酷い(笑)
    爆死ENDとか昇天ENDとかそれどういう気持ちで見れば良いんだ!?

    本作は邦キチのとんでもプレゼンを聞いて度肝を抜かれつつもツッコミ続ける部長の心情に共感する作品でも有るのだろうけど、「黒執事」プレゼン回では珍しく邦キチが驚かされていたね。本当に珍しく
    色々な意味で度量の広い邦キチであっても主人公の性別改変やら舞台の年代設定が大きく異なるとかは純粋に驚かざるを得ないのか…

    そういや、この巻ではにわか映画好きの心をぶっ刺してくるような発言は無かったな…
    なんだか安心できるけど残念なような……?

  • 10Pくらいで大体わかる、「ジオウ Over Quartzer」の回で大爆笑。
    描いてあること、映画の要素そのまんまなんですけれど、
    いざプレゼンされるとここまでぶっ飛んでいたとは…。

  • 「翔んで埼玉」
    「リンキング・ラブ」
    「ゴジラ FINAL WARS」
    「GODZILLA」
    「幽幻道士」
    「ディストラクション・ベイビーズ」
    「あしたのジョー」
    「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」
    「MONSTERZ モンスターズ」
    「47RONIN」
    「黒執事」
    「映画刀剣乱舞」
    「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」

  • 酷評されている日本の実写映画化を、楽しい視点で紹介してくれていて、少し見たいと思わせる。

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