ダルタニャン物語〈第1巻〉友を選ばば三銃士

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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835440040

作品紹介・あらすじ

A・デュマの大傑作『ダルタニャン物語』「三銃士」「二十年後」「ブラジュロンヌ子爵」の三部作全11巻刊行開始。

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃にアニメで見ただけだった三銃士を今更読んでみると、なんて面白いんだこれ!!たくさんの登場人物がいて、誰も彼も魅力的に描けているなんてすごい!あっという間に読んでしまった。

    三銃士は3人とも格好良くて優秀な騎士。なのにどこかしらダメ人間の様相が…(苦笑)そこもまた魅力的なんだけど。
    ダルタニャンは彼等以上に賢く強く会話に長けた策士。
    さらにトレヴィルやリシュリュー、ルイ13世と面白いキャラクターがわんさか出てくるのでたまらない!

    早く続きを読もうと思う。

  • 高校生の時以来の再読。
    三銃士の皆さん、酒飲みすぎ。

  • ◆「ダルタニャンって?」 「三銃士の主人公」 「なら知ってる!」◆
    『三銃士』が、この物語の最初の2巻に過ぎないことはあまり知られていない。そして“鉄仮面”。フランスの歴史や文芸に興味がある者なら一度は耳にしただろう。ルイ14世の、例のあれだ。それもここに語られる。
    田舎者の青年銃士が国王より元帥杖を授かり名誉の戦死を遂げるまでの波乱万丈物語は、そのままフランス17世紀の歴史物語となる。
    全巻読破すればフランスの17世紀は君のものだ。夏休みをかける価値がある。

  • NHK人形劇『三銃士』放映開始…だからではないんですが(笑)、感想を書こうと思ってのびのびになってました。高校生のときに読み始め、途中飽きて絶版、探し回ってコンプリート。最終巻読了まで10数年かかりました。それからまたすごーく時間が経って…記憶があいまいな巻もあるので、ちびちび書いていこうと思っています。

    ◇私が持っているのは講談社文庫『ダルタニャン物語(鈴木力衛訳)』全11巻ですが、表紙データがなくて地味すぎるので、同じ鈴木訳を復刊してくださっているブッキング版でノートを作っています。ご了承ください。

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    今日から、NHKで人形劇『三銃士』放送開始!ということで見てしまいました。セットと人形のつくりの豪華なことに驚き~。しかも三谷幸喜脚本。うーん、でもストーリーはちょっといじってあるんだな(しかたないけど:笑)。

    『三銃士』は『ダルタニャン物語』のなかの一部のエピソードで、これは三銃士編の第1巻。ダルタニャン青年が、国王への仕官を夢みてガスコーニュの田舎から花のパリへ出るところから始まります。

    いきなり本編に入らず、デュマによる「いかにしてこの物語を書くに至ったか」というまえがきが結構面白いんです。ここで私はハマった(笑)。本編は見せ場の連続。それに、随所に意外と大人向けの場面があって驚く(笑)。テンポと勢いのよさと華やかさに、「フランスの新聞小説だもんなー」と思いながら読み進めました。

    鈴木力衛訳が好きなのは、各巻につけられた副題が素晴らしいところ。『友を選ばば―』ですよ、もうすでに活劇成分炸裂(笑)。生涯の友(ときには敵)となるアトス・アラミス・ポルトスと、権力の側にいて陰謀をめぐらす枢機卿とその片腕、窮地に陥る美しき婦人と謎の美女、持ち場がピシッと決まった活劇のはじまりはじまり~でございます。

    子ども用のノベライズがあったり、以前にアニメ化もされているので、子ども向けの活劇?という先入観で読み始めましたが、大人でこそ楽しめるディテールもあるわけで。訳もちょうどよい時代かげんで読みやすいと思います。お時間に余裕のあるかたは挑戦しがいのある作品かと。

  • フランス史にまつわるデュマの物語ですが、本の中で度々出てくるのがアンジューのワイン。どれほど美味しいのかと、一度飲んでみたくなります。 やまいち

  • 講談社文庫版はもう入手が難しいみたいなのでこれも登録しておきましょう。

  •  はじめて「三銃士」を読んだのは、たしか小学校三年生くらいの時のはずだ。子供向けに書き直したもので今思えばかなり単純な話になっていたけど、夢中になった。次に出会ったのが中学校の終わり頃。「三銃士」がもっとずっと長い物語の最初の部分に過ぎないことを知り、大喜びで読みふける。ずいぶんたってからふと読み直したくなり、手に入れようと思ったら絶版だった。数年前復刻されたことを知るが、なかなか手が出ず、また入手困難に。今回、やっと全巻まとめて手に入れ、うっとりとした思いで読み直し始めた。
     そう、うっとりとしてしまう物語。若々しいダルタニャンがいる。イギリス行きの話が思ったよりもあっさりしていて拍子抜けしたが、とにかく理想化されたアトスが時にめちゃくちゃをやるあたりが痛快である。もっともっと人気が出てほしい物語。大事に大事に、読み進めるとしよう。
    2004/9/27

  • 2010/04/07 ロロさんのダルタニャンを理解するために。殺人が罪にならない世界なのか??に違和感を覚えつつ、すいすい読める。指輪とダイヤは出てきた

  • 1979
    2016再

  • こいつら…金と女と賭けしかしてねぇー

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