- Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835441870
感想・レビュー・書評
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モントン村で人殺しの依頼客を待つ3兄弟。宣伝や戸別訪問までしてやっと来た客はハンネ婆さん一人。21通りの殺しのメニューで,無事婆さんの人生の幕を閉じましょう…というヘンテコな話。
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人殺しと称しながらも、実は人を殺したことのない三兄弟。
恐ろしいのか、おっちょこちょいなのか、こっけいなのか、優しいのか、なんだか不思議な三兄弟と、おかしな近隣住人が登場します。
そして、なにを試しても死なないおばあさん。
深い意味があるのか、なにもないのか。
なんとも形容しがたい読後感の本でした。 -
このナンセンスさ、素晴らしい。
子供にはちょっと…と思ってしまいそうな内容だけど…だからこそ、子供は面白い -
絵本なんだけど、タイトルからして子ども向けではないよな? 人を殺すことは悪いことじゃなくて、「人殺し」は、おまわりさんも認める職業になってんだけど・・・、意味わかんねー。
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ショッキングなタイトル
丘の上に人殺しの3兄弟
最近お客さんがこないので
看板出したりチラシくばったりする
いろんな殺し方メニューがある
おばあさんがやってきて、「全部やって」というから
いろいろやるけど全然効かない
帰る時送っていったら家の前でパッタリ倒れて死んでしまった
神様にはかなわないって話
みんな殺されたがってる、って考えるところがおもしろい -
大学の図書館にて絵本なんて珍しいと思って手にした本。うーん。絵本として読まない方がいいのかも?今の私にはどう解釈していいかわからなかった〜
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まあ絵が素晴らしいのはあたりまえですが、なかなかかわいくて凄みのある話でした。
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モントン村の西にある丘のてっぺんに、一軒の小さな家が建っていました。そこに住んでいるのは、ピーボデー、キーボデー、チーボデーの3人兄弟。彼らの職業はなんと“人殺し”。あれこれ工夫して地道に努力しているのですが、ちっともお客が来てくれない。そんなある日のこと、ついにひとりのお婆さんが現れて…。別役実×スズキコージ、幻の傑作がついに復刊!心やさしい人殺しの話です。
心やさしい人殺しさんたちに、思わずくすっと笑ってしまうでしょう。 -
古本屋さんで。
ナンセンス絵本かと思ったら、なかなか、いろんな解釈の出来る大人の絵本でした。
買って良かった。