心臓を長持ちさせる 東北大式ゆる筋トレ

著者 :
  • マキノ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837614449

作品紹介・あらすじ

★心臓は“ゆるい運動”で強化できる! 
「東北大学式心臓リハビリ」のプログラムをわかりやすくまとめた一冊がついに誕生!
★動悸 息切れ 胸の痛み 狭心症 心筋梗塞 心不全 不整脈…
心臓の不安が消える! 血管が若返りだるさ、疲れやすさも解消!


日本人の死因ランキング第2位である「心臓病」。2000年以降は、死亡者数が右肩上がりに増え続けている、まさに国民病です。

その心臓病を予防し、悪化を食い止めるための運動法として誕生したのが、本書です。

筆者は長年、東北大学教授・リハビリの専門医として、患者の治療やリハビリを指導しながら、心臓病や腎臓病に関する研究を続け、運動療法の重要性を科学的に明らかにしてきました。

そこで確立したのが、心臓病における運動の推奨を後押ししたプログラム「東北大学式 心臓リハビリ」です。継続的な研究と臨床によるデータの蓄積により、そのリハビリの安全性と信憑性は、確固たるものとなりました。

本書では、25年以上の歴史を誇る東北大学式 心臓リハビリの内容を、イラストつきでわかりやすく解説しています。

「リハビリ」と聞くと、つらい・苦しい運動をイメージするかもしれませんが、東北大学式 心臓リハビリは、決してつらい内容ではありません。
高齢者でも、体力に自信のない人でも無理なくできる、ごく簡単な「体操・筋トレ・運動」です。

かつて筋トレは、心臓病の人にとっては禁忌とされていました。
しかし、現在では、程よく筋肉に負荷をかけることで、むしろ、心臓病の悪化を食い止めるとされているのです。

また、本書では、東北大学式心臓リハビリを続けて心機能が改善した体験談や、心臓を長持ちさせるための食事法や生活習慣についても収載しています。
現在、心臓病の治療に取り組んでいる人にとっても、将来、心臓病の発症を恐れる人にとっても役立つ、心臓を強化する最新知識が凝縮された内容になりました。

心臓のことが気になるすべての皆さんに、本書を捧げます。

感想・レビュー・書評

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  • 「本から」
    安静にしていると、たった1日で、2%の筋肉量と筋力が落ちてしまう

    運動処方の基準「FITT」とは
    Frequency 頻度・回数 
    Intensity 強度
    Time 時間
    Type 種類
    心臓病の場合、、Iを弱めて、FかTを増やすことが重要

    「1日4113歩以上歩くと、心臓も腎臓もよくなる」
    「運動には不整脈の予防効果がある」

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著者プロフィール

上月 正博(こうづき まさひろ):監修東北大学名誉教授。公立大学法人山形県立保健医療大学理事長・学長。1981年、東北大学医学部卒業。2000年東北大学大学院内部障害学分野教授、2002年東北大学病院リハビリテーション部長(併任)、2008年同障害科学専攻長(併任)、2010年同先進統合腎臓科学教授(併任)を経て、2022年、東北大学名誉教授、山形県立保健医療大学理事長・学長に就任。日本腎臓リハビリテーション学会理事長、国際腎臓リハビリテーション学会理事長、日本リハビリテーション医学会副理事長、日本心臓リハビリテーション学会理事、日本腎臓学会評議員などを歴任。医学博士。総合内科専門医、腎臓専門医、高血圧専門医、リハビリテーション科専門医。『腎臓リハビリテーションガイドライン』(南江堂)など医師向けの著書・監修書も多数。

「2023年 『上月式 名医が教える腎機能のための食品成分BOOK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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