母を恋して太る人、彼を愛してやせる人-「3日後日記」でダイエットに成功する!
- マキノ出版 (2003年6月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837670148
感想・レビュー・書評
-
知人の紹介で読んでみました。
本書は単なるダイエット本ではなく、毒親が将来にわたって及ぼす影響について語られた本でした。
(母からの嫉妬を回避するために、娘はデブになりブスになり、幸せな将来を自ら望まなくなる、というお話)
娘に嫉妬したり、自分の7掛け程度の幸せでいて欲しいと微妙なラインを狙う母親・・・本当にこんな親がいるのかね?
まあ、いるにはいるでしょうけど、本にするほどニーズがあるとは到底思えないなあと。だけど実際本になっているのだから思ったより多くいるのか・・・
感じ悪い言い方かもしれないけど、私にとっては小説のような、未知の世界のお話でした。
著者の本を2冊連続で読むとさすがにお腹いっぱい。もういいかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幼い頃に母親にしっかりと素直に愛されなかった女性は、大人になって過食に走って太ってしまう傾向が強いというお話。
母親も不幸せで、同性の娘が自分より幸せになることを無意識のうちに嫉妬して妨害してしまう。
そんな母親に育てられた女性は、その点に気づいて本当に自分が欲しいものを欲しいと言い、心が満たされる生活を送るべきとのこと。
特に人間関係は大事で、会って3日後にグッタリするような友人や恋人との縁はきっぱり切るべきって書かれてた。
基本はダイエット本だけど、心理学的に面白いなって部分がありました。 -
母親=食べもの(母乳を与えてくれる人)なので、母親からの愛情薄かった人は過食や拒食に。
赤ちゃんは母乳をもらうとき、お母さんが愛情を注いでくれてるかを感じている。ケータイみながらの授乳などは、赤ちゃんの胃は満腹になっても気持ちは満たされてない。
過食は食べものへの執着、ストーカー。ストーカーは自分が執着してることに気づかない。
感情が満たされていれば、自然と適正体重になるものだ。
母親との関係
母親が自分勝手でイライラするのは、自分を気にかけてくれない=愛情がないと感じるから。
離婚経験が許せないのも、父親の愛情が欲しかったから、かも。
自分も離婚くりかえしたり、太ったりするのでは、と恐怖があるかも。母親に自分を重ねているからか。
話が合わないのが嫌なのは、分かってほしいから、感情を共有したいから。
おべんちゃら言うのが嫌なのは、自分にも言ってほしい、ことほいでほしいから?
母親や父親の機嫌をとるために、無意識のうちに、自分を抑えたり、本音とは違う言動をしてしまう。
母親の嫉妬をかわし、父親の庇護を受けるため。見捨てられたら=死なので
自分の子どもにも第三希望を押し付けてしまう
7割の幸福を願ってしまう
とくにうちの母は、自分が一番で、ちやほやされてないとダメなタイプだから、余計
心の裏切り者は、もう一人の自分、それは幼少期の母の嫉妬から来る
母は娘に嫉妬していることに気づかないので、話しあいをしても平行線、文句を言っても逆ギレ→うちの場合は無視
自分が不幸だと思ってるから、不幸な人をわざわざ探し出しては比較して優越感にひたろうとする
ぽっちゃりがかわいいと思い込む(嫉妬からきている母や友達からの言葉)、太っている自分を受容できない。
が、本当は太ってるし、痩せてないとね。
母のおべんちゃらが嫌なのは、その奥に隠されてる本音、嫉妬を感じるから?かも
幼少期に褒められない→共感されない→つまらない→母と目をあわさない→能面のようなサイレントベビー→妻への愛情表現ない→姑にイライラ?
既婚者は夫とつながりたい→共感されたい
反抗的な人は、家庭内ストックホルムシンドローム(DSS)から脱却しようとしてる、自己欺瞞ではなく、本当の自分を出せる強い人、と思っているかも。
だから憧れるのかな。
人と会ったあとに、お腹が空いてどか食いするなら、その人との関係にはストレスがある。
オフのあとや、仕事の飲み会後はそんな、感じだったなあ。
女性の幸せ太りはない。
結婚しても食べすぎがなおらないなら、夫との関係満ち足りてないのかも……という言葉が意外だった。
ダンナさんとは仲がいいけど、相手のために本音を言わない部分、確かにあったと思う。今気づけてよかったな。
三日後日記は……わたしには必要ない気が。普段からマイナスな気分になる人とは付き合ってないからなー。
しかし、自分の本当の気持ちやストレスに気づいてない場合もあるから要注意だね。 -
さるきちのレビューは<a href="http://saruk1.blog109.fc2.com/blog-entry-392.html">コチラ</a>。