できる男は「この言い訳」をしない: ここで決まる! 強者の生き方

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837924593

作品紹介・あらすじ

「時間がない」「自信がない」「運がない」「お金がない」「チャンスがない」…そう「言い訳」をして、いつも「できない理由」を探していないか?本書は、「言い訳人生」から脱却するための考え方、習慣、行動を指南。頭角を現す男と、その他大勢の男はどこが違うのか?-人生の突破口を開くカギがここにある。

感想・レビュー・書評

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  • 納得できるなという部分もあれば
    ちょっと偏りすぎているのではという部分も。

    p.18
    「優秀な男たちが『忙しい』という場合は、
    自分がやりたいことをやっていて『忙しい』と言っているのだ。
    『やらなければならないこと』がいっぱいで忙しいのではない。
    『やりたいこと』がいっぱいで忙しいのだ。

    p.80

    「『身銭』を切れない男は一流になれないのだ。」

  • 言い訳の悪い例を書いてあるのかと思ったら、基本的には著者の考える
    できる男としての生き方を主張しているものだった。

    共感できる部分も多くあったが、極端な意見や過激な表現が多く、説得力にはかける。また、こちらの理解が乏しいせいか、書き手の表現が悪いせいか、芯が通っていないと思われる内容があり、過激な割には読み手に与える印象は薄い。

  • 【我強】
    主張されていることはよくわかりますが、懐の小ささを感じてしまいます。自分の主張が通らないと世間を批判しているようで、あまり尊敬することをできません。読みやすいですが、論理的な部分が欠いてあり、腑に落ちない部分もあります。
    いいという方もおられるでしょうが、個人的には好きになれませんでした。

  • できる男はいい訳せえへんわなぁ。

    読書会の親友(親友と呼ばせていただいていいのか、
    当方は本当に多くのことを彼女から学ばせてもらっている)から勧められた本。
    里中李生という人物はこの本を読むまで知らなかった。

    言い訳もそうだが、
    僕は何かとうまくいかなかったら人のせいにしてしまう癖がある。
    後で冷静に考えてみたら少なくとも自分がしっかりしていれば
    防げていたミスも人のせいにしてしまう。
    でも一流の人は人のせいにしない。
    これってやはり自分のしたことに責任を持っているからできる業だと思う。

    僕はまだまだ人格が未熟で、人から尊敬される器ではない。
    だから二流かへたすりゃ三流の冴えない若者かもしれない。
    でもこの本を読んでまず何かミスが起こればそれが当事者のせいではなく、
    自分の責任として考えてみようと決心した。
    つまり相手が起こしたミスであっても、
    自分が気付いて上げられていたら防げていたかもしれないから。

    忙しいとか、不況のせいだとかそんな言い訳はクソ食らえだ。
    本当に忙しい一流の男は絶対に忙しいとは言わない
    (幸か不幸か、僕は忙しいとか、不況のせいにすることはない)。
    でもお金がないと僕は愚痴をこぼすことがある。
    里中さんはお金がなければアイデアで勝負しろと。
    確かに女性とデートするとお金がかかってしまうなぁと思っているが、
    それもアイデア次第でうまく費用を抑えることができる。
    高級料理店に行かなくても女性を喜ばせることはできるはずだ。
    気配り、心くばり、そしてしっかり女性の話を聞くこと。
    安居酒屋で楽しめることが出来ない女性とは付き合わなければいいんだよな。

    人に嫌われたくないからと、隠し事をする人もなんと多いことか。
    もっと本音を言いなさいと。里中さんの言葉を引用をすると
    「世間は本心や本音を言わない嘘つき男をほめて、
    それを正直に言う男を叩くのだ。なぜなら大衆っていうのは、
    肝心なことがわかっていないからだ。」これは本当にその通りだと思う。

    僕もいっそさらけ出してしまおうかな。
    本音が言えないと自分らしく振舞えないし。
    抑圧された人生は自分の心にもよくない。でも人を傷つけない範囲で。

    また「愛する女からリスペクトされない男は二流だ」と。
    愛する女性がいないので、何ともいえないけど
    でも好きな女性からは尊敬されたいよね。お互い尊敬したい。
    「女は簡単に男を尊敬しない」だって。
    でもどんなに世間から認められなくても、好きな女性から尊敬されていたら、それでその人の人生は成功したも同然やんね。

    一流の男になるにはまだまだ時間がかかる。
    そんなことを考えさせられた本でした。

  • 言いたいことを批判受けようが貫いているのが
    羨ましくも目指すのにもってこいと思える本でした。

  • この著者の書籍は初めてですが、"ある意味"成功している著者の意見(というか人生観)が書かれているものと思って読みました。
    やはり自分なりの芯を持って行動をすることは必要だと思いました。
    こういう人もいるということを知っていることが、少しなりとも今後自分の行動に影響するんでしょうね。

    本としては、個人的には嫌いでないですが賛否両論かと思います。
    誰かの「行動を起こす」ということに対しての動機付けに繋がればいいんじゃないかな。

  • できる男とはどのようなものか。それについて、「言い訳」をテーマとして、筆者の考え方が述べられている本。
    お金やセックスのために努力することは自然であり、仕事に全力を注ぐために休みを取らず、趣味も持たないことが重要であるなど、筆者個人の独特な考え方が示されているため、賛否両論があると思われる。
    また、筆者はその物言いなどから誹謗中傷が絶えないらしく、「有名だからというだけで、言われのない誹謗中傷を受けても仕方ないというような慣習はなくなってほしい」などと文中で語っている反面、「銀行は何も生み出さず、公務員は税金を食いつぶす存在だから、いずれも国の役に立たない」など、筆者自身が作中で言われのない誹謗中傷を行っているなど、自己矛盾しているような内容も含まれている。個人的には、読んで得るものはほとんどなかった。

  • 誰が言おうが、できない言い訳を聞いているときは、あまり気持ちの良いものではありません。できない言い訳をするにも労力が必要だし、できないことを理路整然と述べるのも技術がいるとは思いますが、個人的には「いかにすれば目標に近づけるか」に最大限のエネルギーを傾けたいと思っています。

    この本の著者である里中氏が書かれた本は初めて読みました、「自分がしている浮気は妻が公認しているから良い」という考え方はどうかと思いましたが、その中に含まれている彼の言いたいメッセージや、その以外の彼の挙げたリストについては参考になる点が多くありました。

    言葉が行動を制御すると誰かが述べていたように思いますが、正しい言葉を発する(心の中で思う)ために、この本のエキスを参考にしようと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・自分の得意な分野、好きな分野、詳しい分野でチャレンジするのが「正しい努力」(p14)

    ・本当に忙しくて自分のやりたいことが全くできないのは、今の仕事のやり方が根本的に間違っているということ(p17)

    ・あなたのやりたいことは「趣味」であってはならない、趣味というのは、ある程度何かを成し遂げてからやるもの(p18、51)

    ・格差社会で勝ち組に入る人間は、お金を稼ぐための「アイデア」があり才能にあふれている、実行力・行動力・継続力がある(p24)

    ・映画「TIME」は格差社会を克明に描いた物語、通貨が「命」に替わって、富裕層は長く生きられて貧困層は25年で死んでしまう
    (p25)

    ・具体的な夢を語ることが重要、不可能を無視した夢や目標は口にすべきでない、好きじゃないことも同様(p31)

    ・仕事を選ぶときには、自分のレベルではなく、自分の体質や性格に合っているかで選ぶべき、自分がやりたくない事を考えるのも参考になる(p36)

    ・お金で失敗する人のほとんどは、自分がよくわからないこと、に手を出した人(p57)

    ・必要なのは信念、信念を作り出すのは、スケールの大きい夢や目標(p63)

    ・無料のものには価値がない、身銭を切れない男は一流になれない(p80)

    ・経験とは失敗を繰り返して積み上げていくもの、しかし同じ大失敗は繰り返さない(p94)

    ・あなたの仕事を侵犯しているのは、行動である、行動は自分の意思よりも他人の意思に左右されることが多い(p98)

    ・夢や目標がある男は、自分の生き方に油断をしない、自分自身に驕ることもない(p106)

    ・自分がやりたいことをやれていない、自分の夢や目標を達成できない男にはコンプレックスがある(p109)

    ・自分の快楽のために仕事をする男は、「お金を稼いで遊びたい」「成功して名誉が欲しい」という欲が強く、能力が全開になる(p121)

    ・男の成功は、お金を稼ぐことだけではなく、多くの人からリスペクトされること、妻・子供・部下から(p145)

    ・異種格闘技戦は猪木が始めたもの、猪木とモハメドアリ戦では、ほとんどのプロセス技が禁止された(p156)

    ・あなたが今やっている仕事は命がけの仕事のはず、仕事が終わって毎日のように同僚とつるんで飲み歩いてはいけない(p157)

    ・成功の条件とは、年収1000万円以上を10年間以上継続すること(p163)

    ・読書するだけではなく、本から学んだことを書き出すべき(p169)

    ・嘘をつくのは、圧倒的に道徳主義者が多い、成功者は話を誇張する場合があるが、自分がやったことを堂々と話す(p177)

    ・誰かと会うとき、「見せる」部分にお金を使わない男、使わないで済む男は、その会う相手も同じレベルである、食事も同じで、ファーストフードが好きな男は、同じような男としか付き合えない(p195)

    ・ブランド物は必要ない、という男は、その世界とは無縁だと宣言しているようなもの(p197)

    ・自分に不必要なものは、どんどん捨てるか、または、最初から「持たない」ことが非常に大事になる(p198)

    ・本当に必要なものは、無料では買えない、必ずお金がかかっているから、そういうものは大事にできるし、邪魔にならない(p199)

    ・できる男、一流の男というものは、「捨てる技術」を持っている、思考や行動をシャープにして、自分の才能を磨いている(p202)

    2012年7月8日作成

  • 少し過激な内容もあるが、作者の芯の強さが分かる。

    人生の目的があるから、言い訳をしないのだ。大きな目的があるからこそ、小さな事で立ち止まったり、悩んだりしない。時間がない、自信がない、運がないなど、人生を本当の意味で楽しめていないのだ。

    また、男とはどう生きるのかも考えさせられる。ひ弱な男では、誰からも尊敬されない。妻や子どもの言いなりでいいのだろうか。子どもと遊ぶために仕事を休むのは、違う。世の中のために働こう。その代わり、子どもと出かける旅行は、一流なところに行きたいものだ。

  • 仕事は一点集中。趣味や遊びで逃げてるようではお金、人、信用何も集まらない。
    できる男は筋トレする…ストレス緩和などではなく、筋トレに直向きに打ち込む事で、仕事の効率がよくなり、体を鍛え、変化することにより、信用信頼も集まる。

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著者プロフィール

本名・市場充。1965年三重県生まれ。累計230万部を超えるベストセラー作家。エッセイスト。時代の趨勢に流されず、物事の本質をずばり突く斬新で辛口な筆致で、「強い男性論」「やさしい女性論」を展開。男女問わず、幅広い層から熱狂的な支持を得る。著書に[一流の男、二流の男][できる男は「この言い訳」をしない][「いい人」は成功者になれない!](以上三笠書房)、[「10年後」成功している男、失業している男](飛鳥新社)、[時代に迎合しない男の極意](フォレスト出版)、[一流の男のお金の稼ぎ方](総合法令出版)など多数。

「2013年 『成功を引き寄せる男の器量』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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