- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837924968
感想・レビュー・書評
-
なるほど〜と思った事が多々あった。
結局はそれをどう使うかという事になるのだと思うけど、改めて本の存在意義を考えた。
いろんなジャンルの物を読んでいこうと思った詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者は、2000年まで日本マイクロソフトの社長を勤め、現在は投資コンサル会社の役員である。
そんな著者がすすめるのは、「超並列読書術」である。これは、場所ごとに読む本を変え、一日の中で何冊もの本に目を通すことをいう。では、なぜ著者がこのような読書法をすすめるかといえば、あらゆる本を読むことで脳のあらゆる部分が刺激され、仕事に必要な感性が磨けるからである。
本書のエッセンスはだいたいこんなところで、こういったら失礼かもしれないが、後は老人の戯言または放言とも言える内容で、この部分がどうも蛇足に思え、気に入らなかった。 -
言っていることが極端で分かりやすくて面白い。これから読まず嫌いをせず、色々なジャンルの本を読んでみようと思う。
-
成毛さんは、言わずと知れた読書家。1991年から2000年のあいだ、日本マイクロソフトの社長まで勤めた人だ。そういえば、札幌出身でもあるんだよな。西高出身。北海道人としても共感する。
成毛さんのいうことは厳しい。おそらく、反発をする人もいるだろうし、ボク自身もここまでいうのか、と思うところもある。たとえば本書の冒頭にはこんな風に書いてある。
「日本では経済格差がおこり、高所得階級と低所得階級の二極化が進む。年収200万円の生活を送る人や生活保護に頼る人はますます増える。いま、”庶民”でいる人は、何か行動を起こさないかぎり、確実に”庶民”以下の暮らしを強いられることになる。それでも構わないひとは、この本を読む必要はない。この本で紹介するのは、”庶民”から抜け出すための読書術である」。
ただ、ビジネス系の本ばかりを読んでいる人は間違いなく”庶民”のまま終わるだろうともいう。本棚を見れば、その人のほとんどがわかると成毛さんは言い切る。単なる金銭的な話しで”庶民”を語っているのではない。人生を豊かにする方法を知っている人が、”庶民”とは異なるということだ。
さて、この本の一番面白い部分は第5章。「私はこんな本を読んできた!」だと思う。成毛さんが少年・青年時代のころから読んできた本、遊びの本まで。中学時代に読んだという、光瀬龍の『百億の昼と千億の夜』。ボクは萩尾望都の漫画で読んだのがはじめだったが、だから阿修羅が好きになったのかもしれない。そんな自分との重なりも楽しみながら、成毛さんが読んできた本をトレースするのも楽しいと思う。 -
とにかく本を読めということと自己啓発的な部分がある本
自分自身を鼓舞できる
冨山和彦さんとかもそうだけど、年取っても言葉遣いが尖った人好きだなぁ -
「生きた証」を残せなければアリと変わらない。「超並列」読書術は他人にはマネできない「クリエイティブ」な仕事を可能にする読書法である。
-
共感できるところも共感できないところも両方。
様々なジャンルの本を読むことで、知識の有機的な繋がりを認識する。
経営戦略を戦争の歴史から学んだり、組織論を生物学から学んだり。
今はとにかく目の前で使える知識が欲しくて、ある分野を徹底的に読んでいるけど、全く関係ないと思えるような本もしっかり読んでいきたいと思っている。
ジョブズも言っていたように点と点が繋がって線になっていく感覚を持ったときにブレイクスルーを見出せるのだろうし。
知識太り自体は良くないことだけど、知識太りの状態を一度経ないと良いアウトプットは出せない。
しかしこの人の考え方は大分極端で、全部を全部実践すると絶対上手くいかないだろうな。
読書メモを取ることでより内容を自分の中で整理できるという人もいるだろうし。
インパクトを出して実践させるためにに敢えて強い口調で極端なことを言っているのだろうと思うけど、そこから自分に必要な情報を抽出して学んでいく姿勢が大切だと再認識した。
にしても久しぶりに大分毒舌な本読んだな(笑) -
その他大勢から抜きん出るためには、大勢のする行動と逆をしなければならない。当たり前だけどなかなかできないこと。本は人生を豊かにする。同感です。
-
うーん、なんか前にも読んだことあったかな(´・ω・`)??
要は視野を狭くしないで、色んな世界を見てみなさい、それには沢山本を読みなさいってことが書いてありました。
立ち読みで十分かな。15分もかからず読めます。