読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (単行本)
- 三笠書房 (2019年10月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837928065
感想・レビュー・書評
-
☆読書の本質を考える
読書をしたらアウトプットしよう。最近よく言われている事だし、自分も実行するようにしている。読書の効果を最大限にする為に、今まで本を読んだら感想を書き人と共有するようにしていたけど、それでも十分なアウトプットが出来ていないかも知れないと感じていた。どうすればよいのか?
この本の著者である藤井孝一さんは、1日1冊読む、そしてひとつの本から3つのアウトプットをしているという。1日1冊なんて自分には無理だろ、って正直思った。しかし、1日1冊を読み終えるためにその本から何を学びたいかを明確にして、それに該当するページは精読、他は文字を追うくらいにして読んでみようと思う。そうする事で、3つのアウトプット目標も同時にこなせるし、3つと決める事で実際にはそれ以上の事が得られると期待している。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても分かりやすかった!さっそく書評メルマガ登録したりおすすめの本を入手したりしました。
実行が大事! -
印象に残った点又は実践したい箇所
・本を読みながら要約力をつけていく。この章では何を伝えたいのか、結論はどうなのか。考えながら読み進めていく事。
・本からの学びや感想を元に、実践した経験を加えてアウトプットする事で、自分のものになっていく。
・ノウハウの10%の実践を目指す。本を「使う」
・タカの目とアリの目の読み方。知識を得たい時、まずは易しく全体像が把握しやすい本を選ぶ。慣れたら徐々にレベルアップしていき、専門書に挑戦していく。 -
【まとめ】
・読書を活かすのは、3つのアウトプット(話す、書く、行動)
【学び】
・「この本を読んでどう役に立てるか?」を考えながら読書する
・本は読むものではなく使うもの
【活かし方】
・読んだ本の内容は、動画としてアウトプット -
この本を読んで、自分の中での読書の意味を確立できた。
この本には、本を読むことと力にすることの意味が書かれていた。
中でも特に印象的なものは、
「何が書いてあったか」
「そこから何を学んだか」
「それをどう活かすか」
の3つを柱にしてまとめることで、伝える力が身につくことだ。実際にこの形式にして評価と感想を書いている。
この本を読んで学んだことは、本を読んでアウトプットすることの重要性だ。タイトル通りかもしれないが、本の内容をアウトプットする効果・方法を学んだ。本を読むことが自分にとっての自己投資になり得るように本を読みたい。
そしてこのアウトプットの重要性は、自分の伝える力を磨くことに活かしたい。というのも自分は伝えることが苦手で、うまくまとめきれずに話してしまうのでなかなか彼女もできないし就職活動も苦労した。だからこそ本を読んで話したり、こうやって内容をまとめて投稿するアウトプットを繰り返すことで伝える力を磨きたい。
-
本は読む(インプット)だけでなく「アウトプット」することで、もっと血となり肉となる—私が本書で言いたいのは、このことです。
P1
タイトルがすべてを物語っているいます。読後のアウトプットの重要性がわかり、読んだ後さっそく行動したくなるでしょう。
話す、書く、行動する、この3つがアウトプットです。全部やるのは大変ですよね? でもご安心を、どれか1つでも実践すれば充分な効果があるようなので。
自分はこの中では「書く」アウトプットが多いので、書くアウトプットのコツに注目して読み進めました。(本当は話もしたいのですが周りに読書好きがいないので・・・)
要約力をつけるには、本を読みながら、「この項目は何を言いたいのか」「この章は何を言いたいのか」「この本は何を言いたいのか」という点を集約していくことです。
P25
書くコツは「要約力」にあるといいます。章や項ごとに要約、これを繰り返せば要約力が身につくようです。しかし、これやってみると分かるのですが難しい。何が言いたいのがわからないってことはまだ読解が足りないってことでしょうか。このへんは様々なほんで慣れて場数を踏んでいきたいです。
さて、書評を書くにはコツがあります。
その本に「何が書いてあったか」「そこから何を学んだか」「それをどう活かすか」。この3つを柱にしてまとめるのがポイントです。
何が書いてあったかと言う内容の説明と、面白い面白くないと何が書いてあったかと言う内容の説明と、面白い面白くないという感想は誰にでも書けます。しかし、「何を学んだか」はその人オリジナルの意見になります。は誰でもかけます。しかし、「何を学んだか」はその人オリジナルの意見になります。
P116
文章を書くのが苦手な私にとってこういったコツは助かります。何から書けばいいかわからず時間だけが過ぎていくなんてザラにありますからね。
中でも重要なのが「何を学んだか」。たしかにこれは人によってバラバラな意見になりそうな気もします。ここに力を入れてオリジナリティのある文章をかけばよいのですね。どんどん自分を出していきたいです。
このブログは本書のメルマガ「ファーマット」をつかって作成してみました。著者のようにけっして上手い文章ではなく、まとまりもありませんが真似するだけでだいぶ文章を書くのが楽になりました。こうして読んだらすぐに行動するのがまさにアウトプットですね。
本をたくさん読むけど頭に残らない、ビジネス本を読んでるけど成果が見えない、そんな読書家の方におすすめの1冊です。 -
最近読書を始めたばかりだけど、ひと月に7冊以上本を読んでいる人は全体の3%しかいないのが驚きだった。
読んでインプットするだけではなく、実行にうつせるように頑張っていきたいと思います -
読書法、読書術などの本を探していたときに気になって読んだ一冊。
ちょうど一緒の時期に読んでいた樺沢紫苑さんの「読書脳」に、藤井孝一さんのお名前が出てきて「おぉ~」となったのもひとつの思い出。これから読んだ本が増えるごとに、こういった「これ(この方)知ってる!」現象が増えてきてもっと楽しくなってくるんだろうな~。
「アウトプットの基本は、話す、書く、行動する」
こちらはタイトルにもあるように、読書をしたら「アウトプット」をしてその本を「自己成長、自己投資」に活かそう、というもの。著者が経営コンサルタントの方なので全体的にビジネスパーソン向けの雰囲気が強かったですが、バリバリのビジネスパーソンではない自分でもとてもためになる部分が多い本でした。
例えば「記憶力とは覚える力ではなく、思い出す力」「得た情報や知識はアウトプットし循環させ、出し惜しみしない」「本は途中で読むのをやめてもいい」など。
とても基本的にも思えるものたちですが、系統立ててきちんと説明されると驚くほどハッとした気づきになります。
これまではアウトプットすることをもったいないと感じ怠っていたからインプットまで億劫になっていたな……とか、本を読み始めたら最後まで読まなきゃいけないと無意識で自分を縛り読書自体が怖くなっていたかも……など、自分のなかでぼんやりしていたことが鮮明に見えてくるようでした。
最終章に載っている著者おすすめ本もビジネス書が多いですが、個人的に疎いジャンルになるので参考にさせてもらって読書の幅広げていきたいです。 -
読んだことを実践しないと。
ただたくさん読むだけではダメだ。
あと今まで読めなかった難しい古典にもトライしていきたい