- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837954828
感想・レビュー・書評
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『知的生活の方法』の著者、渡部昇一さんが翻訳ということで手に取ってみたが、素晴らしい本と巡り会えた。
一時アドラーが流行ったが、すべての根源は自分の考え方、解釈次第であると説く。
「まわりの人間やものが自分を不幸にするのではない。自分で自分を不幸にするのだ。」...”「気」の力”より
「バカバカしい!やりたいことなら何でもやってよいのだ。理由は一つ、やりたいからやるのだ。他に理由はない。」...”自分の知らない世界”より
何となく、モヤモヤしていた部分の鱗が取れた一冊である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心の金縛り
自分の考えはどこへ行った?
誰のための人生か
一時しのぎは必ず破綻する
無難な選択はいつか必ず行きづまる
尻込みしていては道は開けない
人生、逃げれば逃げるほど出口がわからなくなる
原因は自分の内側に…
運命は意志力で支配する
みずからつくった枷を外す
待つだけでは事態は好転しない
その場をごまかして、つけをため込まないこと
手をくださずして何ができる
"ぐずぐず"返上作戦
自分のやり方を貫けるか
自分の人生奪還作戦
自分のために生きる
"ほんとうの自由"とは他人に振りまわされない芯の強さである
嘘は"不自由"のはじまり
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目次のタイトル
これだけでも読む価値がある。
誰の許可もいらないのだ。
自分の人生を生きなきゃいけない。 -
他人に流されやすいそこの あ な た !!!
一回きりの人生、そんなカンジでいいんですか?
少しのヒントから新しい未来が見えます。
楽しんでみて☆挑戦することの°+トキメキ+°を -
何10年ぶりに再読。
日本人の悪い意味での他人を気にする心境から脱する、それに取って代わる理性的な思考法。良い意味での自分勝手さが、それそのもので良いと思わせられる感じ。本章よりも訳者の前書きの方がすんなり心に入った。幸福は頭で選ぶもの。