「腸の力」であなたは変わる: 一生病気にならない、脳と体が強くなる食事法 (単行本)
- 三笠書房 (2016年3月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837957638
作品紹介・あらすじ
ベストセラー『「いつものパン」があなたを殺す』第2弾!
パン、パスタ、シリアル……
私たちの食生活のすみずみにまで潜むグルテンや糖質。
著者のパールマター博士は、それらの成分が、
脳と神経系にもたらす恐ろしい弊害を解き明かし、
前著で、まったく新しいガイドラインを示した。
さらに今回、博士が切り込むのは、「腸」である。
現代人が日常的にとっている食べ物や薬が、
腸内の環境を破壊し、
やがて脳と体全体にまでおよぼす悪影響を
豊富なデータと事例で明らかにしていく。
◎「腸内フローラ」があなたの人生を左右している――その理由
◎なぜ、これほどアルツハイマー病が急増しているのか
◎「かぜを引いたら抗生物質で治す」は危険!
◎「カロリーゼロ食品」の謎
◎効果を実感!7日間で、脳が生まれ変わる食事プログラム …etc.
感想・レビュー・書評
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腸がいかに大事で、脳と身体に直結していると。全ての病は“腸”から発生していて、腸が健康になると、病気がそれも脳に関係する病まで直してしまうと・・・。
胃がんで胃を全摘してしまった私とすれば、少しでも腸の負担を減らしてやらなければとおもいます。
でも、辛いのは、炭水化物と糖質を控えなさいと、朝はクルミトーストのみ、昼は麺類一杯、夜はごはん控えめおかずたっぷり、アルコール類もほぼ無しの食生活しているので、ここからパンと麺を引くと、朝昼は何も残らない。
ましてや、「プロバイオティクス浣腸」や徹底した食事法、これは到底無理ですな、今私が実行しているのは暴飲暴食をしない、過剰な油もんの摂取、腹七分目の実行ですな。
まあ、無理なものは欲しくないし、身体が自然とウケつけないようになってますな。
でも、食べることって、ほんと大事なことですな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
腸内フローラと細菌につてまた新たな学びができた!
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とてつもなく勉強になりました!
腸がどれほど大事なのか、そしてどれほど軽視されてきたのか。
食生活を改善しようと思っても、朝はパン、昼は少しサラダ、夜は一杯くらいのビールならと晩酌、そのルーティンとなっている。
ただ、その生活では腸内環境は良くならないし、引いてはメンタル面にも影響が出てしまいますよっと。
子供のADHDは炎症と食事が原因の可能性があるとかなんとも。実際にADHDの子がいるとその子の性格だと思ってしまうが、それが無意識に与えている食事のせいというのが本当ならやるせない。
とにかく抗酸化・腸に効く食事を進めていくしかない。抗生物質はとったらあかん。
自閉症の子供もも便秘の子が多いとかなんとも。自閉症の子はクロストリジウム属菌を多く持ち、炭水化物や精製糖(これらの細菌の餌になる)を好む!えーこわw大人でもお菓子とか好きな人は細菌に操られているってことやないかい。ひーこわいこわい。
とにかく発酵食品とか健康的な食生活を心がけて、腸内環境を良くすれば、身体的・精神的両面が健康になりますよって。 -
副題に「一生病気にならない、脳と体が強くなる食事法」とあるが、具体的な食事法については最後の方に触れられているだけである。
半分以上はその食事法の根拠が示されている。
であるから、専門的な内容が続く。ただし、読みやすい。
腸は第二の脳であるというのは、知っていたような知らなかったような。それに関して、再度しっかりと学べた。
腸の健康により、脳の認知機能が改善され様々な病気に効果をあげている。
例えば、ぜん息、アレルギー、糖尿病、肥満、高血圧である。これらは何となく理解できるが、自閉症や気分障害などの改善も見られることもあるというから驚きだ。
腸内にある細菌のバランス(腸内フローラ)がとても大切で、それにより多くの病気が改善される可能性があるという。
腸内フローラはどのような働きをするかというと
・栄養分の消化と吸収を助ける
・悪性の細菌、有害ウイルスや有害寄生虫などの侵入者に対して、自然のバリアを構築する
・「解毒器」として機能する
・免疫系の反応にいい影響を与える(腸は体内で最大の免疫系器官である)
・体内ではたらく重要な酵素や物質、ビタミンや神経伝達物質を含む「脳に必要な物質」を生成して放出する
・内分泌腺(ホルモン)のシステムへはたらきかけ、ストレスをとりのぞく力をつける
・良質の眠りをうながす
・さまざまな慢性疾患につながる「炎症」が伝わる経路を制御する
(p35,36)
気持ちのいい腸内環境をつくる「6つの食べ物・食べ方」は、
1.「プロバイオティクス」が豊富な食品を選ぶ
2.「プレバイオティクス」が豊富な食品を選ぶ
3.炭水化物を減らし、良質の脂肪をとる
4.ワイン、紅茶、コーヒー、チョコレートを楽しむ
5.水道水は濾過して飲む
6.季節ごとに断食する
「プロバイオティクス」:食品の多くをプロバイオティクスに変える発酵が、乳酸発酵である
生菌入りヨーグルト、ケフィア、キムチ、ザウアークラウト、ピクルス、紅茶キノコのお茶(コンブチャ)、テンペ、発酵調味料、発酵した肉、魚、卵
お勧めの5種①ラクトバチルス・プランタラム②ラクトバチルス・アシドフィルス➂ラクトバチルス・ブレビス④ビフィドバクテリウム・ラクティス⑤ビフィドバクテリウム・ロングム
「プレバイオティクス」を多く含む食品
生のニンニク、生の西洋ネギ、生のタマネギ、調理したタマネギ、生のアスパラガス、アカシアガム、生のチコリの根、生のキクイモ、生のタンポポの葉
その他、腸内を元気にするサプリメント
DHA、ターメリック、ココナッツオイル、アルファリポ酸、ビタミンD -
健康界隈で今最注目な「腸」の重要性の概要を一通り知る事が出来た。人の性格すら操作する腸内細菌の凄さ。これを知らずに過ごすのは現代社会においてあまりにも痛手である。巻末あたりで具体的な食材やおすすめサプリも紹介されていて、すぐにでも実践の「腸活」に取り掛かれるあたりも◯
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専門的すぎて結構わかりづらい部分もあるけど、3章で具体的な食事法が書いてあるのでありがたい!
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とりあえず
パンは避けていきます。 -
腸の健康が全身の健康に影響する。これはもう、健康思考の人達には言わずもがななのだが、だからと言えどうしたら良いのか?と勉強したい時に読んだら良い本。いろいろ、なるほどなと。腸活、大事だと思うので、ほどほどになるべく気をつけまーす。