読めば読むほど面白い『古事記』75の神社と神様の物語 (王様文庫 D 12-11)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 407
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837967408

作品紹介・あらすじ

とてつもない面白さ!
“あの神社”の神様は本当はこんなに……!?
日本が世界に誇る神話『古事記』は〔神社〕がわかると、さらにさらに楽しい!

 【雰囲気満点】“あの世”に一番近い!?〔揖夜神社〕
 【親子参り】お伊勢お多賀の子でござる♪〔多賀大社〕
 【出雲大社の祖神は?】日本の夜を守る〔日御碕神社〕
 【神が宿る山】本殿がない不思議な〔大神神社〕
 【奈良の鹿は…】白い鹿に乗って現れた神様〔春日大社〕
 【サッカー日本代表】神武天皇の道案内役〔八咫烏神社〕
 【ヤマトタケルの慟哭】「ああ、亡き我が妻よ!」〔吾妻神社〕


一歩踏み込むと、そこは奔放でミステリアスな神話世界!
個性的な神々の「物語」と、その神々が住まう「神社」から『古事記』をわかりやすく読み解く――。
何度読んでも時間を忘れる、魅惑の1冊!

感想・レビュー・書評

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  • 「イザナキノミコト、イザナミノミコト、アマテラスオオミカミ、スサノオノミコト、オオクニヌシノカミ、ヤマトタケルノミコト」といった名前や「天の岩戸」「オロチ退治」「因幡の白兎」「海幸彦と山幸彦」「八咫烏(やたがらす)」の話など、断片的に知ってはいても、正しい知識として理解している人は少ないと思う。
    日本の成り立ちを書き記した「古事記」は、例えるならキリスト教に対する「聖書」のようなもの。残念ながら、日本人が学校で教わる日本史は、歴史書というよりも荒唐無稽な話として記憶されるくらいが関の山(聖書も十分荒唐無稽だが。かく言う私も詳細はほとんど知らないレベルでした。そして、「古事記」は712年に稗田阿礼という博覧強記の官人に暗誦させて記録したのが上中下3巻からなる神話と歴史と伝承内容で、この神話に登場する神々が分散されて全国の神社に祀られています。本書では、「古事記」に登場する神様の物語と75の神社を紹介したものです。カラー写真もあってお得ですが、できれば各神社の場所がわかる地図をつけてほしかった。

    作品紹介・あらすじ:
    とてつもない面白さ!“あの神社”の神様は本当はこんなに……!?日本が世界に誇る神話『古事記』は〔神社〕がわかると、さらにさらに楽しい!
     【雰囲気満点】“あの世”に一番近い!?〔揖夜神社〕
     【親子参り】お伊勢お多賀の子でござる♪〔多賀大社〕
     【出雲大社の祖神は?】日本の夜を守る〔日御碕神社〕
     【神が宿る山】本殿がない不思議な〔大神神社〕
     【奈良の鹿は…】白い鹿に乗って現れた神様〔春日大社〕
     【サッカー日本代表】神武天皇の道案内役〔八咫烏神社〕
     【ヤマトタケルの慟哭】「ああ、亡き我が妻よ!」〔吾妻神社〕
    一歩踏み込むと、そこは奔放でミステリアスな神話世界!個性的な神々の「物語」と、その神々が住まう「神社」から『古事記』をわかりやすく読み解く――。
    何度読んでも時間を忘れる、魅惑の1冊!

  • 古事記の神話とそれに登場する神を祀った神社を紹介していく内容。
    名前を知っている神もいれば、聞いたことすらない神もいたけど、行ったことのある神社にまつわる神話を知ると、教科書でしか知らなかった古事記が少し身近なものに感じた。

    自分の住んでいるところの近くにも有名な神様が関わっている場所があったり、それぞれの神社の成り立ちを知ったりするのは面白い。
    ただ、神様の名前はすんなり頭に入らないものも多いから神社と神様の繋がりを覚えにくいのが難点。

    神社や日本の神話が好きな人にはおすすめです。

    また、古事記の神話は荻原規子さんの小説空色勾玉シリーズの元になっているから、両方を読むと神話と物語と神社やその地域が繋がる。

    本と本が繋がったことで、神社と物語の世界が繋がった。こうやっていくつかの本の世界が重なることで、新しい発見があるのも読書の楽しさの一つだと思う。

  • 古事記が大好きで内容は知っているけど、どの神社とどうゆかりがあるのか気になって読みました。
    思ってたより分かりやすくてよかったです。

  • 行ったことのある神社や知ってる神社がどんな風に出来たのか改めて知る機会になった一冊。何気なく見ていた場所も一気に見方が変わって面白かった。

  • なんとも不思議な話。中々名前が覚えられず、またいつか読んでみよう。
    2022.03

  • 日本の神話について知りたいと思い読み始めてみた。登場する神さまは人間味があってなんか面白い。神社についても詳しく書いてあるが、たくさんの名前が覚えきれず読むの一旦ストップ中。笑

  • 読むと神社に行きたくなるような内容だった。古事記のストーリーに沿って、登場してくる神様が祀られている神社を紹介されているので、神社の由来や関連するエピソードが印象に残りやすかった。
    神社に参る際は、どんな神様が祀られているのか興味を持てるようになったし、祈願する内容は神様のエピソードに関係することが分かったので、神社巡りがより楽しくなると感じた。

  • とても面白く読みやすかった。
    構成も良くサクサク読めた。

  • 古事記、日本書紀に登場する神々を神社を中心にまとめた一冊。

  • 読んでも読んでも覚えらんない神話。それでも、出雲国に暮らすからには、それなりに知らぬわけにもいかない。佐陀神能や石見神楽の演目にある神話はほぼ分かるが、なにせ神の名前は覚えにくい。昨年から静岡市や焼津市とは盛んに交流させていただいており、草薙の剣を通して我が故郷とのつながりを改めて学ぶ。今日まで訪ねていた信濃国とも、国譲り神話で武甕槌を通じてご縁あり。さっき新幹線の車窓から観えた伊吹山はやはり迫力ある。日本武尊が不覚をとるのもうなずける。

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