自分を鍛える! (知的生きかた文庫 わ 1-22)

  • 三笠書房
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837972358

感想・レビュー・書評

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  • 1835年という昔に書かれた自己啓発本である。奥野宣之氏の著作で奨められていた、確か二度ほど。

    現代では、いろいろ焼き直されてしまっているので、その手の本を読んだことがある人にとっては新しい発見はあまりないのかもしれない。

    もちろん大政奉還より前に書かれている本なので、さすがに古さはあるものの、逆に言えば、この本が一冊あれば、勉強法の基本が押さえられると言っていい。

    『自助論』でも感じたのだが、昔の本は、今と比べて散文的なので、そこは好き嫌いが別れるかな。

    [more]
    (目次)
    1章 ものを「考える頭」には限界がない!
    2章 “いい習慣”をつくれば疲れないで生きられる!
    3章 集中力・記憶力が格段にアップする「短期決戦」法!
    4章 緻密な頭をつくるための読書法!
    5章 こうすれば自分の「持ち時間」が最大限に生きてくる!
    6章 人間関係がうまくいく「話し方・交際術」
    7章 これが頭と体の正しい「訓練」法
    8章 あなたも“自分の壁”を破れる!

  • 職場の「読書のすすめ」。
    幸田露伴「努力論」を置く。

  • 良書

  • この本は多読すべき本かと思う。

  • 自分を鍛えるための大切な事がたくさん書かれてます。

  • 原題は「学生のための手引き(Student's manual)」ですが、ストイックなビジネス書として章立て、アレンジされています。
    「心(処世)」「技(勉強)」「体(運動)」を整え、好循環を作り出そうという、フラ
    ンクリンの影響が強く感じられ、初夏にこういう爽やかな一冊と出会えたことに感謝しています。
    ちなみに、書物は立ってを読み込むスタイルが推奨されていますが、これを実践されている尊敬する方がいて、本書に出会うまで「あー・・皆に眠いの丸出しじゃんか・・」とか思っていたのはマジ内緒です。

  • これがスマイルズの自助論よりも前ということに驚かされる。

  • 著者は自分を鍛えるために、勉強、読書、運動の重要性を説き、読者に対して不断の努力とストイックな生活を必要性を訴える。その一方で、自分の身を守るため、知識や成果を人にひけらかしたり、称賛の対象として他人に期待したりすることを戒めている。
    全体を通して、抽象的なメッセージが多いが、その分、その時代にあった解釈が可能になるため、普遍性があるだろう。
    抽象的な記述が多い中で、P140の読書についてはハウツー的な本の読み方を示しており、参考になる。また、同様に人間関係について、「メイソンの11の提言」としてハウツーが記載されており(P202)、研鑽しあえるコミュニティーでの立ち居振る舞いに関するTipsとして有用だろう。

  • ・本書が書かれたのは一昔も二昔も前の時代。現代との価値観の違いも目立つが、洗練された説得力のある説教から著者の牧師としての魅力もひしひしと感じられる。
    ・忍耐強く努力を継続することこそが大事なんだという教訓はずっと座右の銘にしていけたらなと思う。

  • 固い!固いぞ!
    ただ、言っていることは、まことに真なり!
    ちょっと内容が古い感じはするが、
    まあいいか。


    読後当時にブログに掲載したコメント。

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