自分の品格 (知的生きかた文庫) (知的生きかた文庫 わ 1-27)
- 三笠書房 (2010年2月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837978480
感想・レビュー・書評
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どちらにしろ苦労するのであるから、ならば高い目標を持ったほうが得だというわけである
人生で一番大切なことは何か、1つ上げよと問われたら、私は躊躇なく「できない(やらない)理由を探すことなく、志を保ち、自分で自分を尊敬できる人間になれ」といいたい.これが私の考える「自分の品格」である
小さな人間は、より小さな人間を雇い、その小さな人間はそのまた小さな人間を、という具合に悪循環に陥ってしまう。社会や組織が不活発になり、ダイナミックに動かなくなるのはこのためなのだ。
一流の人物になるためには、ある意味で破天荒なほど、お金を使うにも何をするにも大胆でなければならないのである
よく成功するための条件として、「運」「鈍」「根」ということが言われる。運は、運がいいこと。鈍は、軽々しく動かないこと。根は、根気があることである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インタビューをまとめた感じだね。エッセイ。
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極論にはしりがちなきらいとゆうか、そんなこと言ってる人いるかって仮想の論敵を作ってるような。でもアメリカの家庭のこととか、「運、鈍、根」とかってのには激しく同意。
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平等ばかりが行き過ぎるとかえって害が生じてくるというのはまさにその通りだ。つまり平等ばかりがまかり通るとかえって自由がなくなるというのだ。「えこひいきをしない世の中なんてつまらない」というフレーズは特に印象に残った。男性と女性は決定的に違う点も指摘している。現代の政治が錯綜している理由も見えてくる。これを通して、人生どう生きるべきなのかということを改めて考えさせてくれる良書。説教本ではなく、すいすい読める。
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自分の生き方にひとつの指針を与えてくれたように思う。いくつか、疑問に思うことや同意できない記述はあるものの、全体としては共感できる。