アドラー心理学で「子どものやる気」を引き出す本: “本当に響く”ほめ方、叱り方、励まし方 (知的生きかた文庫 ほ 9-3)

著者 :
  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837984092

作品紹介・あらすじ

アドラー心理学に基づいた子育て法の第一人者が教える、
親子がわかり合うための、もっとも具体的で簡単な方法。

どうほめれば、もっとやる気が出るの? 本当に響く叱り方、励まし方とは?

◆寝る前の“三つの儀式”で、自分の「いいところ」を見つけさせる
◆結果ではなく、子どもの努力した“課程”を認める
◆子どもの“ピンチ”を“チャンス”に変える視点
◆「嫌なこと」には点数をつけて、いっしょに解決法を考えてみる
◆「いつも~」「絶対~」などの“決めつけ言葉”は使わない
◆絶大な効果を生む! 間接的に子どもに喜びを伝える法
……etc.

これでもう安心、大丈夫。
世界中で大注目、アドラー博士の「すごい」子育て法!

感想・レビュー・書評

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  • 子供のやる気を引き出そうと思ったら、
    親のコンディションがとっても大切だ。
    そして、なにより、親が自分自身のことを認めていて、信頼していることだ。
    自分の良いところを見つけることができて、悪いところも丸ごと認めている自分、そんな自分が大好きだと思えていることが大前提。
    その状態でいるからこそ、子供を信じ信頼して勇気づけることができるんだ。
    「自分を認める」と本でもたくさんそのようなニュアンスは出てきたけれど、
    これは言葉では簡単に言えることだけど、
    自分自身と向き合って、掘り下げていく過程は本当に大変だと思う。まずしっかりと自分と向き合える時間などの環境が必要だ。(そして自分に対する的確な問いも)
    そんなことも読みながら思った。
    ただそこまで自分と向き合って自分を全てを認めることができると、やはり見えてくるものはちがう。
    同じものの捉え方も視点が変わって、
    まるで違うものを見ているかのような感じになる。
    学ぶこと、知ることは大切だな。
    自分が整っていると思っていても、また少し、二歩三歩、後ろに戻ってしまうこともある。
    でもそれも悪いことじゃない。それらを繰り返しながら、前に進んでいけば良いんだ。
    一問一答のような答えが書いてある本は時に役に立つけど、
    本質を理解できていないと応用でつまづいてしまう。
    学びはたくさんあったけど、
    やはり自分が本質的に理解して「真に理解する」状態で腑に落ちないといけないな。
    まだまだ勉強あるのみだ。
    そして自分自身と向き合っていこう。

  • 大人自身も、自分に自信をもってることが大切。

  • 子どもの自己肯定感を高めるには親の自己肯定感を高めなければならない。子は親の鏡ということですね。

  • 子どもと接するのが苦手だから言葉遣い、伝え方に気をつけようと思った

  • 自分から自信を持ち、好きになることで、子供にも良い影響を及ぼす。子供のことを受け入れ、認めてあげる。

  • 子供のやる気を引き出すためには子供を信じ、自信をつけさせてあげる事。そのためには親自身が自信を持ち、自分を好きだという事を子供に示す。マイナスも見方に寄ってはプラスになる。多角的に捉える。

  • アドラー心理学でも子供の心理や、育て方の考え方が知りたいと思い読んでみた。
    この本では、まず自分自身を好きになるということが書かれている。
    まず自分のことが好きになれないと、自分に自信が持てるわけもなく、自分のことが嫌いになってしまうこともある、そして子供がもしそうなっているのであれば、それは、親が自分自身のことを好きになれていない、ありのままの自分を受け入れることができていないのかもしれない。親が自分のことを好きになれていないのに、子供が自分のことえお好きになれるわけがないのだ。

    この本には、子供も親も、自分のことを受け入れて好きになれる方法が書いてあり、親が子供に勇気づける言葉なども載っていて勉強になり、例え話もたくさん出てきたので、最後までなるほどと思いながら読むことができた。

  • 誰かを教える立場にある人は、絶対に役立つ本。まず自分を好きになってもらうこと、そのためには自分を好きになること。アドラーの心理学を1人でも多くの人が実践すれば、世の中はもっと優しくなると思う。

  • 自分も人の為に何が出来るか分かれば
    自己肯定感も上がる。
    時々間違う事もあるけど、それも含めて
    大切な存在。

    他人に迷惑をかける以外は、すべていいこと。

  • 大変読みやすいが、言っていることはただひたすら
    「子供に自信をもたせるために、結果ではなく努力を誉めよう」
    ということを言葉やケースを変えていっているだけ。

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著者プロフィール

心理セラピスト。1941年、東京生まれ。東京学芸大学卒。都立梅ヶ丘病院精神科心理主任技術員、都立中部精神保健福祉センターなどを経て、子育てボランティア団体「わいわいギルド」代表ほか、IP心理教育研究所所長を務める。元日本アドラー心理学会評議員。アルフレッド・アドラーが提唱した「アドラー心理学」を取り入れた子育て論や子どもへの対処法には定評がある。

「2019年 『アドラー心理学で子どもの「がまんできる心」を引きだす本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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