迷いながら、強くなる (知的生きかた文庫 は 27-1)

著者 :
  • 三笠書房
3.40
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本棚登録 : 296
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837984115

作品紹介・あらすじ

「迷いやミスがあったからこそ、ここまで来ることができた」(羽生善治)

◎迷ったら「待つ」のも有効な手段
◎いつも「半信半疑」でいるぐらいがよい
◎結果を度外視すると見えてくる答えがある
◎“セオリー”から外れても、決断が必要なとき
◎「プレッシャーを感じながら腹を据える」という感覚
◎ツキ・流れ・バイオリズムについて
◎大事にしたい評価と、気にすべきでない評価

稀代の天才が語る――
恐れや不安を乗り越え、勝ち続けるための思考法

感想・レビュー・書評

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  • 以下、抜粋。

    「恐れ」
    •恐れの中には「恐縮です」「畏れ多いです」といった表現があるように、相手を気遣う、思いやるという側面があるのではないか。
    •ただ単に恐いという相手もいるが、恐れには深みもコクもある。

    「こだわり」
    •自分の中に柔軟性はあるか?軸はあるか?
    •こだわりは自分自身に対する合格点の基準になる。こだわりと頑固は紙一重。盲点や死角になることもあるので、外側を見るようにする。

    「自信」
    •いつも自信がある人は、その人が不安を覚えることのない簡単なことしかやっていない。
    •半信半疑くらいで手堅く前に進んでゆくことを繰り返し、一つのテーマを克服した時に深い理解と確信が生まれる。

  • 著者は常に頭を冷静にニュートラルに保ちたいのかなぁと感じた。

  • 将棋は分からなくても、生き方のヒントがいっぱいつまった本です
    一流と言われる方の考え方はシンプルで分かり易いけど実践は難しい

  • 2022.3

  • ある分野に極めた人が、努力・迷い・成功と失敗などのテーマに対する考え方を語る本です。
    将棋に限らず、プロの人たちの考え方には共通な部分があります。仕事に対する考え方として大変勉強になりました。

  • 読み易く、また味がある。ラジオでこの本の紹介を羽生さんがしているので、そちらも聴くことをおすすめする。

  • 将来プロ将士を目指している人が読んだらもしかしたら☆5かも。
    将棋やっていない私はこの評価です。

  • ためになるたいうか、身にしみるような事が書いてあった。
    読んで良かったと思える一冊。

  • 抽象的なことだけ書いてあり、即座に実践できることなどがかいてあるわけではない
    ただ、読む人ごとになにか感じる一文はありそう
    なんとなく深みを感じる羽生さんの一言一言

    絶対おすすめ というかんじではないが1時間~2時間くらいで読めるので
    気がむいた時に読んでみてもいいかも

  • 羽生さんの人生訓的な。ミスも迷いも前に進んでいくために必要なステップ。自分の頭で考えて強くなれ。

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著者プロフィール

1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の七大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。2017年に、八大タイトル戦のうち永世称号の制度を設けている7タイトル戦すべてで資格を得る、史上初の「永世七冠」を達成した。タイトル獲得は通算99期、棋戦優勝45 回(ともに2022 年6月時点)。主な表彰として、2007 年特別将棋栄誉賞(通算1000 勝達成)、2018 年国民栄誉賞、同年紫綬褒章。さらに2022年、史上初の通算1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞。将棋大賞は最優秀棋士賞など多数受賞。

「2022年 『改訂版 羽生善治のこども将棋入門 中盤の戦い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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