人を動かす聞く力&質問力: 傾聴する、問いかける、解決する (知的生きかた文庫 ま 18-3)

著者 :
  • 三笠書房
3.28
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本棚登録 : 252
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837984610

作品紹介・あらすじ

評価が高い人、人望が厚い人、成果を出している人……
仕事ができる人は、例外なく「聞く力」を磨き、「質問力」を駆使している!

◎相手の話を絶対「否定しない、遮らない、盗まない」
◎「つまり?」「たとえば?」「他には?」……効果的なシンプル質問法
◎会話の「スピード」「リズム」「パターン」を相手に合わせる
◎トップセールスマンはお客と何を話しているのか?
◎相手の「お気に入りの話題ネタ」を探り出せ
◎「あいづちの五段活用」で会話をどんどん盛り上げる
◎「でも」「しかし」を安易に使わない
◎プレゼン、スピーチ……大勢の前で話すときも必要な「聞く力」

本音を引き出す、正しい情報を得る、気づきを促す、会話を盛り上げる……
人気コンサルタントが伝授する究極の会話術・コミュニケーション術

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすくて、分かりやすい。

    聞き方の本は多く読んでいるけれど、新しい発見もあった。

  • いろんな目線から書いてありました

  • 聞き方と質問力について、それぞれ勉強になりました。例えば聞き方であるなら、別名、話させ方とも言える位、相手にどれだけ気持ちよく話をしてもらうかがポイントになります。目安としては7から8割ほど。
    まだ、メモを取る事は、相手にとって、合いの手を入れることでもあり、コミニケーションがスムーズになりやすいです。

    質問力等については、ペーシングを会話で使っていく事が大事だと教わりました。言葉の使い方を相手に合わせる、もしくは同調することで自然な感じで盛り上がる。等

  • 非常に分かりやすく良かった♪
    聞くという事、態度を含めて、いかに大切な事を学べた

    最後の行
    『実行あるのみ』
    そうだねと頷いた!

  • 2021/09/21
    質問をする方とされる方で立場も異なってくるが、質問をすると言うことに関しても、根本にきているのは「相手のことを最大限に尊重して」「相手の状況などを考えて」行くことなんだと思った。
    質問力だけに限らず、会話の話題を広げたりするときなどにも使えそうなスキルや考え方も紹介されている。
    これを読んで全てをその通りにこなしていこうとは思ってないけど、質問の仕方や、質問への切り替えした方を自分なりに少し工夫するだけで人間関係も色々と好転させれたら良いなと思った。

  • これは実戦に使えそう!という内容がいくつもありました。シャトーリスニング。自分の事を一言話してから相手のプライベートを聞く。五感に訴えかける質問をする。。
    必要なところを時々読み返して、困った時の処方箋にします。


  • 聞く力&質問力を磨けば、仕事の精度が上がるのではないかと期待し購入。
    センスで済まさず、丁寧に解説されていて分かりやすい内容だった。
    意外性のある内容ではなかったが、自分の姿勢を客観視して改めるよいきっかけになった。

  • <本のタイトル>
    人を動かす聞く力&質問力: 傾聴する、問いかける、解決する

    <本の紹介>
    仕事では主体的に物事を進めていかねばなりませんが、自分の頭の中や経験にないことにチャレンジする際、
    自分単独ではどうにもできないので、有識者や先輩等から関連する情報を引き出す場面が多くなります。
    一方でだからといってとりあえず質問するんだ、というだけではどうにも思った情報が得られずうまく事が運びません。。
    そんな際により効果的にヒアリングをできればよりいいな、そう思い軽く読んでみようと思った本になります。

    <感想・気づき>
    ・人間関係の黄金律は「相手の立場に立つこと」であり、これはあらゆる職種に共通する

    ・的確な質問をすることは以下のようなメリットがある
     ー相手の本音を引き出すことができる
     ー相手から正確な情報を得ることができる
     ー相手の話を掘り下げることができる

    ・使う言葉の表現や、話すスピード相手に合わせて同調すると気配り上手(ページングと言う)
     ただし何か確認の目的で相手に聞く時は、あえて相手と違う表現をして、思い込みや勘違いを防止する

    ・気配りができる聞き方は「相手のことを気遣う言葉を口にできたかどうか」である。

    ・相手の心を開くためにはまず自分のことを話す。心理学の世界では「返報性」という。

    ・もし相手の話がつまらないと感じたら、それは相手だけでなく自分の聞き方や盛り上げ方にも責任があると自覚すること。
     聞き側としては、相手の五感に訴えかけるような表現をするとよく、これを「ピクチャートーク」という。
     例えば「味・色・音・香り・手触り」などを掘り下げていくと相手が生き生きと話してくれるようになることが多い。

    ・クローズド質問とオープン質問を使い分ける。
     新人だったり、その内容について基礎知識が少ない場合はクローズド質問(Yes or Noで回答可能な質問)、
     相手がベースとなる知識を持っている場合にはオープン質問と分けるべきで、なんでもかんでも片方の質問ではNG。

    ・相手に記憶に残るようにするためには、一方的に情報を開示するのではなく、
     まず相手に深く考えて何かしらの回答を出してもらった後で、正解の答えなり情報提供なりをすると効果的。
     その際にどうして相手がその回答になったかを3回程度なぜなぜで問いかける。
     あと1回目のなぜなぜ、2回目のなぜなぜ、それぞれの回答をもらったタイミングで自分なりのコメントを添えること。
     そうしないと相手からは単に尋問されているように捉えられて圧迫感を与えてしまう可能性がある為。

    ・何か指摘なりフィードバックをする際はその場ですること。後日になって言っても効果がないどころか逆効果。
     また実施時は、最初に良い点を褒めた上で、ここを改善すればさらにもっとよくなるよ!という流れで説明すること。

  • 参考になった。意外と思うことも多かった。
    まず、自分のことを一言口にしてから、相手のプライベートを聞く。返報性
    相手が優柔不断タイプであった場合、アポ取りの主導権はあなたが握る。みなし承諾法

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著者プロフィール

東京大学名誉教授・学習院大学理学部研究員・理学博士

「2018年 『空間とベクトル 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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