愛情旅行

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838707805

感想・レビュー・書評

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  • 旅館はどれも一流です
    食事の話はおもしろいなぁ
    酒飲んでみだれてます
    陽子さんのエッセイはスゴい

  • 夫・荒木経惟、妻・荒木陽子、いつも一緒に旅行をしたそうです。そして、どこにでもカメラを持って撮影する経惟氏。「相思相愛」のひとつの形が、夫の写真、妻のエッセイ・日記?で表現されています。夫婦の数だけ、愛の形があるんですよね(^-^) 私の場合は、恋心~愛情~信頼、そして今は安心に移っています(爆)妻の気持ちは暗中模索ですが~(^-^)

  • こんなに忘れられないあとがきを初めて読みました。

  • 陽子さんは老舗の古いホテルが好き。荒木氏は温泉が好き。
    二人の好みをうまく組み合わせて素敵な旅行をいっぱいされている。本当に楽しそうで、本当に幸せそう。

    1984年7月  神戸ポートピアホテル
    1984年9月  軽井沢万平ホテル(山道でオシッコ事件)
    1985年3月  伊勢志摩観光ホテル
    1985年8月  熱海「蓬莱」(湯上りは地獄の坂道)
    1985年11月  京都貴船「ふじや」・京都ホテル
    1986年2月  湯河原「加満田」
    1986年5月  上高地白骨温泉「新宅旅館」・帝国ホテル
    1986年8月  箱根冨士屋ホテル・熱海「蓬莱」
    1986年11月  日光金谷ホテル・川治温泉
    1987年4月  奈良ホテル
    1987年8月  箱根冨士屋ホテル
    1988年5月  松崎プリンスホテル
    1988年9月  箱根千石原プリンスホテル

      

  • こういう旅をしたいなぁ、と。ほんと、読んでて思うのはそれに尽きる。とても幸せな旅日記。旅日記を付けるということ自体にも、やっぱり意味があるなぁ、とも思わされる。この旅をなぞって行ってみて面白そうだなぁ、と思ったり。(11/4/23)

  • 食べ物の話が多い多い。
    旅行に行くなら、やっぱり食べることと飲むこと(少なくともそのどちらか)が好きなひととでなくちゃダメだと思う。
    けど、本当に延々食べることと飲むことと、時々SEX×温泉の話が挟まる、という感じ。
    (じゃっかん馬鹿馬鹿しい。)

    *

    結局読みきってしまった。
    読みきってよかった。

    後半は、特に写真が多くなってる。
    この本の写真は白黒の小さいものばかりだし(見開きでも文庫本サイズだから)
    迫力というものはないのだけれど。
    こんなに、同じ人でも顔って違うのね、と思ったりする。
    すごい美人に見えたり、温かいおばさんというふうだったり。

    陽子さんの書いた旧版のあとがきが良かった。
    3週間ほどの中耳炎の手術入院から帰ってきて、の感想なのだけれど。

    「入院前の私だったら、私なんかしょっちゅう一人の食事をしているんだし、男が一人で食事をするのは哀れ、なんていう世間の思い込みはオロカだわよ、などと息まいていただろう。
    でも今はそんな風に単純に片付ける気分にはなれない。
    小さい時から日常のディテイルと共に暮らしてきた私と、全くそうでない夫とでは、一人で暮らす場合の精神状況は相当違ったものになると思うからだ。」

    「季節は春に向かって確実に歩んでいるし、夫と共著の本は出るしで、世界は沈丁花の香りで満たされているようだ。」

    飾り気ない。

  • 090512(a-s 090606)400

  • 大人の贅沢旅行。

  • 奥さんの旅行日記にアラーキーの写真。陽子さん幸せそう。

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著者プロフィール

写真家。1940年5月25日、東京都台東区三ノ輪生まれ。1964年『さっちん』で第1回太陽賞を受賞。1971年『センチメンタルな旅』(私家版)を出版。「天才アラーキー」「写狂人」「写狂老人」などを名乗り『愛しのチロ』(平凡社)、『センチメンタルな旅・冬の旅』(新潮社)、『人妻エロス』(双葉社)、『往生写集』(平凡社)、『顔』(KADOKAWA)など、現在までに500冊近い著書を刊行。

「2015年 『楽園は、モノクローム。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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