The Story of L'OSIER 最高のレストラン「ロオジエ」最上のおもてなしの秘密

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  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838727384

作品紹介・あらすじ

1973年の開店以来、日本のみならず世界中にその名を馳せるフランス料理店「ロオジエ」。シェフが変わっても、2年半休業しても、ファンはその開店を待ちわびる。最高の料理を、最上のサービスとインテリアで提供し続けるこの店は、「おもてなし」の本質をささえる骨太なポリシーとチーム力でたゆまぬ努力を続けている。本書は、そのロオジエの秘密を初めてつまびらかにした一冊。日本最高峰のフランス料理店であり続ける理由、それをまずカトラリー、ワインセラー、テーブルクロス、インテリアなど料理の脇を固めるものへの最大級のこだわりから紹介。さらに、受け継がれる最上のおもてなしの本質を、ロオジエに関わる人々のインタビューから明らかにしていく。最高級のフランス料理店にあって、あえて「料理は4割」、つまり最高で当たり前とういう前提で作られるひと皿ひと皿は、眺めるだけでも心が浮き立つ。シェフの名前で成り立つレストランが多い中、サービス、厨房、インテリア・・・どれがかけても成立しない、ロオジエの総合力は、一般の企業の戦略としても学ぶところ大である。あたかもロオジエに足を運んだが如く、その本質に触れる喜びを体験できる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 舞台となっているレストランのロオジエも、本のスタイルもとっても素敵でした。超一流の別世界だけど、一度触れてみたい憧れの世界が一つ増えました。

    庶民な私には遠い世界ですが、これが普通と言える世界ってどういう世界なんだろう…こういうこだわり方を少しでも身につけたいと思う。なんとなく素敵だなぁと思うことを、具体的にしていく力を身につけるには、こういう世界を知るっと本当に大切。

  • ファン必読。(^0^)

  • 料理4:サービス6。ミシュラン3つ星、コンビニ弁当の100倍の値段の価値は「わかる人にはわかる」の行きついた形。

  • 料理や人ではなく、ハコの建物室内、道具の食器カトラリーなど固定資産少額資産に多くのページを割いた稀少な本

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著者プロフィール

ライター・エディター。日本美術を主な領域とし、幅広い知見をもとに雑誌、新聞、書籍にて執筆・編集。公益財団法人永青文庫副館長。ゲーム作家、文筆家の山本貴光さんとの2人暮らし。著書に『橋本麻里の美術でたどる日本の歴史』(汐文社)など。

「2021年 『こんな一冊に出会いたい 本の道しるべ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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