- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838728299
作品紹介・あらすじ
心の免疫力アップが、がん寿命を左右する!日本ではまだ珍しい精神腫瘍科(がん患者専門の精神科)の医師である、聖路加国際病院の保坂隆先生に、コピーライターであり、2014年にステージ4の乳がんを告知された、今渕恵子さんが、自らの体験をもとに心のケアの必要性とそのメソッドをインタビュー。
がん患者の7割の心をラクにする2つの基本、「がんは高血圧や糖尿病と同じ慢性疾患のひとつにすぎない」
「日本人の2人に1人はがんになる時代。でもがんで死ぬのは10人に3人」をはじめ、「肉体的な痛みは99.9%コントロールできる」「がんは第2の人生の始まり」など、目から鱗の事実をQ&A方式でわかりやすく解説していく。がん患者の心がV字回復し、免疫力が上がるメソッドのすべてを初めて公開!
感想・レビュー・書評
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全編、対談形式なので、読むのにちょっと疲れた。
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■書名
書名:がんでも長生き 心のメソッド
著者:今渕 恵子、保坂 隆
■概要
心のダメージ克服でがん寿命が延びる!がん患者の心がV字回復するメソッドのすべてを初めて公開!
(amazon.co.jpより引用)
■感想
うーん、間違ったことは言ってないし、前向きな事のオンパレードではあるのですが
これは読む時期によるでしょうね。
がん患者、家族とも自分のガンを受け入れられてない状態で読む本ではないですね。
ある程度自分のガンを受け入れてからでないと、前向きの押し売りがうっとおしいものとなり、
拒否反応を示しそうな気がします。
いい意味で、前向き万歳、自分勝手万歳ながん患者向けの本です。
■気になった点
・がんを慢性疾患ととらえる
・がんは必ず死ぬわけではない。
・慢性疾患は現在の状態をキープする事が大事
・運動には抗鬱剤と同じ効果があります。
・希死念慮を抱いたらすぐに精神科を頼ってほしい。
ガン患者専用の精神科(精神腫瘍科)もある。
・その人なりにがんと向き合えばいい。
・断っていい、頼っていい、愚痴っていい
・連帯感ほど患者を元気づけるものは無い。
・がんになって良かったこと、悪かったことをリスト化して書き出してみると
いい面も見えてくる。
・名声のある医師がベストではない。信頼関係が気づける意思がベスト。
(口だけうまい民間療法も勿論ダメ。)
・心配するなら徹底して心配してみる。
現実は、最悪の自体よりはベターである。
何しろ最悪は最悪なんだから。
・自分が死ぬ時に、ありがとうと心から言える相手がいるような生き方がやっぱり
一番いいよね。 -
がんに対峙する心の持ち方のコツみたいなものが、散りばめられている。女性患者と医師(精神腫瘍科)の対話という形式も、新鮮でなかなか良かった。自分ががんになった時のために、この本を取っておこうと思う。