今日は死ぬのにもってこいの日

  • めるくまーる
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本棚登録 : 754
レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839700850

作品紹介・あらすじ

プエブロ族の古老たちが語る単純だが意味深い生き方を、彼らの肖像画とともに収録した全米ロングセラー。その詩は、無数の名詩選や教科書に転載され、追悼式や結婚式でも朗読されてきた。

感想・レビュー・書評

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  • 過去に読了。
    独特の価値観。

  • 一見暗いタイトルにも見えるけれど、ここでの「死」は、長い人生に休みが訪れ身体が自然と一体化する、安らかで肯定的な終わり。

    こういうおおらかさ、土くささは私たちが得ようと頑張って手に入れられるものじゃないんだろうな。
    私にとって大自然は自分のフィールドとして感じられず、森とかに行くと「特別な場所にお邪魔させてもらっている」ような気分になるけれど、彼らにとって大自然は当たり前のように自分の立っている場所なんだと思う。

    こういう感覚を自分の中にも持ちたいなーと憧れながらネイティブアメリカンの世界を覗かせてもらった。

  • ネイティブアメリカンにとって本当に大切なことを、シンプルな言葉で綴った詩。

    オオカミの遠吠えが聞こえるつもりで、火を囲んで酋長の言葉を聞いてるつもりで、毎夜ベッドで読んだ。

  • タイトルに惹かれて買った本。詩的な感じ。あまりよくわからなかったが、なんとなく感じるものもなくはない気もする。またいつか読めば、もうちょっと書かれていることの意味が分かるようになるのだろうか。

  • じわじわくる感じ

    特にまえがきからぐさりときた

    何か人生のヒントがないかと日々探っているわたしたち

    キョロキョロ探し回ってばかりで見えてこない

    人間以外の生き物はそんなこと考えない。当たり前のように生きて、当たり前のように死ぬ。

    だけども探さずにはいられない、一体インディアンの死生観とはどんなものか


    「人生について わたしは、おまえに何を語ってやれるだろう?」

    「なんにも。わたしの答えはわたしだけのもの。おまえには、通用しないだろう。」

    やられた、おっしゃるとおり

  • ネイティブアメリカンの詩集

    自然とともにある、自然の中に神を見いだすスピリットは日本の八百万の神と通じるものがあるような気がした。
    こんな風に、自然に(nature的な意味でもnatural的な意味でも)生きて行けたらな。コンクリートジャングルで荒んだ心に染み込む一冊。
    きっと何度も読み返す。

  • 美しい詩集。自然との共生。自然とともに生きること、自然とともに死を迎えること。死生観。
    原題は”Many Winters”。
    訳者あとがきには
    「冬」という言葉は万物凋落の季節、一年のしんがり、「死」を暗示するがこの本では違っている、と指摘。「冬」は「再生」、「甦り」を意味し、万物は、一度死ぬことによって、生を取りもどす。この思想の背景に、歴史を直線的ではなく、「円環的」に見るタオス・プエブロ族の癖が隠されているとも。
    仏の世界にも通じる死生観でもあるし、神道・八百万の神にも通じる自然崇拝でもあるような。でもこの本では堅苦しい表現は一切なく、暖かみのある詩が散りばめられている。

  • ”表紙だけは見たことがあったけれど、手に取ることのなかった一冊。
    大切な本読み仲間からのプレゼント。年末年始に心して読もう。

    <読書メモ>

    <きっかけ>
     Tanakaさんからの本まなプレゼント。

  • 母が亡くなった
    今日の通夜の夜に
    持って行って
    しみじみと
    読み直した

    哀しみは人を哲学者にする!

  • ・この手は、わたしの自我の限界だ
    ・老年とは、雨が降らなくても 緑の丘がいかに豊かに見えたかを憶えていること それ以外の何ものでもないのだと
    ・自分が真に誰だかを知りなさい、と精霊が言った そこでわたしは、わたしは人間です、と言った
    ・年老いた女よ すべて良いものの中にはあなたがいる

    今更なほど名著ですが今更読んだ やむにやまれぬ詩ですよ、詩

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著者プロフィール

1936年生まれ。ニューメキシコ州のタオス・プエブロ・インディアンと30年以上の交流を持つ。詩・小説・ノンフィクション・写真など幅広い分野で活躍し、国営芸術基金からの文学奨励金のほか、多数の賞を授与されている。1977年には、彼女の詩集のひとつがピュリッツアー賞音楽部門にノミネートされた。代表作に『今日という日は贈りもの』(講談社)、『コヨーテを愛した少女』(パロル舎)など。

「1995年 『今日は死ぬのにもってこいの日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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