ゼロの使い魔 (MF文庫 J や 1-2)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2004年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840111058
作品紹介・あらすじ
「あんた誰?」-才人が目を覚ますと、可愛い女の子が才人を覗きこんでいた。見回すとあたりは見知らぬ場所で、魔法使いみたいな格好をしたやつらが、才人と女の子を取り囲んでいた。その女の子・ルイズが才人を使い魔として別の世界へ「召喚」したらしい。訳がわからず面くらう才人に、ルイズは契約だと言って、いきなりキスしてきた。俺のファーストキス!と怒る間もなく、手の甲にヘンな文字が浮かび、才人は使い魔にされてしまう。仕方なく、ルイズとともに暮らしながら、元の世界に戻る方法を探すことにした才人だが…。才人の使い魔生活コメディ。
感想・レビュー・書評
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文章がつたなく場面転換が突飛に感じるが、
表現は平易で読みやすく、
引っかかるところがない。
中高生のあまり本を読まない世代が
主なターゲットだとするならば
これがラノベのスタンダードなのかも。
個人的に好みではないけれど
複雑なだけが本ではないとは思うので
子供の頃に出会っていれば印象もだいぶ違うかもしれない。 -
魔法の世界に強制召喚された平賀才人は、魔法使いのルイズによって「使い魔」の契約をされてしまった。
彼をとりまく環境は一変し、下僕のような日々。
そんな彼を気にする者、ねたむ者。
そして決闘。
しゃべる武器、手の甲の謎。
すべての序章が詰まったこの本を読まないと、先には進めない! -
くぎゅうううう
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オーディブルで読了。釘宮理恵が朗読しており、その点も加味しての感想になる。
結論としては、ラノベの1巻として100点満点の出来なのではないだろうか。
平易な文章で引っ掛かりなしに読めてストーリー構成も上手くそつがない。
気になったのはストーリー的にヒロインが少し影が薄いことだろうか。キャラ自体もそこまでフックがあるわけでもなく、釘宮理恵が朗読していなかったら魅力があまり無いなと思うのではないだろうか。 -
3/10. 可愛かった。
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[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
完結記念に一巻から改めて読み始めた。
異世界召喚ファンタジーと言えば、自分の中ではまず思い出されるのがこの作品だ。
以前にも同じことを感想に書いていたと思うけど、やはり面白い。それにしても、後々の展開を知っているだけに一巻の時点でサイトとルイズの関係にやきもきする。
特にギーシュのゴレームに立ち向かうサイトとフーケのゴレームに立ち向かうルイズが二人の相性の良さを感じさせてくれた。また、文化の違いによるすれ違いが異世界召喚の醍醐味と言えるがそのあたりもバッチリだ。 -
異世界転生だったのは知らなかったので今のなろう系の現状を考えると意外に思える
ツンデレはデレまでがイラっとくるのが難点 -
突然、魔法使いやらサラマンダーやらドラゴンやら出てくる世界に召喚された人間の男の子と一緒に世界観を理解する一冊。とりあえず女の子は貴族だけど魔法がとてつもなく下手で(なんでも爆発する)使い魔とされた人間の男の子は伝説のなんからしい…?
ツンデレちゃんがムズ痒くて可愛いです! -
ラノベらしい軽さと読み応えがちょうどいいバランスだった。漫画を読むように進められる。
現実世界の少年がファンタジーの世界に召喚された、落ちこぼれの魔法使い:ルイズ、ルイズに召喚された異世界人:平賀才人、お色気担当ルイズのライバル:キュルケ、無口なキュルケの親友:タバサ、気障な少年:ギーシュ、助平な校長:オスマン、美人秘書:ロングビル、ハゲの老教師:コルベール、神出鬼没な怪盗:フーケ、親切なメイド:シエスタ
僕が中学生ぐらいの時に『ゼロの使い魔』シリーズをよく読んでいました。
当時は漫画やアニメばかり見ていたのでファンタジー系の世...
僕が中学生ぐらいの時に『ゼロの使い魔』シリーズをよく読んでいました。
当時は漫画やアニメばかり見ていたのでファンタジー系の世界に憧れていたので凄く好きな作品でしたね。
2、3年前から少し本の趣味が変わってからは進んで読もうとは思わなくなりましたけど・・・
完結してからまとめて読もうかと思ったのですが、作者が亡くなり絶筆になってしまって残念です。
たくさんのファンに待ち望まれていながら
復帰することが叶わず本当に残念です。
本作をはじめとして、ヤマグチノボルさんの
夢の詰...
たくさんのファンに待ち望まれていながら
復帰することが叶わず本当に残念です。
本作をはじめとして、ヤマグチノボルさんの
夢の詰まった著書、著作に胸を躍らせたファンは
その思い出をいつまでも忘れないでしょうね。
ご冥福をお祈りします。