ブタのふところ

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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840117067

感想・レビュー・書評

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  • 活字離れと言われているの現代の若者に、
    わかりやすく『悟りの世界』を解説している。
    と、最初手にした時に感じた。

    ただ、ここ最近読むと、
    なんとなく著者のフィルターを通しての、
    『強い概念』が感じられて、
    すこしくどいかなと思うようになったのは、
    同じ年代に入ったせいからかもしれない。

    落ち込んで、
    字面を追う力さえなくなっている、
    そんな心に痛みを負った人には、
    ほのぼのとしたブタキャラの四コマは、
    前を向く力をもらえるかもしれない。

    ※ 小泉吉宏(こいずみよしひろ)
    1953年静岡県浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業後、
    広告代理店に入社。87年退社、以後フリーに。
    著書に「ブッタとシッタカブッタ」など。

    ○ 市立図書館所蔵

  • 心配、記憶、根本を忘れる…など前作の「ブタのいどころ」に引き続き、カテゴリーごとの4コママンガになっています。

    同じこと、似たことを繰り返し繰り返し説かれていますが、解りそうで…まだ届かず。
    結局、頭に詰め込むだけ、読むだけでは何の気づきにもつながらなくて、正しく見えるよう、正しい行動できるよう、努めていくしかないんだろうな…
     
    4コママンガなので、他の仏教関連の書籍の頭安めになって楽しんで読んでいます。

    いつか気づく日が来るといいなと思いながら読了。

  • カテゴリごとに数編の漫画とイラストで構成されてる哲学エッセイ。

    言葉についてや質問について幸福とは何か、教育とは何か。バランスの取り方など、生き方のヒントが多め。私は疲れてる。

  • (2013-09-15L)

  • 「あたりまえのことを
     あたりまえと思うにも覚悟がいる」

    人生のものの見方や心のクセを
    ていねいに笑いながら見ていくと
    こんがらがった悩みの糸がほぐれていく。


    2013年6月19日 火曜日 高校司書日記
      司書ですが、図書室内だけのことをしているのではなく
      しなくてもいいようなこともしています。
      例えば、その1 花壇・・・。
      図書室の入っている塔の横に小さな花壇があります。  
      頂きました。
      勝手に植物を植えて楽しんでいます。
      コリウスを植えて、少し大きくなってきたら切って
      挿し芽して増やして喜んでいます。
      そして、今日はアジサイを挿し芽?挿し木?しました。
      (お隣さんから頂いたアジサイ)
      うまく付いてくれると嬉しいのですが。
      図書室入口にも絶えず花を飾っています。
      生け花です。一応。
      家から持ってきた(正確にはお隣さんの家から頂いた)
      アジサイも綺麗に活けられています。
      トルコキキョウとひまわりとあと名前のわからない木と
      赤い綺麗な実のついた木とハープ(足元用に)
      などなど豪華に活けられていると思います。
      今朝は事務室の方から「メダカ図書室にいりませんか」と
      聞かれました。
      図書室にメダカ・・・。
      生徒喜ぶかなぁ。
      常連さんに聞いてみましょう。
      喜んで世話してくれるかも・・・。  

  • ブッタとシッタカブッタシリーズ。雑誌連載のものをまとめたもの。
    『ブタのみどころ』のようにひとつのテーマを掘り下げたのではなく、『ブタのいどころ』のようにたくさんのテーマを少しずつ掲載した感じ。
    相も変わらずものすごくわかりやすくて楽しい。

  • ■2012.10 図書館

    順番はバラバラだったけれど
    シリーズ全て読み終えた

    本作は他のと比べて
    少し遠回しというか分かりづらいような気がした



    ●メモ
    記憶
    ・記憶は現実ではない
    野心
    ・幸福と満足は別物
    ・幸福を人生の目的にすると野心が生まれる

    ・力の使い方を知らないブタに力を与えるのは危ない
    問いと答え
    ・この世界はボクと同い年
    同一視
    ・意味を与えて「わたしはこんな人」…と自分というものを作り上げていく⇒自我(エゴ)
    ・生きることは手間がかかるのはあたりまえ
    バランス
    ・極端に生きることはわかりやすいがいつまでも心の平安は訪れない
    ・極端よりいい加減を知る
    両極性
    ・経験は起きているだけで全て等しい
    救い
    ・苦しみから救うのは自分自身
    ・あたりまえのことをあたりまえと思うにも覚悟がいる
    ・ゾウは子どもを蹴ってしつける@中村幸昭
    あとがき
    ・大切なことは自分が体験している現在をていねいに見ること



    1:ブッタとシッタカブッタ1 こたえはボクにある
    2:ブッタとシッタカブッタ2 そのまんまでいいよ
    3:ブッタとシッタカブッタ3 なぁんでもないよ
    4:愛のシッタカブッタ あけると気持ちがラクになる本
    5:ブタのいどころ
    6:ブタのふところ●
    7:ブとタのあいだ
    8:ブタのみどころ“○どころ"シリーズ完結編

  • 「ブッタとシッタカブッタ」シリーズ姉妹編。
    本編よりやや難しいところもあるが、
    独特のゆるさ・深さは変わらず。

  • 相変わらずかわいい。

    この本のように感じられたらいいな。

  • このシリーズ大好き~ブタもかわいい。分かりやすく日常の小さな気付き。こんなことあるなーとかそうだったのかーって納得できて、こっちって導いてくれる方法がこの方は上手です。

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著者プロフィール

小泉吉宏(こいずみ・よしひろ)
1953年静岡県浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業。漫画家、絵本作家。著書に第45回文藝春秋漫画賞を受賞し、累計250万部のベスト&ロングセラーとなった『ブッタとシッタカブッタ』(KADOKAWA)シリーズや、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した『大掴源氏物語 まろ、ん?』(幻冬舎)のほか、絵本『コブタの気持ちもわかってよ』(幻冬舎)、『戦争で死んだ兵士のこと』(KADOKAWA)など多数ある。また、卒業式や結婚式で読み継がれている詩『一秒の言葉』の作者でもある。

「2021年 『生きるん。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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