ブタのふところ

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  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840117067

感想・レビュー・書評

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  • 活字離れと言われているの現代の若者に、
    わかりやすく『悟りの世界』を解説している。
    と、最初手にした時に感じた。

    ただ、ここ最近読むと、
    なんとなく著者のフィルターを通しての、
    『強い概念』が感じられて、
    すこしくどいかなと思うようになったのは、
    同じ年代に入ったせいからかもしれない。

    落ち込んで、
    字面を追う力さえなくなっている、
    そんな心に痛みを負った人には、
    ほのぼのとしたブタキャラの四コマは、
    前を向く力をもらえるかもしれない。

    ※ 小泉吉宏(こいずみよしひろ)
    1953年静岡県浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業後、
    広告代理店に入社。87年退社、以後フリーに。
    著書に「ブッタとシッタカブッタ」など。

    ○ 市立図書館所蔵

  • カテゴリごとに数編の漫画とイラストで構成されてる哲学エッセイ。

    言葉についてや質問について幸福とは何か、教育とは何か。バランスの取り方など、生き方のヒントが多め。私は疲れてる。

  • ■2012.10 図書館

    順番はバラバラだったけれど
    シリーズ全て読み終えた

    本作は他のと比べて
    少し遠回しというか分かりづらいような気がした



    ●メモ
    記憶
    ・記憶は現実ではない
    野心
    ・幸福と満足は別物
    ・幸福を人生の目的にすると野心が生まれる

    ・力の使い方を知らないブタに力を与えるのは危ない
    問いと答え
    ・この世界はボクと同い年
    同一視
    ・意味を与えて「わたしはこんな人」…と自分というものを作り上げていく⇒自我(エゴ)
    ・生きることは手間がかかるのはあたりまえ
    バランス
    ・極端に生きることはわかりやすいがいつまでも心の平安は訪れない
    ・極端よりいい加減を知る
    両極性
    ・経験は起きているだけで全て等しい
    救い
    ・苦しみから救うのは自分自身
    ・あたりまえのことをあたりまえと思うにも覚悟がいる
    ・ゾウは子どもを蹴ってしつける@中村幸昭
    あとがき
    ・大切なことは自分が体験している現在をていねいに見ること



    1:ブッタとシッタカブッタ1 こたえはボクにある
    2:ブッタとシッタカブッタ2 そのまんまでいいよ
    3:ブッタとシッタカブッタ3 なぁんでもないよ
    4:愛のシッタカブッタ あけると気持ちがラクになる本
    5:ブタのいどころ
    6:ブタのふところ●
    7:ブとタのあいだ
    8:ブタのみどころ“○どころ"シリーズ完結編

  • 「ブッタとシッタカブッタ」シリーズ姉妹編。
    本編よりやや難しいところもあるが、
    独特のゆるさ・深さは変わらず。

  • このシリーズ大好き~ブタもかわいい。分かりやすく日常の小さな気付き。こんなことあるなーとかそうだったのかーって納得できて、こっちって導いてくれる方法がこの方は上手です。

  • 『ブッタとシッタカブッタ』シリーズのまとめ本といえる。

    それだけに目新しいことは何も無い。

    だけど、初めてこのシリーズを読む人や、悩んでる人が
    はっとするようなことが書いてあることに
    変わりはない。

  • あたりまえのことを、あたりまえと思うにも覚悟がいる。―まだまだ悩めるブタ、シッタカブッタは、ものの見方や心のクセをていねいに笑いながら見ていくことにしました。「欲望」「心配」「根本を忘れる」など、25の項目についてながめていきます。「心」を語るベストセラーマンガ『ブッタとシッタカブッタ』の姉妹編第2作

    かわいい絵で哲学的なことを語る作品。
    さらっと読むのにむいてます

  • ほのぼのとした絵なんだけど,鋭いよね。
    あっ!
    って思うこともたくさんあったし。
    併せて
    「ブとタのあいだ」
    も購入しました。こちらの方が文字が多いですが,読みやすく
    どちらもあっという間に読み終えました。

  • ふと立ち止まった時、読みたい本。

  • ほんわかほんわか

著者プロフィール

小泉吉宏(こいずみ・よしひろ)
1953年静岡県浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業。漫画家、絵本作家。著書に第45回文藝春秋漫画賞を受賞し、累計250万部のベスト&ロングセラーとなった『ブッタとシッタカブッタ』(KADOKAWA)シリーズや、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した『大掴源氏物語 まろ、ん?』(幻冬舎)のほか、絵本『コブタの気持ちもわかってよ』(幻冬舎)、『戦争で死んだ兵士のこと』(KADOKAWA)など多数ある。また、卒業式や結婚式で読み継がれている詩『一秒の言葉』の作者でもある。

「2021年 『生きるん。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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