草食系男子の恋愛学

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840123761

感想・レビュー・書評

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  • 全ての男性に読んで欲しい本。
    草食系もそんなに悪くないと思う。

  • 2010.11.4
    Point
    1。女性の話しを良く聞いて、まずは「理解」と「思いやり」の言葉をかける
    2。

  • 人生の先輩の慈愛に満ちた一冊。恋愛に自信を失っている若い男子には,とても良い本ではないだろうか。若いころの自分に読ませてあげたいw 三十路ともなると,それほど無垢ではいられないのだが。。。恋愛について,真剣に考えるor向き合うこともなかったので,初心に帰らされました。特に,第2章「女性の「身」になって考えること」,には学ぶべきことが多い。そもそも草食系男子とは何かというのは,ひとつの問題だとは思う。

  • 今の時代「草食系男子」が多いようなので、草食系男子はどんな
    恋愛をするのか気になり、読みました。
    この本は、草食系男子がさまざまなハードルを乗り越え「きちんと愛し、愛される人間」になるための新しいコミュニケーション学の本です。

  • 浅野いにおのイラストが気になった。





    PS2の三国志のゲームが好きな友達がいて、

    それにあまり興味がないぼくは、

    そのゲームで唯一気になってることがあった。



    馬に乗って戦場へ行き、敵と戦闘をするのだけど、

    弓矢や爆弾なんかで敵は飛んでいくのに、

    馬は何事もないってことだ。



    さらに馬から降りて、戦闘をしている間、

    馬はそのへんで草をのんびり食べているのだ。



    だから、友達に、



    「このゲームで一番強いのって、馬じゃねぇ?」



    と、言ってみると、「あ、そうだな!」と納得して、笑ったのだった。



    草食は平和でいいなぁとぼくはのんびり思った。



    はたしてぼくは草食なのか、肉食なのか。



    見た目は肉食だと思われ。

    内面は草食だと思われ。



    これって、どうだ。



    変じゃね?



    たとえば、名探偵コナンは、見た目が子供で、

    頭がきれるから、「なかなかやるな」ってことになるんじゃね?



    逆ならどうだ。



    見た目はいかつく、頭は悪い。



    そういう感じか、このぼくは。



    と思い、軽く凹んでみたものの、

    ま、しかたねーなで終わらせといた。



    だれだって、思うようになるわけじゃないさ。

    思うようにならなくても、どうだ、まだ生きてるさ。



    すごくね?



    戦場で何事もなく草を食ってる馬のイメージ。



    そういうものを、ぼくは気にして生きていきますよ。



    これからも。

  • そもそも「草食系男子」って何?と思い手始めに読んだのがこの本。面白かった~。男子は肉食系をめざせというプレッシャーがあるが、そうでない方法でなくてもいいのでは?と具体的に著者の経験もまじえて書かれています。強き男子をめざせない男子の皆さんはめざさなくていいのだ、というメッセージがあります。いろいろ考えることが出来そうなテーマです。しばらく、草食系男子ブームが私的に続きそうです。

  • なんか良いよ、この本!

  • 草食系男子の恋愛学と語っておきながら、特別には草食系というカテゴリーには属していなく、普通の恋愛マニュアルのように思えた。

  • ●読書録未記入
    「草食系」に限らず、男子への恋愛アドバイス。「女性の感じ方とは?」を精神・肉体両面から説明。

  • 発売当時に買いました。
    まだそんなに『草食系男子』が広まってなかった頃かも。

    なんか『草食系』よりも『恋愛学』に重点を置いてるようで、『草食系男子』の実態がわかる本ではありませんでした。
    なんというか、奥手の人のためのコミュニケーション学といった方が正しい感じ。

    期待してたものとは違うかったけど、楽しく読めたので☆3つ。

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著者プロフィール

1958年高知県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。大阪府立大学にて、博士(人間科学)。東京大学、国際日本文化研究センター、大阪府立大学現代システム科学域を経て、早稲田大学人間科学部教授。哲学、倫理学、生命学を中心に、学術書からエッセイまで幅広い執筆活動を行なう。著書に、『生命学に何ができるか――脳死・フェミニズム・優生思想』(勁草書房)、『増補決定版 脳死の人』『完全版 宗教なき時代を生きるために』(法藏館)、『無痛文明論』(トランスビュー)、『決定版 感じない男』『自分と向き合う「知」の方法』(ちくま文庫)、『生命観を問いなおす――エコロジーから脳死まで』(ちくま新書)、『草食系男子の恋愛学』(MF文庫ダ・ヴィンチ)、『33個めの石――傷ついた現代のための哲学』(角川文庫)、『生者と死者をつなぐ――鎮魂と再生のための哲学』(春秋社)、『まんが 哲学入門――生きるって何だろう?』(講談社現代新書)、『生まれてこないほうが良かったのか?』(筑摩選書)ほか多数。

「2022年 『人生相談を哲学する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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