日本人の知らない日本語

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840126731

作品紹介・あらすじ

日本語学校の先生と外国人学生がくりひろげる笑える日本語バトル。

感想・レビュー・書評

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  • 面白く、さーっと読めた。
    接客業の方達の、失礼のないようにとの思いは充分伝わるけれど変な日本語、気になってしまいます。
    外国人からしたら難解でしょうね。やはり接客マナーとして正しい日本語を使う様に、指導する事は必要かもしれません。
    日本人の私の《日本語テスト》❌の数に、私も勉強しなきゃと…。
    この本に登場する外国人の皆さんの日本語力に驚かされ、時には笑え、楽しい本でした。

  • この本はコミックエッセイとして読み易くオモシロイそして勉強にもなります‪(^_^)

    最初のページでは「れんげ」や「とんすい」という単語から助数詞が出てきます。
    例)船の数え方で小さな船は艘(ソウ)大きな船は隻(セキ)、競艇ボートは艇(テイ)etc

    色々な単語が出てきます。
    例)花札から⋯「シカト」や任侠言葉から⋯「ハジキ」という単語が出てきます。(※任侠マダム出て来ます)

    ほかにも
    例)「お」と「を」ナゼ2つあるのかの「変字体」について
    の理由(解説もあり)もわかります。

    四コマもあります‪( ^_^)
    ほかにも色々出てきますので為になりました(^^)

    ※今巻を「ブックサンタ」にひも付けしました。
    シリーズ化で今巻を足して計4冊出てます。
    ※4巻はフランスやドイツetcの海外編です。

  • 日本人としてもおしえてっていわれたときにゔっってなるところが沢山あって反省…
    柔軟な発想というかフリーダムな発想というか異文化っていいなとおもいました

  • 小6になる娘がお腹が捩れる程笑いながら読んでいた。
    こういうのも楽しめるようになったのねと感慨深い。

  • 堅苦しくありません!
    オモロイです!!
    もうこれは学習マンガといっていい!
    知識も身につく、そして笑える!
    最強マンガ、登場!

  • 図書館にあり面白かったので借りてみました。

    語学について真剣に向かい合っている姿はみていてほほえましいです。

    ただ、図書館の蔵書の状態が悪かったところが残念でした。

  • 非日本語圏の方に日本語を教えている教師の日常を漫画にしています。
    たとえば、中国語の漢字と日本の漢字は同じ意味であるかと思いきや「鮪」は日本ではマグロですが、中国ではチョウザメを意味したり、「鮭」は日本語ではサケですが、中国ではフグなのですって。文化の違いも描かれたり、とにかく新しい発見がたくさんありました。日本語を正しく教えることは至難の業ということがとてもよくわかりました。日本語スピーカーでよかったと思える一冊です。

  • 外国人に日本語を教えている日本人教師とその学生とのやり取りを元に、日本語の面白さに迫った一冊。

    日本語を母国語にしている人でも、質問されても答えられない疑問が多く取り上げられています。
    例えば「『冷める』と『冷える』の違いはなんですか?」
    「『さしつかえなければ』と『おそれいりますが』の違いはなんですか?」
    「なぜ『お』と『を』と2種類の『オ』があるのか?」など。
    そのような日本人も答えられないような外国人学生の質問にも、なぎこ先生は時に即答しながら、時に宿題にして勉強しながら丁寧に答えていきます。

    外国人学生となぎこ先生のやり取りはユニークで面白いです。

    任侠映画で日本語を覚えた上品なフランス人マダムや時代劇大好きなスウェーデン女性など。
    学生一人ひとりのキャラクターが確立されていて面白い。

    正しい敬語の使い方からなぜカタカナが存在するのかといった、実用的な面からアカデミックな面まで様々な角度から日本語に迫っている「日本語の面白さ」に触れられる、そんな一冊です。

  • 外人さん向けの日本語学校の先生の内情を知った。
    苦労もお有りでしょうが、生徒さんの真剣差が逆に笑いを誘う。実に愉快です。
    処々に日本語のテストもあり分からない言葉があったりして、日本語の難しさを改めて知りました。

  • 日本語っておもしろーい!と単純に楽しんで読めます。
    ふむふむと勉強になるところもそこここに。

    バイト敬語のオカシさは一時かなり話題になったので納得。
    シカトもピカイチもボンクラも任侠用語とは!
    「お」と「を」って、同じ音なんだ!?
    なんとなく変えて発音してる気がする。

  • 発売当初、書店でチラッと立ち読みしたら、笑いが堪え切れなくて、断念してた。ちゃんとウチで大笑いしながら読めた。いやあ、日本語って難しいですね〜!

  • 自分の子供に薦められ購入。大したことあるまい、と思っていたが 良い方に外れた。いつも使っている日本語なのに実に知らない事が多いことに改めて驚いた。
    良書であり現在三巻目まで出ている。
    この流れで「中国嫁日記」を読むことになった切っ掛けである。

  • 面白かった
    ほんと日本人の知らない日本語だらけw

  •  母語だから当たり前に使えている(使いこなしてはいないが)日本語の奥深さを再認識させてくれるコミックエッセイ。
     豊かで素敵なそしてチョッピリ?難しい日本語、なんでも「カワイイ」「ムカつく」「超○○」「ウザい」で済ませるボキャ貧(な、懐かしい…)は勿体ないぞ。

  • 「(日本に来る)外国人の方のことを知るのに良い」とアドバイスをいただき手に取ってみましたが、確かに面白い!一気に読んでしまいました。
    留学生の方々のエピソードも興味深いですが、かな・カナのルーツや「”お”と”を”の発音の違いの変遷」など知らなかったこともいっぱい出てきて、タイトル通り「日本人の知らない日本語」を知ることもできて面白かったです。

  • 日本語って難しいなあと思いました。
    日本人より日本語を勉強している外国人の
    ほうが日本語を正しく使えているかもなあ笑
    あたしも頑張って正しい日本語を
    使えるようにこれからは、真面目に
    国語の授業を受けることにします(´Ο∇Ο)

    先生と生徒とのやりとりがすごく面白いです。
    笑いこらえるのに必死だった・・・。

  • シリーズを通して。普段知ることのない日本語の先生という仕事をおもしろおかしく紹介している。いろんな国から集まった生徒たちの珍回答におもわず笑顔になる♪

  • 図書館で借りた本。
    前に児童館で見かけてゆっくり読みたいと思っていたので。
    ・目上の人に「頑張れ」はNG。「お疲れが出ませんように」が正解(p39)
    ・丁寧な接頭辞「お」は和語に、「ご」は漢語につくのが原則(p106)
    など、日本語ネイティブでも新たな発見がある本。
    日本語、その成立の歴史、海外との文化の違いやそこから生まれる笑い、など面白くてためになる本だった。吹き出しながら読んだ。
    「新しい国語表記のハンドブック」は欲しいな。
    「敬語の指針」はひとまずブックマークしておいた。あとで読もうっと。

  • マンガとしても面白く、日本語の勉強にもなる。
    しゃもじの「もじ」の由来など知らないことも多く、興味深く読めました。

  • 図書館てマンガ置いてないんだけど、この本はあった。
    外国との文化の違いや日本語についてがよくわかる。

    日本語学校の先生は大変だー。
    でも日本語を知らない人から指摘されて初めて気付くものもある。
    日本人だからといっても正しい日本語は知らないものですね。
    小中学校で教えて欲しいわ。

    美しい日本語を使いたいと思いました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「初めて気付くものもある。」
      お恥かしい限りですが、気付くコトが一杯ありました。純粋に疑問符を背負ってくれる外人さんのお陰と感謝しています。...
      「初めて気付くものもある。」
      お恥かしい限りですが、気付くコトが一杯ありました。純粋に疑問符を背負ってくれる外人さんのお陰と感謝しています。。。
      2013/07/08
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著者プロフィール

ゲーム会社にてコピーライター兼デザイナーとして勤務後、独立。フリーライター兼イラストレーターの時代を経て、絵と文を同時に書けばいいのではと遅まきながら気付き、漫画家の道へ。著作に『決してマネしないでください。』、『天地創造デザイン部』(原作)など。

「2021年 『傀儡戦記(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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