小説・秒速5センチメートル (文庫ダ・ヴィンチ)

著者 :
  • メディアファクトリー
3.88
  • (68)
  • (66)
  • (53)
  • (15)
  • (3)
本棚登録 : 737
感想 : 68
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840148573

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 映画のラストに不服だったので

    小説を読んで良かったです。


    過去を消化して幸せに近付いていってほしい。

  • 映画も見ましたが切ないですね。
    以外にこんな経験は大なり小なりあるのかも・・・
    まあ ここまで引っ張るのは稀だろうけど

  • 叶わない恋、すれちがう二人。ジブリ作品のように否定的な言葉のない小説。

    悪者がいるわけではなく、ただ、道は違っていたこと。一気読みできる本。

  • 最近小説をよく読む。この作品もよかった。めっちゃ切ない作品でした!
    中学の友達がこの映画のことを薦めてきたことがあって、それの小説ということで、図書館で借りて読んでみました。
    とにかく、主人公の貴樹くんと女の子とのすれ違いがすごい。
    みんなめっちゃええひとで、それでもみんなの気持ちが錯綜して、すれ違って、思いは叶わなくて。歯がゆくなる。
    ひとがひとの記憶に残るっていうことは、めちゃくちゃ尊いことやねんなあと思う。

  • 映画をみて、所々お話が繋がらないところがあって気になってて。
    ずっと本が見つからず、やっと見つけた本。
    叶わない希望、叶わない恋。
    それでも、ここまで人を好きになれるってすごいなって率直に想った。
    是非読んで欲しい本。

  • 映画版と比較すると、映画では詳しく描写されなかったそれぞれの人物の心情が描かれている。特に第三話「秒速5センチメートル」は映画ではほとんど心理描写がなかったが、本小説では主人公・貴樹の心情が詳しく描かれていて、映画よりも分かりやすくなっている。個人的にはこちらの小説版の方が分かりやすく、物語に没入できた。

  • 友人に映画を進められ、世界観にどはまりしてしまい、小説版も購入。
    私としては映画より小説版の方が好きで、描写が細かく、映画で見たシーンを想像しやすく、こんな事を思っていたんだと改めて確認したのと、より切なさ倍増でした!
    さらに、自分の年齢と変わらない彼らに感情移入しやすかったです!
    最後は切なさを噛みしめるような気持ちになりました。
    なんか自分を重ねると切なさ倍増で泣いてしまいそうになりました。

  • 期待していたのと違っていた…

    もっと感動すると思っていたけれど、何か違和感があった…

    作品をみて、素敵と思ってた分、過剰に反応してるのかも。

    作品と本で相互補てんしてるみたいなので、もう一度映画みてみます!!それから、改めて感想書きます!!!

  • ずっと読まなきゃと思いつつ文庫化を待ってた本。
    表紙美しい。

    この手のお話にはもう入り込めなくなってしまった。
    綺麗すぎた、とでも言えばいいのかな。
    傍から眺めてるだけになってしまった。
    感情移入できる人がいなかった。

    もう私は子どもじゃないんだなと思ってしまった一冊。
    高校生の時に読んでおきたかったなあ。

  • 映画「秒速5センチメートル」の
    新海監督自ら執筆したノベライズ

    新海さんが書いたのか〜どんなもんだろ、
    と興味があって読んでみたのだけど
    思えば映画自体が文章朗読の多い作品だったので
    全然違和感や突っかかりがなかった

    綺麗な文章

    遠野くんは何がそんなにうまくいかないのか…
    優しさがあり、愛情も思いやりもあり、
    努力や忍耐だってしっかり備わっているというのに
    恋人とはいつもうまくいかない

    本人によって語られない部分に何かしら原因があるのだろうけど
    うーーーん

    そんなに虚無的ならば、
    何故明里と結ばれなかったのかとか、
    思ってみてもどうしようもなくて
    結ばれたってうまくいくとは限らなくて
    なんだろう…
    自分自身でうまいこと咀嚼できていないので
    コレだ!という考えを出せないのだけど

    よくわかる部分と
    どうしても腑に落ちない部分と

    どうしようもない距離、喪失
    嫌いなわけじゃないのに
    むしろ好きなのに
    いつだって連絡しようと思えば出来るのに
    相手の反応が怖くて、
    相手から「自分」が喪失するのを見るのが怖くて
    それならば始まらない方がいいのかなと
    たぶん尻込みしている間に花びらは地面についてしまう……

    難しいな

    何度も読み直して理解したい作品だなぁと思う

全68件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1973年生まれ、長野県出身。
2002年、ほとんど個人で制作した短編作品『ほしのこえ』でデビュー。
2016年『君の名は。』、2019年『天気の子』、2022年『すずめの戸締まり』公開、監督として国内外で高い評価と支持を受けている。

「2023年 『すずめの戸締まり(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新海誠の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×