- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840210355
感想・レビュー・書評
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さくっと読み終わり。かなりの友情モノなストーリーではあるけれど、グッドエンドではないところが素敵(笑)この話自体の完結は、曖昧な終わり方だけど、ハッキリしなさが良いんだよね。それに、シリーズを考えるとまたいつ、誰が出てきても良いような上手い結末だとは思う。冒頭の薀蓄から始まるところが、まるでミステリ小説のよう。この話もそうだけれど、徐々にシリーズの中核となる設定が散りばめてあるという造りは、森博嗣のシリーズものっぽい地続き感があって止められなくなるんだよね。
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ちょっと長いというかんじでした。
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ブギーポップ一番の名作じゃないかな?
読んだときは面白くて3回は読み返したなぁ… -
ユージンがすきすぎる。
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数あるブギーポップシリーズの中で一番好きな作品。
「俺の眼に、お前が映っているかな?」
「だったら、そいつは未来の光景だ。また俺とおまえは出くわすことになるんだぜ、きっと」 -
前作と比べるとだいぶ好きな話。あらゆる視点から見るのがいいよね。個人個人の特殊能力っていう設定もいい。
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シリーズではこれが好きです。
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シリーズの中で、一番好きな作品。6人がそれぞれ抱えた問題、傷・・。気づけば少しずつ支えあってた、そんな話の気がしました。
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ブギー好きでした。今でも新刊は買ってる。
パンドラと夜明けと歪曲王がとくに好きかな。エンブリオもいいな。 -
ライトノベルというか電撃文庫的にいうところの「ゲーム小説」の筆頭作家に挙げられるに違いない上遠野浩平のブギーシリーズ初期の名作。同時間・区間を異なる視点と展開で描いて物語を終結させる構成が斬新だった<A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840208042/yumemine-22" target="_blank">『ブギーポップは笑わない』</A>から数えて三作目です。僕はシリーズのなかではこれが一番面白いと思う。登場人物たちのさまざまな思惑や気だるさ、そのなかでの決断・行動などが泣かせるのだった。ちなみに八作目の<A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/484021736X/yumemine-22" target="_blank">『ハートレス・レッド』</A>もなかなか良かったりする。