- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840218344
感想・レビュー・書評
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367.3
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結婚に関するさまざまなめんどくさい。が描かれてます。よくこんなことまで描けるな〜と思ってたら離婚していた・・・。
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2006年6月26日(月)、読了。
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エッセイは正直に。ってなわけで、恐ろしく正直な嫁姑問題を中心にした結婚生活書。冒頭から酷くとげとげしい感じだったので、先にあとがき読んだら、やっぱり離婚していた。それでいてこの本を通しで読むと、後半の子供をもう一人産んだ辺りから、この人が人として成長していったのだという過程が描かれていて、「まあ、結婚も悪くないじゃん」と思えてくるので、面白かった。いい年して妊娠したら結婚しようという動機は、やっぱり浅はかだったと、同じ女としては思うがな。
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私これ、別れただんなさんとのお話だと思っていたのですが(だんなさんの話が皆無なわけではないけれど)、実際はヨメシュートメにまつわるお話だったのねー。失礼ながら、まついさんって物凄く自分の思い通りに、割とあまり物を考えず突進して楽しく暮らしているというイメージが私の中にはあったのですが、でも実際は180度違うね。ほんの小さな事でも、自分の中に上手く納まりきらない事があったら、それについてとことん考えなければ気が済まない。少しでも自分が“生きやすく”する為に、他人に対して演技をする事も憚らないけれど、それでも凄く真っ正直に相手にぶつかっていく事も厭わない。正直、物凄く疲れそうな生き方だ。いつも楽しそうだなー、なんて思っていたのに、そう思っていた自分の方がよっぽど精神的に気楽な生活を送っていた事に気づかされました。私は一旦「めんどくさい」と思ってしまった事に関しては全てスルーする事にしているので、まついさんのやり方に共感はできないけれど、でも共感できるフレーズは本当にたくさんあった。我が身を削って生きてる気がするよまついさん。でもひょっとして人生ってそういうものなの?