リバーズ・エンド 5 (電撃文庫 は 2-15)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.44
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本棚登録 : 485
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840224048

作品紹介・あらすじ

唯は目覚めた。その姿に拓己は希望を見い出し、彼女にかつての思い出を語りはじめる。短くて儚かったけれど、ぬくもりに満ちた日々のことを。そんな拓己の姿に、七海は複雑な思いを抱く…。一方、コクーンによって送り出される世界では、戦いが激しさを増していた。拓己はしかし、かつて家族と友人を奪っていった『戦い』に身を投じることができない。それを見た伊地知たちは、新たな状況を作り出そうとするのだった。希望と絶望が交錯する中、拓己は最後の選択を迫られる!橋本紡&高野音彦が贈る大好評シリーズ、ついに感動の完結。

感想・レビュー・書評

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  • 2巻からの内容は出来事自体というより、その積み重ねにより経過していく時間の方が重要ではないのだろうか。

  •  いわゆる「セカイ系」は着地が難しいなあ。そんな感想が心に浮かぶ。

     大ラス前の、あの最終決戦が描かれたのはなぜか?。やや駆け足ながら紡がれてきた絆がほどけていく。
     とはいえ、死別でもあるから、巣立ちというドラマとしては?な幕引きではある。
     また、単に物語の流れからだけで呆気なく死を迎えるのか?。

     正直描写の意味が見出せないまま最後まで来てしまった印象は強い。
     大ラスが夢オチに近い在り方で終幕してしまった所為かもしれないが(それまでの描写は一体なんだったんだと)。

  • みんなの願いは同時には叶わないってことかな。拓己たちは生き残れる、ハッピーエンドだ!ということではなくて…姿形はどうであれ、向こうにだって生きたいという意志や思いがあったはず。それを踏みにじっているのだから。私たちだって同じ。他の生き物の犠牲の上に生きている。それでも生きているのだから、周りの人達を大切にしながら、今に感謝命を紡ぎ続けて、生きていくしかないよなあ。お話自体は複雑ではなかったけれど、伝えたいメッセージはとても深いように思えた。

  • 物語の最終巻を読むといつも思うけど…
    これからの主人公達が
    少しでも幸せになってくれたらいい。

  • 5巻です。

  • 戦いの結末があっさりしすぎてやしません!?
    古い携帯って事はあんなに長いメール表示できないのでは?

  • リバーズ・エンドの本編最終巻です。正直話が大きくなり過ぎて途中からよくわからなくなってしまいましたが最終巻で橋本先生らしく簡潔に、そして感動的にまとめてくれました。ラストの唯の言葉には誰であろうと涙するはずです。橋本先生の10代の少年少女の心理描写はライトノベル作家の中でも屈指の出来だと思います。そして最後について少々、やはり橋本先生らしく切ないラストでしたがその先を主人公達が進んでいく、とにかく感動的でした。10代の方は絶対読むべきだと思います。そうでない方にも激しくお勧めします。

  • 2008年3月17日読了。

  • 20080126
    2日間

  • 心理描写が非常に上手に描かれている作品ですv
    SF的なお話ですが、嫌いな方でもあまり気にせずによめるかも。

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