正しい怪異の祓い方: 結びの七つ穴の紐 (電撃文庫 す 6-1)
- メディアワークス (2003年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840224970
作品紹介・あらすじ
夏休み、小学生も受験となれば塾がある。でも僕は一念発起して、旅に出た。なぜなら!僕の最愛の義姉・倫子が行方不明なのだ。倫子は家を出る前、何かにとっても怯えていた。倫子を守り、そして連れ帰るのは僕しかいないはず!と、思ってみたものの、どこを捜せばいいのやら。そんなときに出会ったのが、甲坂絹糸というやつだった。こいつ、顔はいいけど性格最悪で。「おまえの義姉は呪われてる」とか言うし。でもこれが、その奇妙な冒険の始まりだったんだ…。驚異の新人が描く、ミステリアスファンタジーが登場。
感想・レビュー・書評
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うーむ、いまいちわけわからん。。。
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2011年2月16日読了
最初はオムニバスみたいに、それぞれの状況がバラバラに描かれ、収束していくカタチの物語。
特に第1話のキャラの移り変わりは、ちょっと急すぎて戸惑った。「え?ここで変わんの!?」って(笑)
綾の物語の最中にも、倫子に何があったか語られるけど、それは綾が知っている内容じゃないのでちょっと違和感。綾が知っている範囲での方が良かったんじゃないのかなーと思った。
というか、綾の語り口調でなくても良かったかな…とか(-_-;) 実は後半、霊障に関して綾がめちゃくちゃ否定的で、それなのに彼の心境を語られるものだからイライラし始めちゃって…(-"-) 綾目線なら多少なりとも理解が欲しいところだなと思った。完璧に「ありえない」と前面に出ているので、絹糸や其人や鼎…霊障に関わる人たちに対して失礼だろう。だからこそ、逆に絹糸たち目線だったら、綾がどれだけ否定的でも気にはならなかっただろうなァと思う。なにせ主人公なのに、綾はいつも寝てるか気絶してるかだしね…(笑)
散々な言いようですが、絹糸と其人のコンビは良かった。
この2人を最初から主人公にすればよかっry。よくよく考えたら表紙、この2人じゃん!!つか、この2人の関係性がめっちゃ萌えるので、ホント、最初からこの2人の物語の方が個人的にすごく楽しめたと思うのです(待てw)
其人は霊的不感症っぽいなのかな…?絹糸が「結構いるもんだな」って言ってるし、霊に敏感な絹糸が一緒にいてメリットがあるとしたらそういう面だと思うんだけど。でも、見えるには見えるんだよね、其人は。慣れか?慣れなのか!?
もし、絹糸と其人が主役だったら、オカルトミステリーとして十分に物語は続いたような気がする。
まぁ、主人公にしちゃ愛想なさすぎだけどね、絹糸www -
キャラクターが面白いと思います。
場面がギュンギュン変わるので、ちょっと混乱した記憶があります。 -
犬好きだ、ほしい。
呪いとかは勘弁してほしいけど。 -
いかにもライトノベル好きが書いたライトノベルっぽい。
新人によくある、欲張りすぎで不完全燃焼のパターン。
キャラクターが多すぎで、人物描写が上手くいってない。
ありきたりなライトノベルが読みたい人には薦めても良いかな。 -
ジャンルはミステリーでいいのかな?
内容に対して、若干人物が多かった気がする。いらないんじゃないかな?と思うような人物がいたのが残念。
作者の頭では上手くまとまっているんだろうけど、ちょっと言葉足らずな気がした。
最後はハッピーエンドだし、400円くらいなら丁度よかったかも。
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すごく楽しかったという印象のあるお話でした。
話の流れもスムーズで読みやすく、何よりも主人公とその周りにいるキャラクター達が魅力的でした。
ラストの意外性にも驚かされ、そして楽しまされました。 -
ブックオフで購入。
思っていたよりテンポよく読めました。序盤の調子だともっと重苦しいかとおもっていたんだけど。
主人公が小学生なのでちょっと目線がしただったのと、一切見えないというのがまどろっこしかったです。それでも結局のハピエンがうまかったです。 -
2006/12/15
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四国が舞台になっているややホラーなかん時の話。呪いだの何だのが出てきますが、そんなに重い物ではないので、さくっと読める感じではあります。